こんにちは、ゆうたです。
2022年現在、多くの韓国出身の選手が日本のJリーグで活躍しています。
その逆に日本人選手も韓国リーグでプレーしています。
今回は、その韓国1部リーグの2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※K리그(K LEAGUE) Official Facebook Pageより(開幕戦の対戦カードと年間スケジュール)
2022年シーズンの韓国1部リーグは韓国全土から12クラブが参加しています。
- Daegu FC(大邱FC)
- Gangwon FC(江原FC)
- Gimcheon Sangmu FC(金泉尚武FC)🆕
- Incheon United FC(仁川ユナイテッドFC)
- Jeju United FC(済州ユナイテッドFC)
- Jeonbuk Hyundai Motors FC(全北現代モータースFC)
- Pohang Steelers FC(浦項スティーラースFC)
- Seongnam FC(城南FC)
- FC Seoul(FCソウル)
- Suwon Samsung Bluewings FC(水原三星ブルーウィングスFC)
- Suwon FC(水原FC)
- Ulsan Hyundai FC(蔚山現代FC)
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Gimcheon Sangmu FCが2021年シーズン韓国2部リーグからの昇格クラブです。
外国籍選手枠
2022年シーズンの韓国1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)
出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)
2019年シーズンまでは、登録・出場枠共に4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)でしたが、2020年シーズンから新たに東南アジア枠が追加されました。
※K LEAGUE Official Youtubeより(第27節の全ゴール集)
外国籍選手枠の編成
2022年シーズンの韓国1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 前期/後期 | 1 | 2 | 3 | アジア | 東南アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Daegu FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇧🇷 | |
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Gangwon FC |
前期 | 🇧🇬 | 🇲🇪 | 🇸🇪 | 🇯🇵 | ||
後期 | 🇧🇷 | 🇲🇪 | – | ||||
Gimcheon Sangmu FC |
前期 | – | – | – | – | ||
後期 | |||||||
Incheon United FC |
前期 | 🇲🇪 | 🇨🇷 | – | 🇦🇺 | ||
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Jeju United FC |
前期 | 🇬🇼 | 🇸🇪 | – | – | 🇵🇱 | |
後期 | |||||||
Jeonbuk Hyundai Motors FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇬🇲 | 🇷🇺 | 🇯🇵 | ||
後期 | – | – | |||||
Pohang Steelers FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇳🇬 | – | 🇦🇺 | 🇨🇴 | |
後期 | – | ||||||
Seongnam FC |
前期 | 🇷🇸 | 🇨🇴 | – | – | ||
後期 | 🇲🇪 | ||||||
FC Seoul |
前期 | 🇪🇸 | 🇷🇸 | 🇧🇷 | 🇦🇺 | ||
後期 | 🇷🇺 | 🇯🇵 | |||||
Suwon Samsung Bluewings FC |
前期 | 🇳🇱 | 🇩🇰 | 🇧🇦 | – | ||
後期 | – | 🇯🇵 | |||||
Suwon FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇫🇮 | 🇿🇦 | 🇦🇺 | ||
後期 | |||||||
Ulsan Hyundai FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇬🇪 | 🇭🇺 | 🇯🇵 | ||
後期 | 🇭🇺 |
※Gimcheon Sangmu FCはローカル選手のみの構成になっています。
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(7) | 🇯🇵日本(4),🇦🇺オーストラリア(3) |
アフリカ(3) | 🇿🇦南アフリカ(1),🇬🇼ギニアビサウ(1),🇬🇲ガンビア(1) |
北中米(1) | 🇨🇷コスタリカ(1) |
南米(10) | 🇧🇷ブラジル(9),🇨🇴コロンビア(1) |
ヨーロッパ(13) | 🇷🇸セルビア(2),🇲🇪モンテネグロ(2),🇸🇪スウェーデン(2),🇬🇪ジョージア(1),🇪🇸スペイン(1), 🇷🇺ロシア(1),🇫🇮フィンランド(1),🇳🇱オランダ(1),🇧🇦ボスニアヘルツェゴビナ(1),🇭🇺ハンガリー(1) |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
鈴木 圭太(スズキ ケイタ)選手
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※鈴木選手のInstagramより
ポジション:LSB,MF
生年月日:1997年12月20日生まれ
経歴:桃山学院高校 – FK Ibar(モンテネグロ)- FK Berane(モンテネグロ) – OFK Mladost(モンテネグロ) – FK Podgorica(モンテネグロ) – Daegu FC(韓国)
Daegu FC所属。桃山学院大学を卒業後、モンテネグロで6シーズンプレーし、2022年から韓国でプレーしています。
天野 純(アマノ ジュン)選手
ポジション:MF
生年月日:1991年7月19日生まれ
経歴:横浜Fマリノスユース – 順天堂大学 – 横浜Fマリノス – Sporting Lokeren(ベルギー) – 横浜Fマリノス – Ulsan Hyundai FC(韓国)
