こんにちは、ゆうたです。

近年、日本人サッカー選手の世界中への海外挑戦が増えてきました。

Jリーグで活躍してオファーを受けて移籍する選手、高校や大学を卒業してそのまま海外挑戦する選手、日本のアマチュアリーグでプレー後海外挑戦を検討する選手etc….

Jリーグでプレー経験のある選手は基本的に代理人や仲介人と契約をしていて、その代理人や仲介人が移籍の準備のサポートをしてくれますが、そうではない選手は基本的にすべて選手個人が準備しなくてはなりません。実際に今までぼくも自分で準備・確認してきました。

今回は、サッカーで海外に挑戦したい選手たちが海外挑戦をする前に準備・確認しておくことをぼくの経験から解説していきます。

CV【英語での履歴書】

CVとは、ラテン語のCurriculum Vitaeの略語で履歴書を意味し、サッカーで海外に挑戦したいサッカー選手は経歴や主な成績(チーム、個人ともに)を英語で作成する必要があります。

これは外国籍選手を探しているクラブ側があなたがどのような選手か知るための1つの情報源になります。

このCVはクラブ側からだけでなく、代理人や仲介人と知り合う際もまず初めにCVとPV(次の章で解説します)を要求され、その情報をもとに練習参加やテストに行けるかどうか判断されます。

国やカテゴリー、クラブによっては、CVの経歴のみでで判断され練習参加すらできないこともあります。日本の就職活動でも学歴で判断されることありますよね。笑

*またTransfer Market(トランスファーマーケット)という移籍専門サイトの情報を要供されることもあります。日本のリーグだとJFL以上でプレー経験のある選手はTransfer Market上に情報が記載されているはずです。アジアのトップリーグでも記載されていない国もあります。自分の情報が記載されていない選手は必ず自分でCVを作成しましょう。

ぼく自身、Transfer Markt(トランスファーマルクト)に自分の情報が載っていなかったため、トライアウトに行けなかった経験があります。

ぼくのTransfer Markt(トランスファーマルクト)はこちら

PV【プレー映像集】

CVの解説の時にでてきたPVとはPlay Videoの略語で選手個人のプレー映像集のことを意味します。PVは、CV(履歴書)と共にクラブ側があなたがどのような選手であるか知るための情報源の1つになります。

PVを作成するうえで最も大切なことは、「ぼくはこういう選手です!!」と誰が見てもわかるようにあなたの良さを存分にアピールする映像集を作成することです。サッカーの海外挑戦をするにあたって、「相手に自分をどう見せるか」というのも重要なポイントになってくるので、「自分のスーパープレー集」を作成するくらいの気持ちでやってみましょう。

場合によっては現地でトライアウトを受けずともCVとこのPVのみで契約を勝ち取ることができることもあります。それくらいPVは海外挑戦するうえで重要だということを理解しておきましょう。

以下、ぼくの2019年シーズンのPVになります。参考までに。

 

*Yuta Suzuki highlight 2019(YouTubeより)

リリースレター【解雇証明書】

リリースレターとは簡単に言うと解雇証明書です。「前所属クラブとの契約が終わっていますよ。」という証明書になります。クラブとの契約が終わると分かった時点でクラブにリリースレターを作成してもらうように伝えましょう。これは日本のアマチュアチームに所属しいていた場合も同様です。そして必ず英語で作成してもらうようにしましょう。

もしあなたが前所属クラブからリリースレターを受け取らず海外挑戦をし、現地でトライアウトを受け、結果を残しクラブから「あなたと契約したい」と言われたとします。そこでクラブ側から要求されるのがリリースレターとTPOレター(次の章で解説します)です。

クラブ側としては、前所属クラブと契約が切れていない可能性のある選手は後々前所属クラブとトラブルになる可能性があるので契約したくありません。なのでこの場合、あなたは契約したいと言われたにもかかわらず、前所属クラブからリリースレターを受け取っていないことによりすぐに契約することができず、契約の話がなくなってしまうこともあります。

厳しいトライアウトから勝ち取った契約を無駄にしないためにも前所属クラブからリリースレターを必ず受け取っておきましょう。

*必ずPDF等のデータでも受け取るようにしてください。

TPOレター【第三者の保有権に関する証明書】

リリースレターの解説の時にでてきたTPOレターについて解説しますが、 ぼく自身初めてTPOレターと聞いたときは、「え、あの時と場合と場所考えろや!!的なやつ?」って思ってました。笑

もちろんそうではなくて、TPOとは Third Party Ownershipの略語で第三者の保有権という意味になります。このTPOレターとは、クラブが『この選手の保有権に関与していません。」という証明書になります。

このTPOレターも前所属クラブを離れる前に必ずクラブ側に申請(これも必ず英語で作成してもらいましょう)し、受け取るようにしましょう。リリースレターと共にTPOレターを受け取っていないと新しいクラブへの移籍がスムーズに行えず、契約できない可能性が高いです。

TPOや保有権についてもっと詳しく知りたい方は、以下のサッカーダイジェストのWEB版に記載されているので読んでみてください。

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=7490

*サッカーダイジェストWEBより

*必ずPDF等のデータでも受け取るようにしてください。

Transfer Window【移籍期間】


※Malaysua Football League Official Facebook Pageより(2020年シーズン前期の移籍期間アナウンスの投稿)

日本のJリーグでもそうですが、どこの国にも各国で決められた移籍可能な期間であるTransfer Windowというものが存在します。どれだけ海外挑戦したいという強い気持ちがあり優れた選手だとしても、その国の移籍期間中でないと移籍することはできません。

このTransfer Windowは以下のFIFA TMSのHPで世界各国の移籍期間を確認することができます。

https://resources.fifa.com/image/upload/transfer-window-calendar.pdf?cloudid=jdhfjn1zhxbwezpl5fzc

*FIFA TMSのHPのTransfer Windowより(2019年12月18日更新)

例えば日本のJリーグ(J1、J2、J3)の場合で説明してみましょう。

FIFA TMSのHP内を見てみるとJリーグの2020年シーズンの前期の移籍期間は現時点(変更になる可能性もある)で

【2020年1月4日~2020年3月27日】

となっています。この期間内に移籍できない選手はリーグに登録することができないので、後期の移籍期間が開くまで待つか他の国の移籍期間中のクラブと契約を目指すかとなります。

「この国でサッカー選手として生活したい」といくら考えていても移籍期間中もしくは移籍期間が始まる少し前(移籍期間が始まる前から練習参加やトライアウトを開催しているクラブもある)でないと、挑戦することすらできません。挑戦したい国の移籍期間は必ず事前に確認しておきましょう。

まとめ:サッカーで海外に挑戦する前に必ず準備・確認しておく5つのこと

  • CV【英語での履歴書】
  • PV【プレー映像集】
  • リリースレター【解雇証明書】
  • TPOレター【第三者の保有権に関する証明書】
  • Tramsfer Window【移籍期間】

サッカーで海外に挑戦することに興味があっても、何から始めた良いかわからない選手がほとんどだと思います。以前のぼくもそうでした。幸いにもぼくは周りに海外挑戦経験のある仲間たちがいたので彼らから教わることができました。

また海外に渡航する際はパスポートが必要になるので必ずとっておきましょう。2019年のランキングでは、日本のパスポートは世界で1番VISAなしで渡航(190ヵ国)できますが、国によってはVISAを取得する必要があるので、こちらに関しても事前に調べておくべきだと言えます。

これを読んだサッカーで海外に挑戦したい選手たちの力に少しでもなれたら嬉しいです。

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