【インドネシア1部リーグ】2022~2023年シーズンリーガ1

こんにちは、ゆうたです。

インドネシアは近年、人口増加とともに急激な経済発展を遂げてきていて、勢いのある国のひとつだと言えます。そんなインドネシアのサッカーリーグですがサポーターが東南アジアの国々の中でも飛び抜けて熱いと有名で、ぼく自身プレーしてみたいリーグのひとつです。

今回は、そのインドネシア1部リーグ(Liga 1)の2022~2023シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Liga 1 Official Facebook Pageより(第1節の対戦カード)

2022~2023年シーズンのインドネシア1部リーグはインドネシア全土から18クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Dewa United FCPersis SoloRANS Cilegon FCの3クラブが2021~2022年シーズンのインドネシア2部リーグから昇格してきました。

【インドネシア1部リーグ】2021~2022年シーズンリーガ1

外国籍選手枠

2022~2023年シーズンのインドネシア1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

インドネシア1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。 ちなみにインドネシア2部リーグ以下は外国籍選手の登録と出場は認められていません。

※Indosiar Official Youtubeより

外国籍選手枠の編成

2022~2023年シーズン終了時のインドネシア1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 前期/後期 1 2 3 アジア 退団した選手
Arema FC
前期 🇧🇷 🇵🇹 🇬🇼 🇯🇵
後期
Bali United FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇨🇲 🇮🇶
後期 🇧🇷
PS Barito Putera
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇭 🇯🇵
後期 🇧🇷 🇯🇵
Bhayangkara FC
前期 🇧🇷 🇪🇸 🇲🇦 🇦🇫 🇯🇵
後期 🇧🇷 🇺🇾
Borneo FC
前期 🇦🇷 🇧🇷 🇺🇿 🇯🇵
後期 🇧🇷
Dewa United FC 前期 🇧🇷 🇲🇰 🇨🇭 🇱🇧
後期
Madura United FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇹🇱 🇰🇷
後期 🇦🇺
Persebaya Surabaya
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵
後期 🇧🇷 🇵🇹
Persib Bandung
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇳🇱 🇵🇭(🇯🇵)
後期
Persija Jakarta
前期 🇨🇿 🇨🇿 🇩🇪 🇧🇭
後期
Persik Kediri
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇳🇵
後期 🇧🇷 🇵🇹
Persikabo 1973 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵 🇯🇵
後期 🇧🇷 🇹🇱
Persis Solo 前期 🇧🇷 🇦🇷 🇪🇸 🇯🇵 🇪🇸🇦🇺
後期
Persita Tangerang
前期 🇦🇷 🇦🇷 🇦🇷 🇰🇷
後期 🇺🇿
PSIS Semarang
前期 🇵🇹 🇸🇱 🇯🇵 🇵🇸
後期 🇧🇷 🇯🇵
PSM Makassar
前期 🇧🇷 🇨🇻 🇳🇱 🇯🇵
後期
PSS Sleman
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇱🇧 🇷🇸
後期 🇺🇦  🇵🇸
RANS Cilegon FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇲🇱 🇯🇵 🇯🇵
後期 🇧🇷 🇧🇪

※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。
※後期の空白は前期からプレーした選手が1シーズン通してプレー。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(22) 🇯🇵日本(9),🇱🇧レバノン(2),🇵🇭フィリピン(2),🇵🇸パレスチナ(1),
🇮🇶イラク(1),🇺🇿ウズベキスタン(1),🇳🇵ネパール(1),🇰🇷韓国(1)
🇹🇱東ティモール(1),🇦🇫アフガニスタン(1),🇧🇭バーレーン(1),🇦🇺オーストラリア(1)
アフリカ(4) 🇨🇲カメルーン(1),🇲🇱マリ(1),🇨🇻カーボベルデ(1),🇬🇼ギニアビサウ(1)
北中米(0)
南米(31) 🇧🇷ブラジル(26),🇦🇷アルゼンチン(4),🇺🇾ウルグアイ(1)
ヨーロッパ(14) 🇵🇹ポルトガル(4),🇨🇿チェコ(2),🇳🇱オランダ(2),🇪🇸スペイン(1),
🇲🇰マケドニア(1),🇨🇭スイス(1),🇩🇪ドイツ(1),🇺🇦ウクライナ(1),🇧🇪ベルギー(1)

日本国籍選手一覧

丸川 太誠(マルカワ タイセイ)選手

 

