【ベトナム1部リーグ】2023年シーズンVリーグ1

こんにちは、ゆうたです。

2019年に開催されたAFCアジアカップでグループリーグ突破し、決勝トーナメント1回戦も勝利し、準々決勝で日本代表と対戦したアジアの新興勢力のベトナム代表を覚えている方も多いのではないでしょうか。日本のJリーグの水戸ホーリーホックでもプレー経験のある背番号10番のグエン・コン・フオン選手やベトナムとロシアのハーフのGKダン・バン・ラムなどの活躍が注目されました。

そんなベトナム代表のほとんどの選手が所属するベトナム1部リーグの2023年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※V.League official Facebook Pageより(2023年シーズンの参加クラブ一覧)

2023年シーズンのベトナム1部リーグは全国リーグとなっており、ベトナム全土から以下の14クラブが参加しています。※通称で記載(()内は正式クラブ名)しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Hanoi Police FCKhanh Hoa FCが2022年シーズンのベトナム2部リーグからの昇格クラブです。

【ベトナム1部リーグ】2022年シーズンVリーグ1

外国籍選手枠

2023年シーズンのベトナム1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

出場枠3人(一般外国籍の選手3人)

各クラブ1人ベトナム国籍を保有する外国籍の選手(ミックス)を登録でき、外国籍選手枠とは別に出場させることができます。

※2022年シーズンまでは出場・登録枠共に一般外国籍の選手3人+帰化選手枠の選手1人の4人(アジアの国際大会に出るクラブのみアジア枠も1人登録可能)でしたが、新しく帰化選手枠がなくなり、新しく1人のミックスの選手を登録できるようになりました。

※AFCチャンピオンズリーグ(アジアの国際大会)に出場する2クラブのみプラスで最大5人の一般外国籍の選手と1人のアジア枠の選手の登録が可能です。

外国籍選手枠の編成

2023年シーズンのベトナム1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 前期/後期 1 2 3 アジア ミックス選手 退団した選手
Binh Dinh FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇲 🇷🇺
後期
Becamex Binh Duong FC
前期 🇯🇲 🇸🇳 🇺🇬 🇧🇷
後期
SHB Da Nang FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇺 🇧🇷
後期
HAGL
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇸🇳
後期
FC Haiphong 前期 🇺🇬 🇭🇹 🇪🇸 🇩🇪
後期
Hanoi FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷
後期
Hanoi Police FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇸🇮 🇨🇬
後期
Viettel
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇺🇿
後期
Hong Linh Ha Tinh FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇸🇳 🇸🇮
後期
Ho Chi Minh City FC 前期 🇯🇲 🇺🇸 🇺🇸 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
後期
Khanh Hoa FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇫🇷 🇧🇷
後期
Nam Dinh FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇳🇬 🇧🇷
後期
SLNA
前期 🇳🇬 🇱🇹 🇧🇪
後期  
Thanh Hoa FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷
後期

※肌色の背景はシーズン途中(開幕後、前期の移籍期間内)に加入した選手です。
※薄緑色の背景はシーズン途中に国内移籍(同リーグの他クラブに移籍)した選手です。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(2) 🇦🇺オーストラリア(1),🇺🇿ウズベキスタン(1)
アフリカ(7) 🇸🇳セネガル(3),🇳🇬ナイジェリア(2),🇺🇬ウガンダ(2)
北中米(6) 🇯🇲ジャマイカ(3),🇺🇸アメリカ(2),🇭🇹ハイチ(1)
南米(22) 🇧🇷ブラジル(22)
ヨーロッパ(5) 🇵🇹ポルトガル(2),🇪🇸スペイン(1),🇱🇹リトアニア(1),🇧🇪ベルギー(1)

※退団した選手は含んでいません。

ベトナムリーグの外国籍選手に求められる能力ははっきりしていて【背が高くて強い】です。周辺の東南アジアの国々でも同じ能力を持った選手が重宝されますが、ベトナムリーグはこの能力が外国籍選手に求められる最低ラインと言っても過言ではないくらいです。しかも今のトレンドは190cm以上だとか。。。

Saign FCに松井選手を含むアジア枠の選手が加入したため、例年よりアジア枠の選手が多く在籍しています。(2020年シーズンは韓国籍選手2人のみ)

日本国籍選手一覧

2023年シーズンは日本国籍選手は在籍していません。

まとめ

今回は2023年シーズンのベトナム1部リーグについて解説しました。

プレーしたことのある日本国籍選手も少なく、あまり情報がないベトナムリーグですが、近年力をつけてきていますし、観客もたくさん入るサッカー熱の高いリーグです。

2021年シーズンのACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場枠拡大に伴い、ベトナムリーグの優勝クラブはダイレクト(以前までは予選で勝ち上がった場合のみ本戦に出場)で本戦に出場できるようになりました。これにより日本のJリーグを含めたアジアの強豪クラブと対戦できるのも魅力的だと個人的には感じています。

このブログを読んで少しでもベトナムのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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