【インドネシア1部リーグ】2019年シーズンリーガ1

こんにちは、ゆうたです。

インドネシアは近年、人口増加とともに急激な経済発展を遂げてきていて、勢いのある国のひとつだと言えます。そんなインドネシアのサッカーリーグですがサポーターが東南アジアの国々の中でも飛び抜けて熱いと有名で、ぼく自身プレーしてみたいリーグのひとつです。

今回は、そのインドネシア1部リーグ(Liga 1)の2019年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Liga 1 Official Facebook Pageより(2019年シーズンの開幕戦の対戦カード)

2019年シーズンのインドネシア1部リーグはインドネシア全土から18クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

2018年シーズンのインドネシア2部リーグ(2018 Liga 2)からKalteng Putra F.C.、PSS Sleman、Semen Padang F.C.の3クラブが昇格してきました。


※Indosiar Official Youtubeより(TOP10ゴール)

外国籍選手枠

2019年シーズンのインドネシア1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

インドネシア1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。 ちなみにインドネシア2部リーグ以下は外国籍選手の登録と出場は認められていません。

外国籍選手枠の編成

2019年シーズン終了時のインドネシア1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ  1   2   3  アジア 退団した選手
Arema F.C. 🇧🇷 🇲🇱 🇳🇱 🇯🇵 🇺🇿    
Badak Lampung F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇷🇸 🇦🇺 🇧🇷 🇯🇵  
Bali United F.C. 🇧🇷 🇳🇱 🇵🇹 🇮🇶      
PS Barito Putera 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷
Bhayangkara F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷 🇦🇷 🇧🇷  
Borneo F.C. 🇦🇷 🇧🇷 🇺🇾 🇺🇿 🇳🇱    
Kalteng Putra F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷
Madura United F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇷🇸 🇦🇺 🇱🇷    
Persebaya Surabaya 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇺 🇧🇴 🇬🇼 🇹🇯
Persela Lamongan 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵 🇹🇬    
Persib Bandung 🇹🇩 🇳🇱 🇳🇱 🇵🇭 🇷🇸 🇸🇮 🇹🇲
Persija Jakarta 🇧🇷 🇭🇷 🇪🇸 🇳🇵 🇧🇷 🇫🇷  
Persipura Jayapura 🇧🇷 🇲🇱 🇸🇱 🇰🇷      
PSIS Semarang 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇸 🇧🇷 🇯🇵 🇵🇾
PSM Makassar 🇬🇼 🇳🇱 🇳🇱 🇦🇺 🇫🇮    
PSS Sleman 🇧🇷 🇪🇸 🇺🇦 🇮🇶      
Semen Padang F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇹🇩 🇰🇷 🇺🇿 🇦🇷 🇦🇷
TIRA-Persikabo 🇧🇷 🇨🇲 🇫🇷 🇹🇯      

※肌色の背景はシーズン途中(開幕後の前期もしくは後期の移籍期間)に加入した選手です。
※薄緑色の背景はシーズン途中に国内移籍(同リーグか下部リーグの他クラブに移籍)した選手です。

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

インドネシア1部リーグはブラジルが31人とダントツで多く、次にオランダ4人、日本・オーストラリアが4人となっています。

日本国籍選手一覧

赤星 貴文(アカホシ タカフミ)選手【MF】、1986年生まれ

 
 
 
 
 
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Arema F.C.所属。2019年シーズンは半期にの移籍期間から加入しハーフシーズンプレーしました。日本のJリーグの浦和レッズ、水戸ホーリーホック、モンテディオ山形、ツエーゲン金沢でプレー後、海外に出てラトビア、ポーランド、ロシア、タイ、イランでのプレー経験があります。

内田 昂輔(ウチダ コウスケ)選手【MF】、1987年生まれ

 
 
 
 
 
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※内田選手のInstagramより

PS Barito Putera所属。2019年シーズンは半期の移籍期間から加入しハーフシーズンプレーしました。日本のJリーグの大分トリニータやFC琉球でプレー後、海外に出てモンテネグロ、オーストリア、ラオス、バーレーン、ミャンマーでのプレー経験があります。

松永 拓也(マツナガ ヤクヤ)選手【MF】、1990年生まれ

 
 
 
 
