【マレーシア1部リーグ】2023年シーズンマレーシアスーパーリーグ

こんにちは、ゆうたです。

近年、力をつけてきている東南アジアのサッカー。マレーシアリーグのクラブがアジアチャンピオンズリーグで日本のJクラブ相手に勝利する機会も増えてきました。

今回は、そんなマレーシアスーパーリーグの2023年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Malaysia Football league official Facebook pageより(参加クラブ一覧)

2023年シーズンのマレーシアスーパーリーグは全国リーグとなっており、マレーシア全土から以下の14クラブが参加しています。

Kelantan FCKelantan United FCKuching City FCPDRM FCPerak FC、が2022年シーズンのマレーシアプレミアリーグ(2部)からの昇格クラブになります。
※2023年シーズンよりマレーシアリーグの大きな変革により、スーパーリーグのクラブ数を増やすためにライセンスのあるクラブ全てが順位に関係なく昇格しました。

【マレーシア1部リーグ】2022年シーズンマレーシアスーパーリーグ

【マレーシア2部リーグ】2022年シーズンマレーシアプレミアリーグ

外国籍選手枠

2023年シーズンのマレーシアスーパーリーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠9人(一般外国籍の選手7人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)

出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)

マレーシアリーグの大きな変革により、登録枠が5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)から9人に変わり、出場枠はそのまま(+1人ベンチ入り可、ピッチ上は5人まで)になりました。

外国籍選手枠の編成

2023年シーズンのマレーシアスーパーリーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 前期/後期 1 2 3 4 5 6 7 アジア 東南アジア 退団した選手
Johor Darul Ta’zim FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇷 🇮🇹(🇦🇷) 🇪🇸 🇦🇺 🇮🇩(🇪🇸) 🇵🇭(🇪🇸)
後期 🇧🇷 🇯🇵
Kedah Darul Aman FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇷 🇷🇸 🇿🇦 🇬🇭 🇩🇿 🇹🇯 🇵🇭(🇩🇪)
後期 🇧🇭(🇳🇬) 🇳🇬
Kelantan FC
前期 🇦🇷 🇪🇸 🇪🇸 🇬🇲 🇳🇬 🇰🇷 🇰🇷 🇵🇭(🇪🇸) 🇵🇭(🇮🇹)
後期 🇸🇱🇮🇩🇹🇭🇮🇷🇰🇷
Kelantan United FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇸🇳 🇰🇬 🇵🇭(🇺🇸)
後期 🇭🇷 🇳🇬 🇰🇷 🇰🇷 🇺🇿
Kuala Lumpur City FC 前期 🇧🇷 🇨🇴 🇮🇹 🇭🇷 🇨🇮 🇦🇺(🇮🇹) 🇵🇭(🇩🇪) 🇵🇭(🇩🇰)
後期
Kuching City FC 前期 🇧🇷 🇷🇸 🇧🇮 🇱🇷 🇳🇬 🇺🇿 🇯🇵 🇹🇱(🇧🇷) 🇵🇭(🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿)
後期 🇧🇷 🇹🇯 🇳🇦 🇹🇱(🇧🇷) 🇨🇮
Negeri Sembilan FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇫🇷 🇬🇦 🇸🇬
後期 🇪🇸 🇲🇲
PDRM FC 前期 🇱🇷 🇳🇬 🇳🇬 🇳🇬 🇸🇳 🇯🇴 🇯🇵 🇲🇲
後期 🇪🇸
Penang FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇫🇷 🇱🇧 🇰🇷 🇲🇲 🇵🇭(🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿)
後期 🇮🇪
Perak FC 前期 🇦🇷 🇳🇬 🇳🇬 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷
後期 🇷🇸 🇰🇷 🇵🇭
Sabah FC 前期 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇳🇬 🇰🇷 🇰🇷 🇮🇩
後期 🇧🇷 🇪🇸
Selangor FC 前期 🇨🇴 🇻🇪 🇬🇭 🇬🇭 🇬🇭 🇯🇴 🇯🇴 🇲🇲
後期 🇬🇭 🇸🇬
Sri Pahang FC 前期 🇧🇷 🇦🇷 🇱🇷 🇺🇿 🇰🇷 🇰🇷 🇦🇺 🇵🇭(🇩🇪)
後期 🇧🇷 🇺🇿
Terengganu FC 前期 🇭🇹 🇭🇷 🇭🇷 🇲🇪 🇬🇭 🇺🇿 🇧🇭(🇳🇬) 🇹🇭 🇵🇭(🇸🇪)
後期 🇺🇿