Ulsan Hyundai FC所属。順天堂大学を卒業後、ユース時代に過ごした横浜Fマリノスに加入し、ベルギーでのプレーも経験し、2022年から韓国でプレーしています。日本A代表経験あり。
小川 慶治朗(オガワ ケイジロウ)選手
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※小川選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1992年7月14日生まれ
経歴:ヴィッセル神戸U-18 – ヴィッセル神戸 – 湘南ベルマーレ – ヴィッセル神戸 – 横浜FC – Western Sydney Wanderers FC(オーストラリア) – FC Seoul (韓国)
FC Seoul所属(後期)。
齋藤 学(サイトウ マナブ)選手
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※齋藤選手のInstagramより
ポジション:FW/MF
生年月日:1990年4月4日生まれ
経歴:横浜F・マリノスユース – 横浜F・マリノス – 愛媛FC – 横浜F・マリノス – 川崎フロンターレ – Suwon Samsung Bluewings FC(韓国)
Suwon Samsung Bluewings FC(後期)所属。
※前期のみ
邦本 宜裕(クニモト タカヒロ)選手
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※邦本選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1997年10月8日生まれ
経歴:浦和レッズユース – アビスパ福岡 – Gyeongnam FC(韓国) – Jeonbuk Hyundai Motors FC(韓国)
韓国1部リーグJeonbuk Hyundai Motors FC所属。浦和レッズユースでプレー後、日本のJリーグの福岡でプレー後、2018年シーズンから韓国でプレーしています。U-17~20日本代表経験あり。
小林 祐希(コバヤシ ユウキ)選手
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※小林選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年4月24日生まれ
経歴:東京ヴェルディユース – 東京ヴェルディ – ジュビロ磐田 – 東京ヴェルディ – ジュビロ磐田 – SC Heerenveen(オランダ) – Waasland-Beveren(ベルギー) – Al-Khor SC(カタール) – Seoul E-Land FC(韓国)- Gangwon FC(韓国)
Gangwon FC所属。東京ベルディユースでプレー後、日本のJリーグの東京ベルディ、ジュビロ磐田、オランダ、ベルギー、カタールでプレーし、2021年韓国に移籍してきました。U-16,17,19日本代表、日本A代表経験あり。
順位表
2022年シーズンの韓国1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Ulsan Hyundai FC(※①) | 38 | 22 | 10 | 6 | +24 | 76 | 2023-24年シーズンAFCチャンピオンズリーグの本戦への出場権 |
2 | Jeonbuk Hyundai Motors FC(※①) | 38 | 21 | 10 | 7 | +20 | 73 | |
3 | Pohang Steelers FC(※①) | 38 | 16 | 12 | 10 | +11 | 60 | |
4 | Incheon United FC(※②) | 38 | 13 | 15 | 10 | +4 | 54 | 2023-24年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選への出場権 |
5 | Jeju United FC | 38 | 14 | 10 | 14 | +2 | 52 | |
6 | Gangwon FC | 38 | 14 | 7 | 17 | -2 | 49 | |
↑上位リーグ↑ ↓下位リーグ↓ | ||||||||
7 | Suwon FC | 38 | 13 | 9 | 16 | -7 | 48 | |
8 | Daegu FC | 38 | 10 | 16 | 12 | -7 | 46 | |
9 | FC Seoul | 38 | 11 | 13 | 14 | −4 | 46 | |
10 | Suwon Samsung Bluewings FC(※③) | 38 | 11 | 11 | 16 | −5 | 44 | 入れ替え戦へ |
11 | Gimcheon Sangmu FC(※③) | 38 | 8 | 14 | 16 | −3 | 38 | |
12 | Seongnam FC(※④) | 38 | 7 | 9 | 22 | −33 | 30 | 2023年シーズン韓国2部リーグへ自動降格 |
※各クラブ、ホーム&アウェー+もう1周の33試合+5試合の全38試合
※①:優勝したUlsan Hyundai FC、第2位のJeonbuk Hyundai Motors FC、第3位のPohang Steelers FCには、2023-24年シーズンAFCチャンピオンズリーグの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
※②:Incheon United FCには、2023-24年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。
※③:第10位のSuwon Samsung Bluewings FCと第11位のGimcheon Sangmu FCは、入れ替え戦(プレーイフ)へ。
※④:Seongnam FCは、2023年シーズン韓国2部リーグへ自動降格しました。
まとめ
今回は2022年シーズンの韓国1部リーグについて解説しました。
韓国リーグのクラブは、AFCチャンピオンズリーグでも日本のJクラブと対戦することもあり、注目している方も多くいるのではないでしょうか。
このブログを読んで少しでも韓国のサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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