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※丸川選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1997年1月30日生まれ
経歴:広島皆実高校 – 中央大学 – Senglea Athletic FC(マルタ) – Valletta FC(マルタ) – FC Noah Jurmala(ラトビア) – Persebaya Surabaya(インドネシア) – PSIS Semarang(インドネシア)
PSIS Semarang所属。中央大学を卒業後、マルタ、ラトビアでプレーし、2021年からインドネシアでプレーしています。

山口 廉史(ヤマグチ レンシ)選手

 

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※山口選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1992年9月16日生まれ
経歴:桐蔭学園高校 – 法政大学 – Hougang United FC(シンガポール) – Lao Toyota FC(ラオス) – Ubon United FC(タイ) – Ayutthaya United FC(タイ) – Lampang FC(タイ) – Arema FC(インドネシア)
Arema FC所属。法政大学を卒業後、シンガポール、ラオス、タイでプレーし、2021年からインドネシアでプレーしています。

廣瀬 慧(ヒロセ ケイ)選手

 

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※廣瀬選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1995年11月20日生まれ
経歴:前橋育英高 – 専修大学 – VfR Fischeln(ドイツ) – VfR Fischeln II(ドイツ) – FC Kray(ドイツ) – TV Jahn HiesfeldⅡ(ドイツ) – TV Jahn Hiesfeld(ドイツ) – Lija Athletic FC(マルタ) – Mosta FC(マルタ) – Persela Lamongan(インドネシア)- Johor Darul Ta’zim F.C. II(マレーシア) – Borneo FC(インドネシア)
Borneo FC所属。ドイツ、マルタ、インドネシア、マレーシアでプレー後、2021年シーズンからBorneo FCでプレーしています。

南部 健造(ナンブ ケンゾウ)選手

※南部選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年8月22日生まれ
経歴:東京Vユース – 中京大学 – カターレ富山 – ブリオベッカ浦安 – FC大阪 – Kasetsart FC(タイ) – MOF Customs United FC(タイ) – Uthai Thani FC(タイ) – Nakhonpathom United FC(タイ)- Rayong FC(タイ) – PSM Makassar(インドネシア)
PSM Makassar所属。中京大学を卒業後、日本のJリーグのカターレ富山、JFLのブリオベッカ浦安、FC大阪でプレーし、2019年からタイリーグでプレーしています。

山本 奨(ヤマモト ショウ)選手

 

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※山本選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1996年11月12日生まれ
経歴:武南高校 – FK Cetinje(モンテネグロ) – Rudar Pljevlja(モンテネグロ) – OFK Petrovac(モンテネグロ) – FK Spartak Subotica(セルビア) – FK Iskra Danilovgrad(モンテネグロ) – FK Spartak Subotica(セルビア) – FK Iskra Danilovgrad(モンテネグロ) – Persebaya Surabaya(インドネシア)
Persebaya Surabaya所属。

丸岡 満(マルオカ ミツル)選手

 

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※丸岡選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1996年1月6日生まれ
経歴:セレッソ大阪U-18 – セレッソ大阪 – Borussia Dortmund(ドイツ) – Borussia DortmundⅡ(ドイツ)- セレッソ大阪 – V・ファーレン長崎 – セレッソ大阪 – レノファ山口 – セレッソ大阪 – BG Pathum United FC(タイ) – Gimpo FC(韓国) – RANS Nusantara FC(インドネシア)
RANS Nusantara FC所属。U-17,18日本代表経験あり。

松村 亮(マツムラ リョウ)選手

※松村選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1994年6月15日生まれ
経歴:ヴィッセル神戸U-18 – ヴィッセル神戸 – 栃木SC – ヴィッセル神戸 – 徳島ヴォルティス – ヴィッセル神戸 – AC長野パルセイロ – Rayong FC(タイ) – Chiangmai FC(タイ) – BG Pathum Unite FC(タイ) – Police Tero FC(タイ) – Persis Solo(インドネシア)
Persis Solo所属。ヴィッセル神戸U-18からトップチームに昇格し、栃木SC、徳島ヴォルティス、AC長野パルセイロでプレーし、2019年からタイリーグでプレーしています。U-16,17日本代表経験あり。

野間 涼太(ノマ リョウタ)選手

 

