こんにちは、ゆうたです。
「東南アジア最後の桃源郷」と言われている東南アジアの小国ラオス。そんなラオスにもサッカーリーグが存在します。
今回は、そのラオス1部リーグの2023年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※Lao League 1 ລາວລີກ 1 Official Facebook Pageより(参加クラブ一覧)
2023年シーズンのラオス1部リーグは全国リーグとなっており、ラオス全土から以下の8クラブが参加しています。
- Lao Army FC
- Ezra FC
- Viengchanh FC
- Young Elephants FC
- Master7 FC
- Luangprabang FF
- FC Champasak
- Namtha United🆕
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Namtha Unitedが新しく参戦するクラブです。
外国籍選手枠
2023年シーズンのラオス1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
ラオス1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。
※Lao League Official Youtubeより(Master7 VS Young Elephant | HIGHLIGHTS)
外国籍選手枠の編成
2023年シーズンのラオス1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|
Lao Army FC | – | – | – | – | |
Ezra FC | 🇬🇺(🇯🇵) | – | – | 🇰🇷 | |
Viengchanh FC | 🇨🇲 | 🇫🇷 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | |
Young Elephants FC | 🇧🇷 | 🇱🇷 | – | 🇲🇲 | 🇯🇵🇦🇷🇮🇪🇨🇲 |
Master7 FC | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | 🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵 |
Luangprabang FF | – | – | 🇯🇵 | 🇯🇵 | |
FC Champasak | |||||
Namtha United |
🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇺🇬 | 🇲🇾 |
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(9) | 🇯🇵日本(6),🇰🇷韓国(1),🇲🇾マレーシア(1),🇲🇲ミャンマー(1) |
アフリカ(5) | 🇳🇬ナイジェリア(2),🇨🇲カメルーン(1),🇺🇬ウガンダ(1),🇺🇬ウガンダ(1) |
北中米(0) | |
南米(3) | 🇧🇷ブラジル(3) |
ヨーロッパ(1) | 🇫🇷フランス(1), |
日本国籍選手一覧
石川 令(イシカワ レイ)選手
ポジション:MF
生年月日:1987年2月10日生まれ
経歴:Club Atlético Argentino de Rosario(アルゼンチン) – UD Tegueste(スペイン) – North York Astros(カナダ) – FK Jelgava(ラトビア) – SV Rot-Weiß Hadamar(ドイツ) – Lamphun Warriors FC(タイ) – Kamphaengphet FC(タイ) – Phetchaburi FC(タイ)- Lamphun Warriors FC(タイ) – Nan FC(タイ) – Luang Prabang United(ラオス) – Khaan Khuns-Erchim(モンゴル) – Luang Prabang FC(ラオス)- Master7 FC(ラオス) – Luang Prabang FC(ラオス)
Master7 FC(前期)、Luang Prabang FC(後期)所属。
渡邉 宰(ワタナベ ツカサ)選手
この投稿をInstagramで見る
※渡邉選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1999年5月5日生まれ
経歴:埼玉栄高校 – 拓殖大学 – Vientiane FT(ラオス) – Khoromkhon FC(モンゴル) – Deren FC(モンゴル) – Phayao FC(タイ)- Luang Prabang FC(ラオス)
Luang Prabang FC(後期)所属。
東風 淳(コチ ジュン)選手
ポジション:GK
生年月日:1983年5月22日生まれ
経歴:三菱養和SCユース – 国士舘大学 – 三菱養和SC – 静岡FC -YSCC – アンソメット岩手・八幡平 – アルビレックス新潟シンガポール – Army United FC(タイ) – Chonburi FC(タイ) – Sriracha FC(タイ) – Pattaya United FC(タイ) – Rakhine United FC(ミャンマー) – New Radiant SC(モルディブ) – Club Green Streets(モルディブ) – Club Valencia(モルディブ) – 東京23FC – Taichung Futuro FC(台湾) - Viengchanh FC(ラオス)
Viengchanh FC所属。
三木 健(ミキ タケシ)選手
この投稿をInstagramで見る
※三木選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1986年4月8日生まれ
経歴:三鷹高校 – 青梅FC – Boreham Wood FC(イングランド) – アルビレックス新潟シンガポール – Lopburi FC(タイ) – Suphanburi FC(タイ) – 青梅FC – FK Unis Vogosca(ボスニアヘルツェゴビナ) – FK Sloboda Tuzla(ボスニアヘルツェゴビナ) – FK Unis Vogosca(ボスニアヘルツェゴビナ) – NK Stupnik(クロアチア) – NK Val(クロアチア) – NK Krka(スロベニア) – NK Dugo Selo(クロアチア) – BSG Stahl Brandenburg(ドイツ) – PTU FC(タイ) – Watbot City(タイ) - Viengchanh FC(ラオス)
Viengchanh FC所属。
菅澤 孝也(スガワラ タカヤ)選手
この投稿をInstagramで見る
※菅原選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1987年11月15日生まれ
