こんにちは、ゆうたです。
2022年現在、多くの韓国出身の選手が日本のJリーグで活躍しています。
その逆に日本人選手も韓国リーグでプレーしています。
今回は、その韓国2部リーグの2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※K리그(K LEAGUE) Official Facebook Pageより(開幕戦の対戦カードと年間スケジュール)
2022年シーズンの韓国2部リーグは韓国全土から11クラブが参加しています。
- Ansan Greeners FC(安山グリナースF)
- FC Anyang(FC安養)
- Bucheon FC 1995(富川FC 199)
- Busan IPark(釜山アイパーク)
- Chungnam Asan FC(忠南牙山FC)
- Daejeon Hana Citizen FC(大田ハナシチズン)
- Gimpo FC(金浦FC)🆕
- Gwangju FC(光州FC)🆕
- Gyeongnam FC(慶南FC)
- Jeonnam Dragons(全南ドラゴンズ)
- Seoul E-Land FC(ソウルイーランドFC)
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Gwangju FCが2021年シーズン韓国1部リーグからの降格クラブです。
Gimpo FCが2021年シーズン韓国3部リーグに在籍していた新しく参戦するクラブです。
※韓国2部と3部の昇降格は基本的にありません。
外国籍選手枠
2022年シーズンの韓国2部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
2019年シーズンまでは、登録・出場枠共に4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)でしたが、2020年シーズンから新たに東南アジア枠が追加されました。
※K LEAGUE Official Youtubeより(Daejeon vs Seoul E Highlights)
外国籍選手枠の編成
2022年シーズンの韓国2部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 前期/後期 | 1 | 2 | 3 | アジア | 東南アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Ansan Greeners FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇮🇩 | |
後期 | |||||||
FC Anyang |
前期 | 🇧🇷 | 🇨🇷 | 🇬🇭 | |||
後期 | |||||||
Bucheon FC 1995 |
前期 | 🇧🇷 | 🇳🇬 | 🇵🇦 | |||
後期 | |||||||
Busan IPark |
前期 | 🇭🇷 | 🇨🇾 | 🇦🇺 | |||
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Chungnam Asan FC |
前期 | 🇯🇵 | |||||
後期 | |||||||
Daejeon Hana Citizen FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇷🇴 | 🇯🇵 | 🇧🇷 | ||
後期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | |||||
Gimpo FC |
前期 | 🇧🇦 | 🇯🇵 | ||||
後期 | |||||||
Gwangju FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇦🇺 | |||
後期 | 🇧🇷 | ||||||
Gyeongnam FC |
前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | ||
後期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | |||||
Jeonnam Dragons |
前期 | 🇧🇷 | 🇽🇰 | 🇬🇪 | 🇯🇵 | ||
後期 | |||||||
Seoul E-Land FC |
前期 | 🇦🇷 | 🇦🇷 | 🇯🇵 | |||
後期 |
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(8) | 🇯🇵日本(5),🇦🇺オーストラリア(2),🇮🇩インドネシア(1) |
アフリカ(2) | 🇬🇭ガーナ(1),🇳🇬ナイジェリア(1) |
北中米(2) | 🇨🇷コスタリカ(1),🇵🇦パナマ(1) |
南米(18) | 🇧🇷ブラジル(16),🇦🇷アルゼンチン(2) |
ヨーロッパ(4) | 🇭🇷クロアチア(1),🇨🇾キプロス(1),🇽🇰コソボ(1),🇬🇪ジョージア(1), |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
西 翼(ニシ ツバサ)選手
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※西選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1990年4月8日生まれ
経歴:ルーテル学院高校 – 専修大学 – Gwardia Koszalin(ポーランド) – Lechia Gdańsk(ポーランド) – RTS Widzew Łódź(ポーランド) – OKS Stomil Olsztyn(ポーランド) – Legia Warsaw II(ポーランド) – MFK Zemplín Michalovce(スロバキア) – Daegu FC(韓国) – Seoul E-Land FC(韓国)
韓国2部リーグSeoul E-Land FC所属。専修大学を卒業後、ポーランド、スロベニアでプレーし、2018年から韓国でプレーしています。
磐瀬 剛(イワセ ゴウ)選手
