こんにちは、ゆうたです。
2023年現在、多くの韓国出身の選手が日本のJリーグで活躍しています。
その逆に日本人選手も韓国リーグでプレーしています。
今回は、その韓国2部リーグの2023年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※K리그(K LEAGUE) Official Facebook Pageより(開幕戦の対戦カードと年間スケジュール)
2023年シーズンの韓国2部リーグは韓国全土から13クラブが参加しています。
- Ansan Greeners FC(安山グリナースF)
- FC Anyang(FC安養)
- Bucheon FC 1995(富川FC 199)
- Busan IPark(釜山アイパーク)
- Cheonan City FC(天安シティFC)🆕
- Chungbuk Cheongju FC(忠北清州FC)🆕
- Chungnam Asan FC(忠南牙山FC)
- Gimcheon Sangmu FC(金泉尚武FC)🆕
- Gimpo FC(金浦FC)
- Gyeongnam FC(慶南FC)
- Jeonnam Dragons(全南ドラゴンズ)
- Seongnam FC(城南FC)🆕
- Seoul E-Land FC(ソウルイーランドFC)
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Gimcheon Sangmu FCとSeongnam FCが2022年シーズン韓国1部リーグからの降格クラブです。
Cheonan City FCとChungbuk Cheongju FCが2022年シーズン韓国3部リーグに在籍していた新しく参戦するクラブです。
※韓国2部と3部の昇降格は基本的にありません。
外国籍選手枠
2023年シーズンの韓国2部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
2019年シーズンまでは、登録・出場枠共に4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)でしたが、2020年シーズンから新たに東南アジア枠が追加されました。
※K LEAGUE Official Youtubeより(Gimpo vs Gyeongnam )
外国籍選手枠の編成
2023年シーズンの韓国2部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 前期/後期 | 1 | 2 | 3 | アジア | 東南アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Ansan Greeners FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | – | – | |
後期 | – | ||||||
FC Anyang |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇨🇷 | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | |||||
Bucheon FC 1995 |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇵🇹 | 🇯🇵 | – | |
後期 | |||||||
Busan IPark |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | – | – | |
後期 | |||||||
Cheonan City FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇭🇷 | 🇻🇳 | 🇻🇳 | 🇫🇷 |
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Chungbuk Cheongju FC | 前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | – | 🇦🇺 | 🇲🇾 | |
後期 | – | ||||||
Chungnam Asan FC |
前期 | 🇧🇷 | – | – | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | 🇨🇴 | |||||
Gimpo FC | 前期 | 🇧🇷 | 🇺🇾 | 🇨🇴 | – | – | |
後期 | |||||||
Gyeongnam FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Jeonnam Dragons |
前期 | 🇧🇷 | 🇽🇰 | 🇸🇪 | 🇯🇵 | 🇮🇩 | |
後期 | 🇭🇷 | ||||||
Seongnam FC |
前期 | 🇨🇩 | 🇧🇷 | – | 🇦🇺 | – | |
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Seoul E-Land FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇻🇳 | |
後期 | – | – |
※Gimcheon Sangmu FCはローカル選手のみの構成になっています。
※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。
※後期の空白は前期からプレーした選手が1シーズン通してプレー。
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(8) | 🇯🇵日本(3),🇻🇳ベトナム(2),🇦🇺オーストラリア(2),🇮🇩インドネシア(1) |
