【マレーシア3部リーグ】2024-25年シーズンマレーシアA1セミプロリーグ

こんにちは、ゆうたです。

ここ数年でヨーロッパのサッカーリーグの下部リーグでプレーしている日本人選手が多くなってきているとよく聞きますし、ぼく自身2016年にはチェコ4部リーグでプレーした経験があります。それに比べて東南アジアの下部リーグの情報やプレーしている選手のことはあまり知られていないと個人的に感じています。

実際のところ、国によっては下部リーグが存在していても外国籍の選手はプレーできない国も多く、情報もかなり少ないです。そんな中、2022年までマレーシアリーグは、下部リーグでも外国籍の選手がプレーできるリーグの1つでした。しかしリーグの大きな変革により、2部リーグが一時中止になり、3部リーグでも外国籍選手の登録が認められなくなりました。(2022年シーズンより)

それでも2024-25年シーズンからリーグ名がM3リーグからA1セミプロリーグ(Malaysia A1 Semi-Pro League)への変更するとともに外国籍選手枠の登録も再開しました。

そこで今回は、「マレーシアA1セミプロリーグ(実質2部)*以下A1セミプロリーグ」の2024-25年シーズンについて解説してきます。

参加クラブ


※Amatuer Football League Official Facebook Pageより(2024-25年シーズンの参加クラブ一覧)

2024-25年シーズンのA1セミプロリーグは、マレーシア全土から14クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Bunga Raya FCGombak FCMachan FCPutrajaya Athletic FCUiTM United FCYPM FCが新しく参加するクラブです。

2023年シーズンに参戦していたBRM FCPerlis United FCKSR Sains FCSarawak United FCは参加を辞退しました。

Naga UKS FCは、2024-25年シーズンA2リーグに降格しました。

【マレーシア3部リーグ】2023年シーズンマレーシアM3リーグ

外国籍選手枠

2024-25年シーズンのA1セミプロリーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠2人(21歳以下の一般外国籍選手2人)

出場枠2人(21歳以下の一般外国籍選手2人)

2020年シーズンは以来の外国籍選手枠の復活です。

外国籍選手枠の編成

2024-25年シーズン終了時のA1セミプロリーグの外国籍選手の各クラブの編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 1 2 3 4 退団した選手
Armed Forces FC 🇬🇭
Bukit Tambun FC
Bunga Raya FC 🇦🇷 🇦🇷 🇦🇷
Gombak FC 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷
Harini FT 🇬🇭🇬🇭
Immigration FC 🇧🇷 🇳🇬
Kuala Lumpur Rovers FC 🇰🇷 🇰🇷
Machan FC
Malaysian Univercity FT
Manjung City FC 🇦🇺 🇰🇷
Melaka FC 🇬🇭 🇳🇬 🇳🇬 🇫🇷
PIB FC
Putrajaya Athletic FC 🇲🇷 🇳🇬
UiTM United FC
YPM FC

※背景が肌色の選手は後期から加入した選手です。
※Melaka FCの2選手はカップ戦(Malaysia Cup, MFL Challenge Cup)のみの登録です。
・地域別外国籍選手数

地域
アジア(4) 🇰🇷韓国(3),🇦🇺オーストラリア(1)
アフリカ(7) 🇳🇬ナイジェリア(4),🇬🇭ガーナ(2),🇲🇷モーリタニア(1)
北中米(0)
南米(5) 🇧🇷ブラジル(3),🇦🇷アルゼンチン(2),
ヨーロッパ(1) 🇫🇷フランス(1)

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

日本国籍選手一覧

2024-25年シーズンは日本国籍選手はプレーしていません。

順位表

2024-25年シーズンのA1セミプロリーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Melaka FC(※①②) 28 22 5 1 +68 71 2025-26年シーズンのマレーシアスーパーリーグに昇格、2024-25年シーズンのマレーシアカップへの出場権
2 Immigration FC(※①) 28 18 9 1 +42 63 2025-26年シーズンのマレーシアスーパーリーグに昇格
3 Kuala Lumpur Rovers FC(※②) 28 16 8 4 +30 56 2024-25年シーズンのマレーシアカップへの出場権
4 Bunga Raya FC 28 17 4 7 +34 55
5 Malaysian Univercity FT 28 14 6 8 +32 48
6 Putrajaya Athletic FC 28 14 4 10 +16 46 2024-25年シーズンのマレーシアカップへの出場権
7 Gombak FC 28 11 9 8 +10 42
8 Armed Forces FC 28 10 8 10 +4 38
9 Manjung City FC 28 10 7 11 -2 37
10 YPM FC 28 8 6 14 0 30
11 Bukit Tambun FC 28 9 3 16 -19 30
12 PIB FC 28 8 4 16 −46 28
13 UiTM United FC 28 8 3 17 −19 27
14 Machan FC 28 4 2 22 -65 14
15 Harini FT(※③) 28 1 2 25 -85 5 2025-26年シーズンのA2アマチュアリーグリーグに降格

※各クラブ、ホーム&アウェイの全28試合。

※①:優勝したMelaka FCと第2位のImmigration FCは、2025-26年シーズンのマレーシアスーパーリーグに昇格しました。

※②:優勝したKuala Lumpur Rovers FC、第3位のKuala Lumpur Rovers FC、第6位のPutrajaya Athletic FCには、2024-25年シーズンのマレーシアカップへの出場権が与えられます。

※③:第15位のHarini FTは、2025-26年シーズンのA2アマチュアリーグリーグに自動降格しました。

まとめ

今回は2024-25年シーズンのA1セミプロリーグについて解説しました。

2024-25年シーズンからの新しい体制で始まったリーグなので、情報は少ないと思います。

外国籍選手枠もあり、若くて(21歳以下)で東南アジアでプレーしたい選手にとっては新しいチャンスが増えたことを意味すると個人的には感じています。

このブログを読んで少しでもマレーシアサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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