 
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※松永選手のInstagramより

Kalteng Putra F.C.所属。2019年シーズンは半期にの移籍期間から加入しハーフシーズンプレーしました。リトアニア、エストニア、フェロー諸島でのプレー経験があります。

廣瀬 慧(ヒロセ ケイ)選手【MF】、1995年生まれ

 
 
 
 
 
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※廣瀬選手のInstagramより

Persela Lamongan所属。2019年シーズンは開幕前に加入し1シーズンプレーしました。ドイツ、マルタでのプレー経験があります。

山下 訓広(ヤマシタ クニヒロ)選手【DF】、1986年生まれ

 
 
 
 
 
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※山下選手のInstagramより

Badak Lampung F.C.所属。2019年シーズンは開幕前に加入しハーフシーズンプレーしました。日本のJリーグのロアッソ熊本でプレー後、海外に出てシンガポール、ミャンマーでのプレー経験があります。※リーグ終了時までインドネシアリーグでプレーしていないため、外国籍選手枠の編成ではカウントしていません。

松永 祥兵(マツナガ ショウヘイ)選手【MF】、1989年生まれ

 
 
 
 
 
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※松永選手のInstagramより

PSIS Semarang所属。2019年シーズンは開幕前に加入しハーフシーズンプレーしました。大学を休学しドイツでプレー後、逆輸入で日本のJリーグの愛媛FCでプレーし、2011年シーズンからインドネシアリーグでプレーしています。※リーグ終了時までインドネシアリーグでプレーしていないため、外国籍選手枠の編成ではカウントしていません。

順位表

2019年シーズンのインドネシア1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Bali United F.C.(※①) 34 19 7 8 +13 64 2021年シーズンAFCカップの本戦への出場権
2 Persebaya Surabaya 34 14 12 8 +14 54  
3 Persipura Jayapura(※②) 34 14 11 9 +9 53 2021年シーズンAFCカップの本戦への出場権
4 Bhayangkara F.C. 34 14 11 9 +8 53  
5 Madura United F.C. 34 15 8 11 +11 53
6 Persib Bandung 34 13 12 9 +10 51
7 Borneo F.C. 34 12 15 7 +13 51
8 PSS Sleman 34 12 12 10 +3 48
9 Arema F.C. 34 13 7 14 −3 46
10 Persija Jakarta 34 11 11 12 +1 44
11 Persela Lamongan 34 11 11 12 +2 44
12 PSM Makassar 34 13 5 16 0 44
13 PS Barito Putera 34 11 10 13 −6 43
14 PSIS Semarang 34 12 7 15 −5 43
15 TIRA-Persikabo 34 10 12 12 −6 42
16 Badak Lampung F.C.(※③) 34 8 9 17 −30 33 インドネシア2部リーグに降格
17 Semen Padang F.C.(※③) 34 7 11 16 −13 32
18 Kalteng Putra F.C.(※③) 34 8 7 19 −21 31
※各クラブ、ホーム&アウェイの全34試合。

※①:優勝したBali United F.C.には、2021年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
2020年シーズンのインドネシア1部リーグが新型コロナウイルスのパンデミックにより中止となったため。

※②:本来なら2019年シーズンの国内カップ戦(Piala Indonesia)で優勝したPSM Makassarに与えられる、2021年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権ですが、AFCカップへのライセンスが取得できなかったため、第3位のPersipura Jayapuraに与えられます。
本来なら本戦ではなく予選からの参加ですが、ミャンマーリーグのクラブが参加を辞退したためストレートで本戦に参加します。2020年シーズンのインドネシア1部リーグが新型コロナウイルスのパンデミックにより中止となったため。

※③:第16のBadak Lampung F.C. 第17位のSemen Padang F.C.第18位のKalteng Putra F.C.は2020シーズンのインドネシア2部リーグに自動降格しました。

まとめ

今回は2019年シーズンのインドネシア1部リーグについて解説しました。

たくさんの島で成り立っているインドネシアは、各クラブも様々な場所にあり飛行機での移動が多いと聞きます。乗り換えを繰り返し総移動時間10時間以上という場合もあるみたいです。

このブログを読んで少しでもインドネシアのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【インドネシア1部リーグ】2020年シーズンリーガ1

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