【ミャンマー1部リーグ】2023年シーズンミャンマーナショナルリーグ

こんにちは、ゆうたです。

歴史的な影響で事実上、今から9年前まで鎖国状態にあったミャンマーにもサッカーリーグが存在し、日本国籍を持つ選手を含む外国籍の選手も多く活躍しています。

実はぼくが東南アジアでプレーするきっかけとなったのはミャンマーで、ぼく自身かなり思い入れのある国のひとつです。(滞在期間は約2週間のみでしたが笑)

今回は、そのミャンマー1部リーグの2023年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Myanmar National League Official Facebook Pageより(2023年シーズンの第1節の対戦カード)

2023年シーズンのミャンマー1部リーグは全国リーグとなっており、ミャンマー全土から以下の12クラブが参加しています。(2022年シーズンは10クラブで開催)

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Dagon star United FCKachin United FCが2022年シーズンのミャンマー2部リーグからの昇格クラブです。

【ミャンマー1部リーグ】2022年シーズンミャンマーナショナルリーグ

外国籍選手枠

2023年シーズンのミャンマー 1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手4人)
出場枠3人(一般外国籍の選手3人)


※Myanmar National League Official Youtubeより(ハイライト)

外国籍選手枠の編成

2023年シーズン終了時のミャンマー1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 1 2 3 アジア 退団した選手
Ayeyawady United FC
Chinland FC 🇬🇭   🇬🇭
Hanthawaddy United FC
ISPE FC
Mahar United FC 🇨🇲 🇨🇲
Myawady FC
Rakhine United FC 🇨🇮 🇨🇲🇳🇬
Shan United FC 🇨🇮 🇨🇮 🇬🇭 🇯🇵
Yadanarbon FC
Yangon United FC 🇨🇴🇬🇳🇬🇭
Dagon star United FC
Kachin United FC
🇬🇭

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(1) 🇯🇵日本(1)
アフリカ(8) 🇬🇭ガーナ(3),🇨🇮コートジボワール(3),🇨🇲カメルーン(2)
北中米(0)
南米(0)
ヨーロッパ(0)

※退団した選手は含んでいません。

日本国籍選手一覧

金城 寛大(カネシロ モトヒロ)選手

 

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※金城選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1993年10月18日生まれ
経歴:初芝橋本高校 – 日本大学文理学部 – BTU United(タイ) – FC Ulaanbaatar(モンゴル) – Erchim FC(モンゴル) – Sea Hawks SC(スリランカ) – Kirivong Sok Sen Chey FC(カンボジア) – Tiffy Army FC(カンボジア) – Shan United FC(ミャンマー)
Shan United FC所属。日本大学文理学部を卒業後、タイ、モンゴル、スリランカ、カンボジアでプレーし、2023年からミャンマーでプレーしています。

順位表

2023年シーズンのミャンマー1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Shan United FC(※①) 22 19 3 0 +43 60 2023-24年シーズンAFCチャレンジリー予選への出場権
2 Yangon United FC 22 16 3 3 +44 51
3 Hanthawaddy United FC 22 12 1 9 +10 37
4 ISPE FC 22 9 5 8 +7 32
5 Dagon star United FC 22 9 4 9 +2 31
6 Myawady FC 22 9 4 9 -4 31
7 Mahar United FC 22 8 6 8 -10 30
8 Rakhine United FC 22 7 6 9 −6 27
9 Ayeyawady United FC 22 7 5 10 −8 26
10 Yadanarbon FC 22 5 8 9 −7 23
11 Chinland FC(※②) 22 3 3 16 -48 12 2024年シーズンのミャンマー2部リーグに自動降格
12 Kachin United FC(※②) 22 2 4 16 -23 10

※各クラブ、ホーム&アウェイの全22試合。

※①:優勝したShan United FCには、2024-25年シーズンAFCチャレンジリーグの予選(プレーオフステージ)への出場権が与えられます。

※②:第11位のChinland FCと第12位のKachin United FCは、2024年シーズンのミャンマー2部リーグに自動降格しました。

まとめ

今回は2023年シーズンのミャンマー1部リーグについて解説しました。

他にミャンマーリーグの特徴として、日中(午後3時キックオフ、35度越え)の試合が多かったり、ホームが地方のクラブでも練習はヤンゴン(ミャンマーの中で一番栄えている都市)でして試合のたびにホームの街に移動(バスで数時間かけて)したりとかなりタフなリーグだと感じています。

このブログを読んで少しでもミャンマーのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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