経歴:千葉敬愛高校 – 千葉SC – JSC FC – アルビレックス新潟シンガポール – JSC FC – SHB Viengchanh FC(ラオス)- Nakhon Phanom FC(タイ)- Singburi Bangrajun FC(タイ)- Master 7 FC(ラオス)- Viengchanh FC(ラオス)- Khovd FC(モンゴル)- Tuv Azarganuud FC(モンゴル)- Master 7 FC(ラオス)
Master 7 FC所属(後期)。
神田 駿斗(カンダ シュント)選手
この投稿をInstagramで見る
※神田選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:2000年5月9日生まれ
経歴:青森山田高校 – 作新学院大学 – Master 7 FC(ラオス)
Master 7 FC所属(後期)。
伊藤 匠(イトウ タクミ)選手
この投稿をInstagramで見る
※伊藤選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:2000年2月3日生まれ
経歴:Rovers FC(グアム) – Islanders FC(グアム) – 市川SC – Ezra FC(ラオス)
Ezra FC所属。
※グアム代表経験があるため、グアム国籍として登録されています。
※前期のみ
渡邉 卓矢(ワタナベ タクヤ)選手
この投稿をInstagramで見る
※渡邊選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1988年4月11日
経歴:Estudiantes de la plata(アルゼンチン) – JSC Niigata – Sportiva Tsukuba – HBO Tokyo – CMAC UNITED(カンボジア) – Goyo FC(モンゴル) – Selengepress(モンゴル) – Three Star Club(ネパール) – Selengepress(モンゴル) – Samutprakan FC(タイ) – Athletic 220(モンゴル) – Viengchanh FC(ラオス) – Ezra FC(ラオス) – Master7 FC(ラオス)
Master7 FC所属(前期)。2020年シーズンからViengchanh FCに加入しました。カンボジア、タイ、モンゴル、ネパールでのプレー経験があります。
亀 勇斗(カメ ハヤト)選手
この投稿をInstagramで見る
※亀選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1990年7月19日
経歴:産業能率大学 – Kamphaengphet FC(タイ) – NK Radlje(スロベニア) – Southland United(ニュージーランド) – Waitakere City FC(ニュージーランド) – Ipswich Knights SC(オーストラリア) – Souths United FC(オーストラリア) – Mitchelton FC(オーストラリア) – Master7 FC(ラオス)
Master7 FC所属(前期)。
鮎川 幸浩(アユカワ ユキヒロ)選手
この投稿をInstagramで見る
※鮎川選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1998年9月18日生まれ
経歴:大宮工業高校 – 東洋大学 – Master7 FC(ラオス)
Master7 FC所属。
三谷 翼(ミタニ ツバサ)選手
この投稿をInstagramで見る
※三谷選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年10月23日生まれ
経歴:京都産業大学 – Atlético Racing Córdoba(アルゼンチン)三菱自動車京都 – 京都紫光クラブ – FSC Stara Rise(チェコ) – 京都紫光クラブ – FK Panevezys(リトアニア) – Kabin United(タイ) – Asis Euro United(カンボジア) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)- National Police Commissary FC(カンボジア) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル) -Young Elephants FC(ラオス)
Young Elephants FC所属(前期)。京都産業大学在学中にアルゼンチンへ渡り、その後日本の地域リーグでプレーしふた食べ海外へ。チェコ、リトアニア、タイ、モンゴル、カンボジア、モンゴルでプレーし、2023年からラオスでプレーしています。
順位表
2023年シーズンのラオス1部リーグの最終順位です。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Young Elephants FC | 14 | 12 | 2 | 0 | +34 | 38 | 2024-25年シーズンAFCチャレンジリーグの予選への出場権 |
2 | Master7 FC | 14 | 9 | 1 | 4 | +27 | 28 | |
3 | Ezra FC | 14 | 7 | 4 | 3 | +27 | 25 | |
4 | Lao Army FC | 14 | 6 | 5 | 3 | +6 | 23 | |
5 | Luangprabang FF | 14 | 3 | 5 | 6 | +16 | 14 | |
6 | FC Champasak | 14 | 3 | 2 | 9 | −29 | 11 | |
7 | Namtha United | 14 | 1 | 5 | 8 | -14 | 8 | |
8 | Viengchanh FC | 14 | 2 | 2 | 10 | -67 | 8 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全14試合。
※①:優勝したYoung Elephants FCは、2024-25年シーズンAFCチャレンジリーグの予選(プレーオフ)への出場権が与えられます。
まとめ
今回は2023年シーズンのラオス1部リーグについて解説しました。
2018年に一度ラオスに訪れたことがありますが、街も人も穏やかで住みやすそうだなーと思っています。笑
毎シーズン日本国籍選手も多くプレーしており、2部リーグも外国籍選手がプレー可能なため、プロ経歴のない選手にはチャンスの多くあるリーグだと個人的には感じています。
このブログを読んで少しでもラオスのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
コメントを残す