【マレーシア1部リーグ】2024-25年シーズンマレーシアスーパーリーグ

こんにちは、ゆうたです。

近年、力をつけてきている東南アジアのサッカー。マレーシアリーグのクラブがアジアチャンピオンズリーグで日本のJクラブ相手に勝利する機会も増えてきました。

AFC主催の大会(AFCチャンピオンズリーグエリート、AFCチャンピオンズリーグ2、AFCチャレンジリーグ)の秋春制移行に伴い、マレーシアリーグも2024-25年シーズンから秋春制になりました。
※2023年シーズンまでは春秋制で開催。

今回は、そんなマレーシアスーパーリーグの2024-25年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Malaysia Football league official Facebook pageより(参加クラブ一覧)

2024-25年シーズンのマレーシアスーパーリーグは全国リーグとなっており、マレーシア全土から以下の13クラブが参加しています。

昇格クラブはなしです。

Kelantan FCが、財政上の問題によりクラブライセンスが発行されず降格しました。

【マレーシア1部リーグ】2023年シーズンマレーシアスーパーリーグ

外国籍選手枠

2024-25年シーズンのマレーシアスーパーリーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠10人(一般外国籍の選手8人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)

出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)

外国籍選手枠の編成

2024-25年シーズンのマレーシアスーパーリーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 前期/後期 1 2 3 4 5 6 7 8 アジア 東南アジア 退団した選手
Johor Darul Ta’zim FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇮🇹 🇵🇹 🇪🇸 🇵🇭(🇪🇸) 🇸🇾(🇦🇷) 🇦🇺 🇮🇩(🇪🇸) 🇮🇹
後期 🇦🇿 🇨🇴 🇪🇸 🇪🇸 🇰🇷
Kedah Darul Aman FC 前期 🇧🇷 🇭🇹 🇷🇸 🇺🇿 🇬🇭 🇧🇭
後期
Kelantan Darul Naim FC 前期 🇧🇴 🇨🇩 🇬🇼 🇨🇿 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇵🇸 🇧🇷
後期 🇺🇸 🇲🇲🇵🇸
Kuala Lumpur City FC 前期 🇲🇪 🇷🇸 🇧🇦 🇦🇺 🇦🇺 🇵🇭(🇩🇪)
後期
Kuching City FC 前期 🇬🇾(🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿) 🇬🇭 🇨🇮 🇳🇦 🇳🇬 🇧🇷 🇯🇵 🇹🇱(🇧🇷)
後期 🇧🇭
Negeri Sembilan FC
前期 🇪🇸 🇸🇳 🇳🇬 🇯🇵 🇰🇷 🇰🇷 🇲🇲
後期 🇧🇷 🇮🇹
PDRM FC 前期 🇳🇬 🇳🇬 🇳🇬 🇳🇬 🇧🇭(🇳🇬) 🇯🇵 🇰🇷 🇯🇴 🇲🇲
後期 🇰🇷
Penang FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇬🇭
後期 🇦🇺
Perak FC 前期 🇦🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇳🇬 🇷🇸 🇰🇷 🇰🇬 🇵🇭(🇸🇪)
後期
Sabah FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇪🇸 🇬🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇮🇩
後期 🇧🇷
Selangor FC 前期 🇻🇪 🇨🇱 🇨🇻 🇬🇭 🇺🇿 🇯🇴 🇯🇴 🇸🇬
後期 🇯🇴 🇭🇷 🇯🇴
Sri Pahang FC 前期 🇦🇷 🇦🇷 🇱🇷 🇷🇸 🇺🇦 🇺🇿
後期
Terengganu FC 前期 🇭🇷 🇭🇷 🇲🇪 🇳🇱 🇳🇬 🇳🇬 🇺🇿 🇵🇭(🇸🇪)
後期 🇸🇻

※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(27) 🇰🇷韓国(6),🇯🇴ヨルダン(4),🇯🇵日本(3),🇵🇭フィリピン(3),🇦🇺オーストラリア(3),🇲🇲ミャンマー(2),
🇮🇩インドネシア(2),🇧🇭バーレーン(2),🇰🇬キルギス(1),🇺🇿ウズベキスタン(1),
アフリカ(17) 🇳🇬ナイジェリア(9),🇬🇭ガーナ(3),🇱🇷リベリア(1),🇸🇳セネガル(1),🇨🇮コートジボワール(1),
🇨🇻カーボベルデ(1),🇳🇦ナミビア(1),
北中米(2) 🇺🇸アメリカ(1),🇸🇻エルサルバドル(1)
南米(17) 🇧🇷ブラジル(10),🇦🇷アルゼンチン(3),🇨🇱チリ(1),🇻🇪ベネズエラ(1),🇬🇾ガイアナ(1),🇨🇴コロンビア(1)
ヨーロッパ(16) 🇪🇸スペイン(4),🇷🇸セルビア(2),🇭🇷クロアチア(2),🇲🇪モンテネグロ(2),🇵🇹ポルトガル(1),
🇮🇹イタリア(1),🇦🇿アゼルバイジャン(1),🇺🇦ウクライナ(1),🇬🇷ギリシャ(1),🇧🇦ボスニア(1)

