こんにちは、ゆうたです。
歴史的な影響で事実上、今から9年前まで鎖国状態にあったミャンマーにもサッカーリーグが存在し、日本国籍を持つ選手を含む外国籍の選手も多く活躍しています。
実はぼくが東南アジアでプレーするきっかけとなったのはミャンマーで、ぼく自身かなり思い入れのある国のひとつです。(滞在期間は約2週間のみでしたが笑)
今回は、そのミャンマー1部リーグの2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※Myanmar National League Official Facebook Pageより(2022年シーズンの優勝クラブ)
2022年シーズンのミャンマー1部リーグは全国リーグとなっており、ミャンマー全土から以下の10クラブが参加しています。(2020年シーズンまでは12クラブで開催)
- Ayeyawady United FC
- Chinland FC
- Hanthawaddy United FC
- ISPE FC
- Mahar United FC(旧Sagaing United FC)
- Myawady FC
- Rakhine United FC
- Shan United FC
- Yadanarbon FC
- Yangon United FC
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
2021年シーズンのミャンマー2部リーグは開催されなかったため、昇格クラブはなしです。
外国籍選手枠
2022年シーズンのミャンマー 1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手4人)
出場枠3人(一般外国籍の選手3人)
※Myanmar National League Official Youtubeより(ハイライト)
外国籍選手枠の編成
2022年シーズン終了時のミャンマー1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | 4 | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|
Ayeyawady United FC | |||||
Chinland FC | 🇳🇬 | 🇬🇭 | |||
Hanthawaddy United FC | |||||
ISPE FC | |||||
Mahar United FC | |||||
Myawady FC |
|||||
Rakhine United FC | 🇦🇷 | 🇬🇳 | 🇺🇬 | 🇯🇵 | |
Shan United FC | 🇨🇮 | 🇬🇭 | |||
Yadanarbon FC | |||||
Yangon United FC | 🇧🇷 |
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(1) | 🇯🇵日本(1) |
アフリカ(6) | 🇬🇭ガーナ(2),🇳🇬ナイジェリア(1),🇨🇮コートジボワール(1),🇺🇬ウガンダ(1),🇬🇳ギニア(1), |
北中米(0) | |
南米(2) | 🇧🇷ブラジル(1),🇦🇷アルゼンチン(1) |
ヨーロッパ(0) |
※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
藤林 裕也(フジバヤシ ヒロヤ)選手
ポジション:DF
生年月日:2001年11月26日
経歴:エスペランサSC – ザスパ草津チャレンジャーズ – KF Albpetrol Patosi(アルバニア) – Rakhine United FC(ミャンマー)
Rakhine United FC所属。
順位表
2022年シーズンのミャンマー1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Shan United FC | 18 | 15 | 3 | 0 | +23 | 48 | 2023-24年シーズンAFCカップの本戦への出場権 |
2 | Yangon United FC | 18 | 12 | 3 | 3 | +29 | 39 | 2023-24年シーズンAFCカップの予選への出場権 |
3 | Hanthawaddy United FC | 18 | 10 | 2 | 6 | +19 | 32 | |
4 | Myawady FC | 18 | 10 | 1 | 7 | +11 | 31 | |
5 | Ayeyawady United FC | 18 | 8 | 4 | 6 | +14 | 28 | |
6 | Yadanarbon FC | 18 | 8 | 4 | 6 | +11 | 28 | |
7 | ISPE FC | 18 | 7 | 4 | 7 | +1 | 25 | |
8 | Mahar United FC | 18 | 3 | 2 | 13 | −35 | 11 | |
9 | Chinland FC | 18 | 3 | 1 | 14 | −38 | 10 | |
10 | Rakhine United FC | 18 | 1 | 2 | 15 | −35 | 5 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全22試合。
※①:優勝したShan United FCには、2023-24年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
※②:第2位のYangon United F.C.は、2023-24年シーズンAFCカップの予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。
まとめ
今回は2022年シーズンのミャンマー1部リーグについて解説しました。
他にミャンマーリーグの特徴として、日中(午後3時キックオフ、35度越え)の試合が多かったり、ホームが地方のクラブでも練習はヤンゴン(ミャンマーの中で一番栄えている都市)でして試合のたびにホームの街に移動(バスで数時間かけて)したりとかなりタフなリーグだと感じています。
このブログを読んで少しでもミャンマーのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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