【フィリピン1部リーグ】2020年シーズンフィリピンフットボールリーグ

こんにちは、ゆうたです。

フィリピンと聞いて”英語留学”や”綺麗な海”を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか? そんなフィリピンにもサッカーリーグが存在し、毎シーズン熱い戦いが繰り広げられています。

ぼく自身、今までにトライアウトに参加するためにフィリピンまで行き、現地のサッカーに触れた経験があります。

今回は、そのフィリピン1部リーグの2020年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ

※Philippines Football League Official Facebook Pageより(リーグ開幕前の告知)

2020年シーズンのフィリピン1部リーグは全国リーグとなっており、フィリピン全土から以下の6クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Azkals Development TeamMaharlika Manila Football ClubUnited City Football Clubが新しいクラブとなります。

※Azkals Development Teamは、フィリピンサッカー連盟の管理下にあるユース代表(フィリピン国籍選手のみ)のクラブです。

【フィリピン1部リーグ】2019年シーズンフィリピンフットボールリーグ

外国籍選手枠

2020年シーズンのフィリピン1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

フィリピン1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。

※Philippines Football League Official Youtubeより(2020 PFL Champions: United City Football Club)

外国籍選手枠の編成

2020年シーズン終了時のフィリピン1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 1 2 3 アジア 退団した選手
Azkals Development Team          
Kaya F.C.-Iloilo 🇹🇹 🇬🇭 🇯🇵 🇯🇵 🇯🇵
Maharlika Manila Football Club 🇪🇸 🇨🇲 🇨🇲 🇰🇷 🇧🇷
Mendiola F.C. 1991 🇨🇲 🇬🇭 🇨🇮 🇮🇷 🇮🇷
Stallion Laguna F.C. 🇦🇷 🇸🇳 🇸🇳   🇰🇷
United City Football Club 🇪🇸 🇸🇳   🇯🇵 🇪🇸

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(5) 🇯🇵日本(3),🇰🇷韓国(1),🇮🇷イラン(1)
アフリカ(9) 🇨🇲カメルーン(3),🇸🇳セネガル(3),🇬🇭ガーナ(2),🇨🇮コートジボワール(1)
北中米(1) 🇹🇹トリニダード・トバゴ(1)
南米(1) 🇦🇷アルゼンチン(1)
ヨーロッパ(2) 🇪🇸スペイン(2)

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

クラブ数が少ないので外国籍選手は他の国々に比べると少ないですが、アフリカ系の選手が1番多くなっています。また、フィリピンリーグの特徴としてハーフ(フィリピン国籍と他の国籍の両親を持つ)の選手が多くプレーしていて、日本国籍(フィリピン国籍も)を持つの選手も数名在籍しています。

日本国籍選手一覧

大村 真也(オオムラ マサナリ)選手【DF】、1984年生まれ

 
 
 
 
 
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※大村選手のInstagramより

Kaya F.C.-Iloilo所属。2011年シーズンにKaya F.C.-Iloiloに加入して以来、10シーズン同クラブでプレーしています。

堀越 大蔵(ホリコシ ダイゾウ)選手【FW】、1996年生まれ

 
 
 
 
 
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※堀越選手のInstagramより

Kaya F.C.-Iloilo所属。当秋大学を卒業後、アルビレックス新潟シンガポールでプレーし、2020年シーズンからKaya F.C.-Iloiloに所属しています。

小田原 貴(オダワラ タカシ)選手【MF/DF】、1992年生まれ

 
 
 
 
 
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※小田原選手のInstagramより

Ceres Negros F.C.所属。2015年シーズンから日系クラブのJPV Marikina F.C.で3シーズンプレー後、Davao Aguilas F.C.(2018年シーズン)に国内移籍をしました。2019年シーズンの半期での移籍期間にCeres Negros F.C.に加入し、2020年シーズン終わりまでプレーしました。

上里 琢文(ウエサト タクミ)選手【FW】、1990年生まれ

 
 
 
 
 
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上里選手のInstagramより

2020年シーズン開幕前にKaya F.C.-Iloiloと契約しましたがコロナの影響でリーグ開幕が遅れ、ビーチサッカー日本代表を目指すためリーグ開幕前に退団しました。

嶺岸 光(ミネギシ ヒカル)選手【FW/MF】、1991年生まれ

 
 
 
 
 
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※嶺岸選手のInstagramより

Ceres Negros F.C.所属。仙台大学卒業後、フィリピンリーグ3シーズン、タイで2シーズンプレーしフィリピンリーグに復帰しました。※フィリピン国籍で登録されている日本国籍も持つ選手なためローカル選手としてプレーしています。

順位表

2020年シーズンのフィリピン1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 United City Football Club(※①) 5 4 0 1 +22 12 2021年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの本戦の出場権
2 Kaya F.C.-Iloilo(※②) 5 3 2 0 +3 11 2021年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの予選の出場権
3 Azkals Development Team 5 3 0 2 +7 9  
4 Mendiola F.C. 1991(※③) 5 1 2 2 −6 5 結果持ち
5 Maharlika Manila Football Club 5 1 0 4 −17 3  
6 Stallion Laguna F.C. 5 0 2 3 −9 2
※各クラブ全5試合。

※①:優勝したUnited City Football Clubは、2021年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの本戦(グループステージ)の出場権が与えられます。

※②:第2位のKaya F.C.-Iloiloは、2021年シーズンのAFCチャンピオンズリーグの予選1回選(予選ステージ)の出場権(敗退した場合、2020年シーズンAFCカップの本戦のグループステージに出場)が与えられます。

※③:第3位のMendiola F.C. 1991Kaya F.C.-Iloilo2021年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選を勝ち上がり本戦に出場した場合にのみ、2021年シーズンAFCカップのグループステージに出場します。

まとめ

今回は2020年シーズンのフィリピン1部リーグについて解説しました。

フィリピンリーグは毎シーズン、開催時期や参加クラブがギリギリまで決まらなかったりなど運営面での不安が多くあるのも特徴です。ただその反面、上位クラブのCeres Negros F.C.は毎シーズンアジアの大会でも良い結果を残していて強豪クラブとして有名ですし、代表チームも近年力をつけてきていたりと注目も集まってきています。

2021年シーズンのACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場枠拡大に伴い、フィリピンリーグの優勝クラブはダイレクト(以前までは予選で勝ち上がった場合のみ本戦に出場)で本戦に出場できるようになりました。これにより日本のJリーグを含めたアジアの強豪クラブと対戦できるのも魅力的だと個人的には感じています。

また、個人的にはフィリピンの街も好きでまた行ってみたい国の1つです。笑

このブログを読んで少しでもフィリピンのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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