【マレーシア2部リーグ】2020年シーズンマレーシアプレミアリーグ

こんにちは、ゆうたです。

2003年シーズンまでのマレーシアリーグの1部と2部リーグは、Liga Perdana1(1部)とLiga Perdana2(2部)といリーグ名で開催されていましが、2004年シーズン以降は、現在と同じ形のマレーシアスーパーリーグ(1部)とマレーシアプレミアリーグ(2部)で開催されています。
※Liga Perdanaはマレー語でPremier League(プレミアリーグ)の意味

ぼく自身以前までマレーシプレミアリーグのことは、名前を聞くとイングランドプレミアリーグのイメージから1部リーグだと勘違いしていました。笑 ですが、現在はマレーシアの1部リーグではなく2部リーグという位置付けになっています。

今回は、そのマレーシアプレミアリーグの2020年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ

※Malaysia Football league official Facebook pageより(2020年シーズンの再開の告知)

2020年シーズンのマレーシプレミアリーグはマレーシア全土から以下の12クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

2019年シーズンまでPKNP F.C.PKNS F.C.でマレーシアスーパーリーグに参加していた両クラブですが2020年シーズンからPKNP F.C.Perak FAⅡ(Perak FAもセカンドチーム)にPKNS F.C.Selangor II(Selangor FAのセカンドチーム)となりました。

Sarawak United F.C.はM3リーグに降格したSarawak FAがSelangor United F.C.を買収し、新しくできたクラブになります。

Johor Darul Ta’zim F.C.ⅡTerengganu FC IIPerak FA ⅡSelangor 2の4クラブはマレーシアスーパリーグに所属する、Johor Darul Ta’zim F.CTerengganu FCPerak FASelangor FAのセカンドチームになり、順位次第で下部リーグへの降格はあっても、トップチームが所属する上位リーグ(この4クラブの場合はマレーシアスーパーリーグ)への昇格はできません。

Kuala Lumpur FAPerak FA ⅡSelangor 2が2019年シーズンのマレーシアスーパーリーグからの降格クラブで、Kuching FAKelantan United F.C.が2019年シーズンのM3リーグ(3部)からの昇格クラブになります。

【マレーシア 1部リーグ】2019年シーズンマレーシアスーパーリーグ

【マレーシア2部リーグ】2019年シーズンマレーシアプレミアリーグ

【マレーシア3部リーグ】2019年シーズンマレーシアM3リーグ

外国籍選手枠

2020年シーズンのマレーシプレミアリーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

マレーシアプレミアリーグは、マレーシアスーパーリーグと違い東南アジア出身選手の枠はありません。

※Kuching FA Official Youtubeより(vsJDTⅡのハイライト映像)

外国籍選手枠の構成

2020年シーズン終了時のマレーシプレミアリーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 1 2 3 アジア 退団した選手
Johor Darul Ta’zim F.C.Ⅱ 🇦🇷 🇦🇷 🇪🇸 🇯🇵    
Kelantan FA 🇯🇵 🇳🇬 🇳🇦   🇰🇷  
Kelantan United F.C. 🇧🇷 🇲🇦 🇬🇲 🇮🇶🇸🇪    
Kuala Lumpur FA 🇧🇷 🇦🇷 🇹🇬 🇰🇬    
Kuching FA 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵 🇯🇵 🇧🇷  
Negeri Sembilan FA 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇯🇵    
Perak FA Ⅱ 🇧🇷 🇫🇷 🇧🇦 🇦🇺🇹🇷    
Penang FA 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷    
Sarawak United F.C. 🇧🇷 🇦🇷 🇱🇷 🇮🇷 🇦🇷  
Selangor 2 🇽🇰     🇸🇬🇩🇪    
Terengganu FC II   🇨🇮 🇬🇭 🇯🇵🇧🇷 🇲🇪  
UKM F.C. 🇬🇭 🇦🇷 🇳🇬 🇰🇷 🇱🇷 🇫🇷

※肌色の背景はシーズン途中(開幕後の前期もしくは後期の移籍期間)に加入した選手です。
※ピンク色の背景はマレーシアプレミアリーグに所属するセカンドチームとの移籍選手です。(シーズン中自由に選手の入れ替えができるため)
→状況によっては週末にどちらの試合にも出る選手もいます。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(13) 🇯🇵日本(5),🇰🇷韓国(2),🇦🇺オーストラリア(2),🇸🇬シンガポール(1),
🇮🇶イラク(1),🇮🇷イラン(1),🇰🇬キルギス(1)
アフリカ(10) 🇳🇬ナイジェリア(2),🇬🇭ガーナ(2),🇨🇮コートジボワール(1),🇳🇦ナミビア(1),🇲🇦モロッコ(1),
🇬🇲ガンビア(1),🇹🇬トーゴ(1),🇱🇷リベリア(1)
北中米(0)  
南米(17) 🇧🇷ブラジル(12),🇦🇷アルゼンチン(5)
ヨーロッパ(4) 🇫🇷フランス(1),🇪🇸スペイン(1),🇽🇰コソボ(1),🇧🇦ボスニアヘルツェゴビナ(1)

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

日本国籍選手一覧

中武 駿介(ナカタケ シュンスケ)選手【MF】、1990年生まれ

 
 
 
 