※退団した選手は含んでいません。

日本国籍選手一覧

谷川 由来(タニガワ ユウキ)選手

 

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※谷川選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1997年4月21日生まれ
経歴:守山北高 – 京都産業大 – Kuching FA(マレーシア) – Kelantan United FC(マレーシア) – Kuching City FC(マレーシア)
Kuching City FC所属。京都産業大学を卒業後、2020年シーズンにKuching FAでプレーし、2021年シーズンからKelamtan United FCに移籍し、2022年に前所属のKuching City FC(旧Kuching FA)に帰ってきました。

ブルーノ 鈴木(ブルーノ スズキ)選手

 

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※ブルーノ選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1990年5月20日生まれ
経歴:ガンバ大阪ユース – アルビレックス新潟 – FC町田ゼルビア – アルビレックス新潟 – アルビレックス新潟シンガポール – アルビレックス新潟 – アルビレックス新潟シンガポール – Home United(シンガポール) – Geylang International Football Club(シンガポール) – FC岐阜 – Negeri Sembilan FA(マレーシア) – Terengganu Football Club II(マレーシア) – Terengganu Football Club(マレーシア)  – Terengganu Football Club II(マレーシア)- PDRM FC(マレーシア) Bangkok FC(タイ) – PDRM FC(マレーシア)
PDRM FC所属。2017-2021年までマレーシアでプレーし、2022年はタイ、2023年シーズンからマレーシアに帰ってきました。日本のJリーグのアルビレックス新潟、FC岐阜とシンガポール、タイリーグでプレーした経験豊富なストライカーです。

佐々木 匠(ササカ タクミ)選手

 

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※佐々木選手のInstagramより
ポジション:FW/MF
生年月日:1998年3月30日生まれ
経歴:ベガルタ仙台ユース – ベガルタ仙台 – 徳島ヴォルティス – ベガルタ仙台 – カマタマーレ讃岐 – ベガルタ仙台 – レノファ山口 – ベガルタ仙台 – 愛媛FC – Negeri Sembilan Cc(マレーシア)
Negeri Sembilan FC所属。元UU-15.16.17.18.19.20日本代表。

順位表

2024-25年シーズンのマレーシアスーパーリーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Johor Darul Ta’zim FC(※①) 24 23 1 0 +82 70 2025-26年シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートの本戦への出場権
2 Selangor FC(※②) 24 16 4 4 +28 52 2025-26年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2の本戦への出場権
3 Sabah FC(※③) 24 11 7 6 +8 40 2025–26年シーズンのアセアンクラブチャンピオンシップの本戦への出場権
4 Kuching City FC(※③) 24 10 9 5 +10 39
5 Terengganu FC 24 9 8 7 +9 35
6 Kuala Lumpur City FC 24 11 4 9 +7 31
7 Perak FC(※④) 24 8 6 10 0 30 リーグから脱退
8 Sri Pahang FC 24 7 8 9 −4 29
9 PDRM FC 24 7 6 11 −11 27
10 Penang FC 24 6 8 10 −7 26
11 Kedah Darul Aman FC)(※④) 24 6 6 12 −30 21
12 Negeri Sembilan FC 24 4 4 16 −26 16
13 Kelantan Darul Naim FC 24 2 1 21 -66 7

※各クラブ、ホーム&アウェイの全22試合。
Kuala Lumpur City FCはクラブライセンス申請時の不正で6ポイント、Kedah Darul Aman FCは供与未払い問題により3ポイントの減点。

※①:優勝したJohor Darul Ta’zim FCには、2025-26年シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートの本戦(グループステージ)からの出場権が与えられています。

※②:第2位のSelangor FCには、2025-26年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2の本戦(グループステージ)への出場権が与えられています。
→本来は国内カップ戦(2022 Malaysia Cup)の優勝クラブに1枠割り振られるルールですが、優勝したJohor Darul Ta’zim FCがカップ戦でも優勝したため第2位のSabah FCに出場権が回ってきました。

※③:第3位のSabah FCと第4位のKuching City FCには、2025–26年シーズンのアセアンクラブチャンピオンシップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられています。

※④:第7位のPerak FCと第11位のKedah Darul Aman FCは、リーグからの脱退を発表。

まとめ

今回は2024-25年シーズンのマレーシアスーパーリーグについて解説しました。

2014年シーズンから8連覇を達成したJohor Darul Ta’zim F.C.。2022年シーズンは連覇を止めることができるクラブが出てくるのか、これから楽しみです。

このブログを読んで少しでもマレーシアのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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