アフリカ(1) | 🇨🇩コンゴ民主共和国(1) |
北中米(0) | |
南米(28) | 🇧🇷ブラジル(25),🇨🇴コロンビア(2),🇺🇾ウルグアイ(1) |
ヨーロッパ(4) | 🇭🇷クロアチア(2),🇵🇹ポルトガル(1),🇽🇰コソボ(1) |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
西 翼(ニシ ツバサ)選手
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※西選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1990年4月8日生まれ
経歴:ルーテル学院高校 – 専修大学 – Gwardia Koszalin(ポーランド) – Lechia Gdańsk(ポーランド) – RTS Widzew Łódź(ポーランド) – OKS Stomil Olsztyn(ポーランド) – Legia Warsaw II(ポーランド) – MFK Zemplín Michalovce(スロバキア) – Daegu FC(韓国)- Seoul E-Land FC(韓国)
韓国2部リーグSeoul E-Land FC所属。専修大学を卒業後、ポーランド、スロベニアでプレーし、2018年から韓国でプレーしています。
佐藤 優平(サトウ ユウヘイ)選手
ポジション:MF
生年月日:1990年10月29日生まれ
経歴:横浜Fマリノスユース – 国士舘大学 – 横浜Fマリノス – アルビレックス新潟 – 横浜Fマリノス – モンテディオ山形 – 東京ヴェルディ – Jeonnam Dragons(韓国)
Jeonnam Dragons所属。国士舘大学を卒業後、ユース時代に過ごした横浜Fマリノスに加入し、アルビレックス新潟、モンテディオ山形、東京ヴェルディでプレーし、2022年から韓国でプレーしています。
高橋 一輝(タカハシ カズキ)選手
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※高橋選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1996年10月6日生まれ
経歴:流通経済大学附属柏高校 – CD Leganés U-18(スペイン) – Real Aranjuez CF(スペイン) – FK Igalo 1929(モンテネグロ) – FF Jaro(フィンランド) – FC U Craiova(ルーマニア) – Pandurii Târgu Jiu(ルーマニア) – AFC Eskilstuna(スウェーデン) – Pirin Blagoevgrad(ブルガリア) – Bucheon FC 1995(韓国)
韓国1部リーグBucheon FC 1995所属。流通経済大学附属柏高校を卒業後、スペイン、モンテネグロ、フィンランド、ルーマニア、ブルガリアでプレーし、2023年からBucheon FC 1995に所属しています。
順位表
2023年シーズンの韓国2部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Gimcheon Sangmu FC(※①) | 36 | 22 | 5 | 9 | +34 | 71 | 2024年シーズン韓国1部リーグに自動昇格 |
2 | Busan IPark(※②) | 36 | 20 | 10 | 6 | +21 | 70 | 入れ替え戦へ |
3 | Gimpo FC(※②) | 36 | 16 | 12 | 8 | +15 | 60 | |
4 | Gyeongnam FC(※②) | 36 | 15 | 12 | 9 | 12 | 57 | |
5 | Bucheon FC 1995(※②) | 36 | 16 | 9 | 11 | +10 | 57 | |
6 | FC Anyang | 36 | 15 | 9 | 12 | +7 | 54 | |
7 | Jeonnam Dragons | 36 | 16 | 5 | 15 | −1 | 53 | |
8 | Chungbuk Cheongju FC | 36 | 13 | 13 | 10 | -5 | 52 | |
9 | Seongnam FC | 36 | 11 | 11 | 14 | −7 | 44 | |
10 | Chungnam Asan FC | 36 | 12 | 6 | 18 | -7 | 42 | |
11 | Seoul E-Land FC | 36 | 10 | 5 | 21 | −18 | 35 | |
12 | Ansan Greeners FC | 36 | 6 | 7 | 23 | -32 | 25 | |
13 | Cheonan City FC | 36 | 5 | 10 | 21 | -29 | 25 |
※各クラブ、ホーム&アウェー+もう1周の全36試合
※①:優勝したGimcheon Sangmu FCは、2024年シーズン韓国1部リーグに自動昇格しました。
※②:第2位のBusan IPark、第3位のGimpo FC、第4位のGyeongnam FC、第5位のBucheon FC 1995には、2024年シーズン韓国1部リーグへの昇格をかけた入れ替え戦(プレーオフ)に進出しました。
まとめ
今回は2023年シーズンの韓国2部リーグについて解説しました。
韓国リーグのクラブは、AFCチャンピオンズリーグでも日本のJクラブと対戦することもあり、注目している方も多くいるのではないでしょうか。
このブログを読んで少しでも韓国のサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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