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※磐瀬選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1995年6月28日生まれ
経歴:市立船橋高校 – 京都サンガFC – FC岐阜 – 京都サナガFC – FC岐阜 – 京都サンガFC – ザスパクサツ群馬 – Ansan Greeners FC(韓国)
韓国2部リーグAnsan Greeners FC所属。市立船橋高校を卒業後、日本のJリーグの京都サンガFC、FC岐阜、ザスパクサツ群馬でプレーし、2021年シーズンから韓国でプレーしています。U-19日本代表経験あり。
石田 雅俊(イシダ マサトシ)選手
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※石田選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1995年5月4日生まれ
経歴:市立船橋高校 – 京都サンガFC – SC相模原 – 京都サンガFC – ザスパクサツ群馬 – 京都サンガFC – アスルクラロ沼津 – 京都サンガFC – Ansan Greeners FC(韓国) – Suwon FC(韓国) – Gangwon FC(韓国) – Daejeon Hana Citizen FC(韓国)
韓国2部リーグDaejeon Hana Citizen FC所属。市立船橋高校を卒業後、日本のJリーグの京都、相模原、群馬、沼津でプレーし、2019年シーズンから韓国でプレーしています。U-18日本代表経験あり。
佐藤 優平(サトウ ユウヘイ)選手
ポジション:MF
生年月日:1990年10月29日生まれ
経歴:横浜Fマリノスユース – 国士舘大学 – 横浜Fマリノス – アルビレックス新潟 – 横浜Fマリノス – モンテディオ山形 – 東京ヴェルディ – Jeonnam Dragons(韓国)
Jeonnam Dragons所属。国士舘大学を卒業後、ユース時代に過ごした横浜Fマリノスに加入し、アルビレックス新潟、モンテディオ山形、東京ヴェルディでプレーし、2022年から韓国でプレーしています。
大堀 亮之介(オオホリ リョウノスケ)選手
ポジション:MF
生年月日:2001年1月10日生まれ
経歴:サンフレッチェ広島ユース – Portimonense SC U23(ポルトガル) – BFC Daugavpils(ラトビア) – SRC広島 – Gyeongnam FC(韓国)
Gyeongnam FC所属。U-17日本代表経験あり。
※前期のみ
丸岡 満(マルオカ ミツル)選手
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※丸岡選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1996年1月6日生まれ
経歴:セレッソ大阪U-18 – セレッソ大阪 – Borussia Dortmund(ドイツ) – Borussia DortmundⅡ(ドイツ)- セレッソ大阪 – V・ファーレン長崎 – セレッソ大阪 – レノファ山口 – セレッソ大阪 – BG Pathum United FC(タイ) – Gimpo FC(韓国)
Gimpo FC所属。日本のJリーグのセレッソ大阪、Vファーレン長崎、レノファ山口、ドイツ、タイでプレーし、2022年から韓国でプレーしています。U-17,18日本代表経験あり。
順位表
2022年シーズンの韓国2部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Gwangju FC(※①) | 40 | 25 | 11 | 4 | +36 | 86 | 2023年シーズン韓国1部リーグに自動昇格 |
2 | Daejeon Hana Citizen FC(※②③) | 40 | 21 | 11 | 8 | +25 | 74 | 入れ替え戦を勝ちぬき2023年シーズン韓国1部リーグに昇格 |
3 | FC Anyang(※②) | 40 | 19 | 12 | 9 | +11 | 69 | 入れ替え戦へ |
4 | Bucheon FC 1995(※②) | 40 | 17 | 10 | 13 | +8 | 61 | |
5 | Gyeongnam FC(※②) | 40 | 16 | 8 | 16 | −1 | 56 | |
6 | Chungnam Asan FC | 40 | 13 | 13 | 14 | −5 | 52 | |
7 | Seoul E-Land FC | 40 | 11 | 15 | 14 | −1 | 48 | |
8 | Gimpo FC | 40 | 10 | 11 | 16 | -26 | 41 | |
9 | Ansan Greeners FC | 40 | 8 | 13 | 19 | −18 | 37 | |
10 | Busan IPark | 40 | 9 | 9 | 22 | -18 | 36 | |
11 | Jeonnam Dragons | 40 | 6 | 17 | 17 | −11 | 35 |
※各クラブ、ホーム&アウェーを2周の全40試合
※①:優勝したGwangju FCは、2023年シーズン韓国1部リーグに自動昇格しました。
※②:第2位のDaejeon Hana Citizen FC、第3位のFC Anyang、第4位のBucheon FC 1995、第5位のGyeongnam FCには、2023年シーズン韓国1部リーグへの昇格をかけた入れ替え戦(プレーオフ)に進出しました。
※③:Daejeon Hana Citizen FCは、入れ替え戦を勝ち抜き、2023年シーズン韓国1部リーグに昇格しました。
まとめ
今回は2022年シーズンの韓国2部リーグについて解説しました。
韓国リーグのクラブは、AFCチャンピオンズリーグでも日本のJクラブと対戦することもあり、注目している方も多くいるのではないでしょうか。
このブログを読んで少しでも韓国のサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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