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※野間選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1991年11月15日生まれ
経歴:青森山田高校 – 明治大学 – FK Rudar Pljevlja(モンテネグロ) – FK Radnički Niš(セルビア) – FC SKA-Khabarovsk(ロシア) – FC Istiklol(タジキスタン) – Barito Putera(インドネシア)
Barito Putera所属(前期開幕前に怪我で契約解除後、後期から復帰)。明治大学を卒業後、海外に出てモンテネグロ、セルビア、ロシア、タジキスタンでプレーし2022年シーズンからインドネシアでプレーしています。

藤井 亮(フジイ リョウ)選手

 

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※藤井選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1996年8月7日生まれ
経歴:Los Angeles Galaxy II(アメリカ) – Nyköpings BIS(スウェーデン) – Global FC(フィリピン)  – Kaya FC-Iloilo(フィリピン) – PSIS Semarang(インドネシア)
PSIS Semarang所属(後期)。2023年シーズンからインドネシアでプレーしています。

※開幕前後(前期の移籍期間中)に契約解除した選手

永澤 竜亮(ナガサワ リョウスケ)選手

 

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 ※永澤選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1998年9月25日生まれ
経歴:ヴィッセル神戸U-18 – Phuket City FC(タイ) – アルビレックス新潟シンガポール – FK Radnički Niš(セルビア) – Persikabo 1973(インドネシア)
Persikabo 1973所属。元U-16,17日本代表。

君島 克佳(キミシマ カツユキ)選手

※君島選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1998年9月8日生まれ
経歴:桐蔭学園高校 – Central Arkansas Bears(アメリカ) – Laredo Heat SC(アメリカ) – Central Arkansas Bears(アメリカ) – FK Jonava(リトアニア) – Bhayangkara FC(インドネシア)
Bhayangkara FC所属。

飯田 昴大(イイダ コウダイ)選手

※飯田選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1994年12月6日生まれ
経歴:北陸高校 – 山梨学院大学 – Kitsap SC(アメリカ) – FC Motown(アメリカ) – Washington Premier FC(アメリカ) – HFX Wanderers FC(カナダ) – Oklahoma City Energy FC(アメリカ) – RANS Nusantara FC(インドネシア)
RANS Nusantara FC所属。

※前期のみ

和田 倫季(ワダ トモキ)選手

 

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※和田選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1994年10月30日生まれ
経歴:ヴィッセル神戸U-18 – ヴィッセル神戸 – Jリーグ・アンダー22選抜 – Incheon United F(韓国)- ヴィッセル神戸 – Gwangju FC(韓国) – Seoul E-Land FC(韓国) – Rockdale Ilinden FC(オーストラリア) – Persikabo 1973(インドネシア)
Persikabo 1973所属。

順位表

2022~2023年シーズンのインドネシア1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 PSM Makassar(※①) 34 22 9 3 +35 75 2023~2024年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選への出場権をかけたプレーオフへ
2 Persija Jakarta 34 20 6 8 +20 66
3 Persib Bandung 34 19 5 10 +4 62
4 Borneo FC 34 16 9 9 +24 57
5 Bali United FC 34 16 6 12 +14 54
6 Persebaya Surabaya 34 15 7 12 +7 52
7 Bhayangkara FC 34 15 6 13 +9 51
8 Madura United FC 34 14 9 11 +3 51
9 Persita Tangerang 34 13 8 13 -3 47
10 Persis Solo 34 11 11 12 +3 44
11 Persik Kediri 34 12 8 14 −1 44
12 Arema FC 34 12 6 16 −8 42
13 PSIS Semarang 34 12 5 17 −9 41
14 TIRA-Persikabo 34 11 8 15 −5 41
15 PS Barito Putera 34 10 8 16 −11 38
16 PSS Sleman 34 10 4 20 −23 34
17 Dewa United FC 34 8 9 17 −19 33
18 RANS Cilegon FC 34 3 10 21 −40 19

※各クラブ、ホーム&アウェイの全34試合。

※①:優勝したPSM Makassarには、2023~2024年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選1回戦への出場権をかけた国内プレーオフに進出します。

2023−23年シーズンのインドネシア2部リーグが開催されなかったため、降格クラブはありません。

まとめ

今回は2022~2023年シーズンのインドネシア1部リーグについて解説しました。

たくさんの島で成り立っているインドネシアは、各クラブも様々な場所にあり飛行機での移動が多いと聞きます。乗り換えを繰り返し総移動時間10時間以上という場合もあるみたいです。

このブログを読んで少しでもインドネシアのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【インドネシア1部リーグ】2023-24年シーズンリーガ1

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