 
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※中武選手のInstagramより
Negeri Sembilan FA所属。2018年シーズンは同リーグのPDRM FAでプレーし、2019年シーズンからNegeri Sembilan FAに完全移籍し、2シーズンプレーしました。2016年シーズンからマレーシアリーグでプレーしており、マレーシアの他にシンガポールリーグでのプレー経験もあります。

ブルーノ 鈴木(ブルーノ スズキ)選手【FW】、1990年生まれ

 
 
 
 
 
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※鈴木選手のInstagramより
Terengganu FC Ⅱ所属。2018年シーズンから所属しているTerengganu FC Ⅱで2020年シーズンも契約を延長し、1シーズンプレーしました。日本のJリーグとシンガポールリーグでプレーした経験豊富なストライカーです。

渡邉 将基(ワタナベ マサキ)選手【DF】、1986年生まれ

 
 
 
 
 
 
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※渡邊選手のInstagramより
Kelantan FA所属。2018年シーズンはJ2リーグの横浜FCでプレーしており、2019年シーズンはマレーシアプレミアリーグのPerlis FAに完全移籍したもののクラブが財政上の問題で開幕後3試合でリーグから脱退しフリーに。その後すぐ、FELDA United F.C.と契約し、1シーズンプレーしました。2020年シーズンからKelantan FAに移籍しました。日本のJリーグの5クラブ(サガン鳥栖、横浜FC、ギラヴァンツ北九州、ヴァンフォーレ甲府、FC岐阜)でのプレー経験があります。

廣瀬 慧(ヒロセ ケイ)選手【MF】、1995年生まれ

 
 
 
 
 
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※廣瀬選手のInstagramより
Johor Darul Ta’zim F.C. II所属。ドイツ、マルタ、インドネシアでプレー後、2020年シーズンからJohor Darul Ta’zim F.C. IIでプレーしています。

谷川 由来(タニガワ ユウキ)選手【MF/DF】、1997年生まれ

 
 
 
 
 
 
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※谷川選手のInstagramより
Kuching FA所属。京都産業大学を卒業後、2020年シーズンからKuching FAに所属しています。

鈴木 雄太(スズキ ユウタ)【MF】、1990年生まれ

 
 
 
 
 
 
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ぼくです。笑 詳しくは、プロフィールをみてください。笑

プロフィール

2020年シーズンマレーシアリーグでプレーする日本人選手

順位表

2020年シーズンのマレーシアプレミアリーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Penang FA(※①②) 11 8 2 1 +16 26 2021年シーズンのマレーシアスーパーリーグに昇格
2020年シーズンのマレーシアカップの出場権
2 Terengganu FC II 11 7 1 3 +4 22  
3 Kuala Lumpur FA(※①②) 11 6 3 2 +7 21 2021年シーズンのマレーシアスーパーリーグに自動昇格
2020年シーズンのマレーシアカップの出場権
4 Kuching FA(※②) 11 5 1 5 −2 16 2020年シーズンのマレーシアカップの出場権
5 Johor Darul Ta’zim F.C.Ⅱ 11 4 3 4 +3 15  
6 Kelantan FA(※②③) 11 5 3 3 +3 15 2020年シーズンのマレーシアカップの出場権
7 Selangor 2 11 4 1 6 −6 13  
8 Kelantan United F.C.(※②) 11 4 0 7 −6 12 2020年シーズンのマレーシアカップの出場権
9 UKM F.C. 11 3 3 5 −6 12  
10 Sarawak United F.C. 11 3 2 6 −2 11  
11 Negeri Sembilan FA 11 3 2 6 −8 11  
12 Perak FA Ⅱ 11 1 5 5 −2 8  
※各クラブ、前期のみの全11試合。

※①:通常は上位2クラブがマレージアスーパーリーグへの昇格ですが、セカンドチーム(マレーシアスーパーリーグにトップチームをもつJohor Darul Ta’zim F.C.ⅡTerengganu FC IISelangor IIPerak FA Ⅱ)は昇格できないためそれらのクラブを除く上位2クラブのPenang FAKuala Lumpur FAが2021年シーズンのマレーシアスーパーリーグに自動昇格しました。

※②:セカンドチーム(Johor Darul Ta’zim F.C.ⅡTerengganu FC II、Selangor IIPerak FA Ⅱ)を除く、上位5クラブ(Penang FAKuala Lumpur FAKuchingg FAKelantan FAKelantan United F.C.)がリーグ戦終了後に開催された2020年シーズンのマレーシアカップに出場しました。

※③:Kelantan FAは昨シーズンまでの給料未払い問題が解決されておらず、シーズン中に勝ち点を減点(マイナス3ポイント)されています。 

※新型コロナウイルスの影響でM3リーグ(マレーシア3部リーグ)が中止となったため、降格クラブはなしとなっています。

【マレーシアサッカー】マレーシアカップとは

まとめ

今回は2020年シーズンのマレーシアプレミアリーグについて解説してきました。

マレーシアプレミアリーグは、セカンドチームが参戦していたり結果次第で参加できるカップ戦(マレーシアカップとチャレンジカップ)が違ったりとかなり特殊なリーグだと個人的には思っています。

このブログを読んで少しでもマレーシアサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【マレーシア2部リーグ】2021年シーズンマレーシアプレミアリーグ

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