【フィリピン1部リーグ】2019年シーズンフィリピンフットボールリーグ

こんにちは、ゆうたです。

フィリピンと聞いて”英語留学”や”綺麗な海”を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?

そんなフィリピンにもサッカーリーグが存在し、毎シーズン熱い戦いが繰り広げられています。ぼく自身、今までにトライアウトに参加するためにフィリピンまで行き、現地のサッカーに触れた経験があります。

今回は、そのフィリピン1部リーグの2019年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Philippines Football League Official Facebook Pageより(リーグ開幕前の告知動画)

2019年シーズンのフィリピン1部リーグは全国リーグとなっており、フィリピン全土から以下の7クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。(Global Makati F.C.は見つけることができませんでした。)

2018年シーズンに参加していた日系クラブのJPV Marikina F.C.とDavao Aguilas F.C.は2018年シーズンでの解散を発表し、リーグから脱退しました。 2019年シーズンから新たにGreen Archers United F.C.(2016年シーズン以来の復帰)、Mendiola F.C. 1991(2010年シーズン以来の復帰)、Philippine Air Force F.C.(2014年シーズン以来の復帰)の3クラブが参加しています。 ※3クラブとも2010〜2016年シーズンまでに開催されたUnited Football League(当時のフィリピン1部リーグ)に参加していました。


※Philippines Football League Official Facebook Pageより

外国籍選手枠


※Philippines Football League Official Youtubeより(7月のTOP10ゴール)

2019年シーズンのフィリピン1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

フィリピン1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。

外国籍選手枠の編成

2019年シーズン終了時のフィリピン1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ  1   2   3  アジア 退団した選手
Ceres Negros F.C. 🇸🇳 🇪🇸 🇪🇸 🇯🇵 🇧🇦 🇦🇺
Global Makati F.C. 🇳🇬 🇳🇬 🇳🇬      
Green Archers United F.C. 🇬🇭 🇨🇲 🇨🇲 🇰🇷 🇨🇲  
Kaya F.C.-Iloilo 🇬🇭 🇬🇭 🇹🇹 🇯🇵    
Mendiola F.C. 1991 🇨🇲 🇨🇮 🇦🇷 🇮🇷    
Philippine Air Force F.C. 🇨🇲 🇨🇲        
Stallion Laguna F.C. 🇸🇳 🇩🇪 🇰🇷 🇰🇷 🇨🇲 🇰🇷

※肌色の背景はシーズン途中(開幕後の前期もしくは後期の移籍期間)に加入した選手です。

 

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

クラブ数が少ないので外国籍選手は他の国々に比べると少ないですが、アフリカ系の選手が1番多くなっています。また、フィリピンリーグの特徴としてハーフ(フィリピン国籍と他の国籍の両親を持つ)の選手が多くプレーしていて、日本国籍(フィリピン国籍も)を持つの選手も数名在籍しています。

日本国籍選手一覧

大村 真也(オオムラ マサナリ)選手【DF】、1984年生まれ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

大村 真也 Kaya FC-Iloilo #4(@masanari24omura)がシェアした投稿

※大村選手のInstagramより

Kaya F.C.-Iloilo所属。2011年シーズンにKaya F.C.-Iloiloに加入して以来、9シーズン同クラブでプレーしています。

小田原 貴(オダワラ タカシ)選手【MF/DF】、1992年生まれ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Takashi Odawara(@odawara1203)がシェアした投稿

※小田原選手のInstagramより

Ceres Negros F.C.所属。2015年シーズンから日系クラブのJPV Marikina F.C.で3シーズンプレー後、Davao Aguilas F.C.(2018年シーズン)に国内移籍をしました。2019年シーズンの半期での移籍期間にCeres Negros F.C.に加入し、シーズ終わりまでプレーしました。

順位表

2019年シーズンのフィリピン1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Ceres Negros F.C.(※①) 24 22 2 0 +87 68 2020年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの予選1回戦への出場権
2 Kaya F.C.-Iloilo(※②) 24 18 2 4 +44 56 2020年シーズンAFCカップの本戦への出場権
3 Stallion Laguna F.C. 24 11 6 7 +29 39  
4 Green Archers United F.C. 24 10 5 9 +5 35
5 Mendiola F.C. 1991 24 6 5 13 −20 23
6 Philippine Air Force F.C. 24 3 2 19 −68 11
7 Global Makati F.C. 24 1 4 19 −77 7
※全クラブ、ホーム&アウェイを2周して全24試合。

※①:優勝したCeres Negros F.C.(国内カップ戦の2019 Copa Paulino Alcantaraも優勝)は、2020年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの予選1回戦への出場権(敗退した場合、2020年シーズンAFCカップの本戦のグループステージに出場)が与えられます。

※②:本来、国内カップ戦の2019 Copa Paulino Alcantaraの優勝クラブに与えられるもう1枠の2020年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権は、第2位のKaya F.C.-Iloiloに与えられます。

まとめ

今回は2019年シーズンのフィリピン1部リーグについて解説しました。

フィリピンリーグは毎シーズン、開催時期や参加クラブがギリギリまで決まらなかったりなど運営面での不安が多くあるのも特徴です。ただその反面、上位クラブのCeres Negros F.C.は毎シーズンアジアの大会でも良い結果を残していて強豪クラブとして有名ですし、代表チームも近年力をつけてきていたりと注目も集まってきています。

また、個人的にはフィリピンの街も好きでまた行ってみたい国の1つです。笑

このブログを読んで少しでもフィリピンのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【フィリピン1部リーグ】2020年シーズンフィリピンフットボールリーグ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA