こんにちは、ゆうたです。
世界で最も人口密度の高い国の1つであると言われるバングラデシュ。そんなバングラデシュにもサッカーリーグが存在します。
今回はそのバングラデシュ1部リーグ(Bangkadesh Premier League)の2021~2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
2021~2022年シーズンのバングラデシュ1部リーグは全国リーグとなっており、バングラデシュ全土から以下の12クラブが参加しています。
- Bangladesh Police FC
- Bashundhara Kings
- Chittagong Abahani Ltd
- Dhaka Abahani Ltd
- Dhaka Mohammedan SC Ltd
- Sheikh Jamal DC
- Muktijoddha Sangsad KC
- Rahmatganj MFS
- Saif SC
- Sheikh Russel KC
- Swadhinata KS
- Uttar Baridhara SC
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Swadhinata KSが2020~2021年シーズンバングラデシュ2部リーグからの昇格クラブです。
外国籍選手枠
2021~2022年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手4人)
出場枠4人(一般外国籍の選手4人)
2019~2020年シーズンは、登録枠、出場枠共に5人(一般外国籍の選手4人+アジア枠の選手1人)だったので、2021年シーズンから新しくできたルール(2018〜2019年シーズンも同じルール)です。
※2017~2018年シーズンは、登録枠、出場枠共に3人(一般外国籍の選手3人)でした。
外国籍選手枠の編成
2021~2022年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 前期/後期 | 1 | 2 | 3 | アジア |
---|---|---|---|---|---|
Bangladesh Police FC | 前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇲🇦 | 🇦🇫 |
後期 | 🇨🇮 | 🇨🇮 | |||
Bashundhara Kings | 前期 | 🇧🇦 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇮🇷 |
後期 | 🇧🇷 | 🇬🇲 | |||
Chittagong Abahani Ltd | 前期 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇿🇦 | 🇦🇫 |
後期 | 🇳🇬 | ||||
Dhaka Abahani Ltd | 前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇨🇷 | 🇮🇷 |
後期 | |||||
Dhaka Mohammedan SC Ltd | 前期 | 🇲🇱 | 🇳🇬 | 🇲🇰 | 🇦🇺 |
後期 | |||||
Sheikh Jamal DC | 前期 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇳🇬 | 🇺🇿 |
後期 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | |||
Muktijoddha Sangsad KC | 前期 | 🇪🇬 | 🇬🇳 | 🇯🇵 | 🇯🇵 |
後期 | 🇧🇮 | 🇬🇳 | |||
Rahmatganj MFS | 前期 | 🇨🇮 | 🇬🇭 | 🇳🇬 | 🇹🇯 |
後期 | |||||
Saif SC | 前期 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇷🇼 | 🇺🇿 |
後期 | |||||
Sheikh Russel KC | 前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇬🇼 | 🇰🇬 |
後期 | 🇨🇮 | 🇬🇭 | 🇳🇬 | ||
Swadhinata KS | 前期 | 🇧🇦 | 🇵🇱 | 🇮🇷 | 🇺🇿 |
後期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇷🇸 | 🇯🇵 | |
Uttar Baridhara SC | 前期 | 🇪🇬 | 🇪🇬 | 🇺🇿 | 🇺🇿 |
後期 | 🇨🇮 |
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(14) | 🇺🇿ウズベキスタン(4),🇯🇵日本(3),🇮🇷イラン(2),🇦🇫アフガニスタン(2), 🇦🇺オーストラリア(1),🇹🇯タジキスタン(1),🇰🇬キルギス(1), |
アフリカ(24) | 🇳🇬ナイジェリア(10),🇨🇮コートジボワール(5),🇬🇲ガンビア(2),🇬🇭ガーナ(2), 🇬🇳ギニア(1),🇲🇱マリ(1),🇧🇮ブルンジ(1),🇪🇬エジプト(1),🇷🇼ルワンダ(1), |
北中米(1) | 🇨🇷コスタリカ(1) |
南米(7) | 🇧🇷ブラジル(7) |
ヨーロッパ(2) | 🇷🇸セルビア(1),🇲🇰マケドニア(1) |
アフリカ系の国籍の選手が多く、ナイジェリアが9人、コートジボワールが8人となっています。次に多いのがウズベキスタンで7人というのもバングラデシュの特徴と言えます。
日本国籍選手一覧
大谷 壮馬(オオタニ ソウマ)選手
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※大谷選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1990年7月25日生まれ
経歴:初芝橋本高校 – 桃山学院大学 – FK Berane(モンテネグロ) – FK Slavija Sarajevo(ボスニアヘルツェゴビナ) – FK Berane(モンテネグロ) – Pattaya FC(タイ) – Krung Thonburi FC(タイ) – Lao Toyota FC(ラオス) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)- National Police Commissary FC(カンボジア) – Muktijoddha SKC(バングラデシュ)
Muktijoddha SKC所属。桃山学院大学を卒業後、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ、タイ、ラオス、モンゴル、カンボジアでプレーし2021年からバングラデシュでプレーしています。
三澤 徹晃(ミサワ テツアキ)選手
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※三澤選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1999年1月28日生まれ
経歴:瀬戸内高校 – 神奈川大学 – BCH Lions(モンゴル) – Muktijoddha SKC(バングラデシュ)
Muktijoddha SKC所属。神奈川大学を卒業後、モンゴルでプレーし、2021年からバングラデシュでプレーしています。
鈴木 雄太(スズキ ユウタ)
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ぼくです。笑 詳しくは、プロフィールをみてください。笑
順位表
2021~2022年シーズンのバングラデシュ1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Bashundhara Kings(※①) | 22 | 18 | 3 | 1 | +32 | 57 | 2023~2024年シーズンAFCカップの本戦への出場権 |
2 | Dhaka Abahani Ltd(※②) | 22 | 14 | 5 | 3 | +24 | 47 | 2023~2024年シーズンAFCカップの予選への出場権 |
3 | Saif SC(※③) | 22 | 11 | 4 | 7 | +21 | 37 | クラブが解散 |
4 | Sheikh Jamal DC | 22 | 9 | 8 | 5 | +3 | 35 | |
5 | Dhaka Mohammedan SC Ltd | 22 | 8 | 9 | 5 | +13 | 33 | |
6 | Sheikh Russel KC | 22 | 8 | 7 | 7 | +4 | 31 | |
7 | Chittagong Abahani Ltd | 22 | 8 | 7 | 7 | -3 | 31 | |
8 | Bangladesh Police FC | 22 | 8 | 6 | 8 | −4 | 30 | |
9 | Muktijoddha Sangsad KC | 22 | 5 | 4 | 13 | −15 | 19 | |
10 | Rahmatganj MFS | 22 | 4 | 6 | 12 | −13 | 18 | |
11 | Uttar Baridhara SC(※④) | 22 | 3 | 5 | 14 | −34 | 14 | 2022~2023年シーズンのバングラデシュ2部リーグに降格 |
12 | Swadhinata KS(※④) | 22 | 2 | 4 | 16 | −28 | 10 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全22試合。
※①:優勝したBashundhara Kingsには、2023~2024年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
※②:第2位のDhaka Abahani Ltdは、2023~2024年シーズンAFCカップの予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。
※③:第3位のSaif SCは、クラブが解散になりました。
※④:第11位のUttar Baridhara SCと第12位のSwadhinata KSは、2022~2023年シーズンのバングラデシュ2部リーグに自動降格しました。
まとめ
今回は2021~2022年シーズンのバングラデシュ1部リーグについて解説しました。
2018~2019年シーズンからアジア枠も新設されたバングラデシュリーグ。日本人選手にとってチャンスの多い国の1つだと言えます。
このブログを読んで少しでもバングラデシュのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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