※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア(38) 🇰🇷韓国(6),🇵🇭フィリピン(5),🇺🇿ウズベキスタン(5),🇦🇺オーストラリア(3),🇲🇲ミャンマー(3),
🇯🇵日本(3),🇯🇴ヨルダン(2),🇮🇩インドネシア(2),🇹🇱東ティモール(2),🇹🇯タジキスタン(2),
🇧🇭バーレーン(2),🇱🇧レバノン(1),🇸🇬シンガポール(1),🇹🇭タイ(1),
アフリカ(20) 🇳🇬ナイジェリア(6),🇬🇭ガーナ(6),🇱🇷リベリア(3),🇸🇳セネガル(2),🇨🇮コートジボワール(1),
🇿🇦南アフリカ(1),🇳🇦ナミビア(1),
北中米(1) 🇭🇹ハイチ(1)
南米(21) 🇧🇷ブラジル(14),🇦🇷アルゼンチン(4),🇨🇴コロンビア(2),🇻🇪ベネズエラ(1)
ヨーロッパ(16) 🇪🇸スペイン(4),🇭🇷クロアチア(3),🇷🇸セルビア(3),🇮🇹イタリア(2),🇫🇷フランス(1),
🇵🇹ポルトガル(1),🇲🇪モンテネグロ(1),🇮🇪アイルランド(1)

※退団した選手は含んでいません。

日本国籍選手一覧

邦本 宜裕(クニモト タカヒロ)選手

※邦本選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1997年10月8日生まれ
経歴:浦和レッズユース – アビスパ福岡 – Gyeongnam FC(韓国) – Jeonbuk Hyundai Motors FC(韓国) – Casa Pia(ポルトガル) – Johor Darul Ta’zim FC(マレーシア)
Johor Darul Ta’zim FC所属。浦和レッズユースでプレー後、日本のJリーグの福岡でプレー後、2023年シーズンからマレーシアでプレーしています。U-17~20日本代表経験あり。

谷川 由来(タニガワ ユウキ)選手

 

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※谷川選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1997年4月21日生まれ
経歴:守山北高 – 京都産業大 – Kuching FA(マレーシア) – Kelantan United FC(マレーシア) – Kuching City FC(マレーシア)
Kuching City FC所属。京都産業大学を卒業後、2020年シーズンにKuching FAでプレーし、2021年シーズンからKelamtan United FCに移籍し、2022年に前所属のKuching City FC(旧Kuching FA)に帰ってきました。

ブルーノ 鈴木(ブルーノ スズキ)選手

 

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※ブルーノ選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1990年5月20日生まれ
経歴:ガンバ大阪ユース – アルビレックス新潟 – FC町田ゼルビア – アルビレックス新潟 – アルビレックス新潟シンガポール – アルビレックス新潟 – アルビレックス新潟シンガポール – Home United(シンガポール) – Geylang International Football Club(シンガポール) – FC岐阜 – Negeri Sembilan FA(マレーシア) – Terengganu Football Club II(マレーシア) – Terengganu Football Club(マレーシア)  – Terengganu Football Club II(マレーシア)- PDRM FC(マレーシア) Bangkok FC(タイ) – PDRM FC(マレーシア)
PDRM FC所属。2017-2021年までマレーシアでプレーし、2022年はタイ、2023年シーズンからマレーシアに帰ってきました。日本のJリーグのアルビレックス新潟、FC岐阜とシンガポール、タイリーグでプレーした経験豊富なストライカーです。

順位表

2023年シーズンのマレーシアスーパーリーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Johor Darul Ta’zim FC(※①) 26 25 1 0 +93 76 2024-25年シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートの本戦への出場権
2 Selangor FC(※②) 26 20 1 5 +50 61 2024-25年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2の本戦への出場権
3 Sabah FC 26 17 3 6 +31 54
4 Kedah Darul Aman FC 26 17 2 7 +23 53
5 Sri Pahang FC 26 13 6 7 +11 45
6 Terengganu FC(※③) 26 11 7 8 +11 40 2024–25年シーズンのアセアンクラブチャンピオンシップの本戦への出場権
7 Kuala Lumpur City FC(※③) 26 10 8 8 +5 38
8 PDRM FC 26 11 4 11 −2 37
9 Negeri Sembilan FC 26 6 9 11 −16 27
10 Penang FC 26 6 6 14 −21 24
11 Perak FC 26 6 4 16 −30 22
12 Kelantan United FC 26 4 5 17 −36 17
13 Kuching City FC 26 2 6 18 -27 12
14 Kelantan FC(※④) 26 2 2 22 -92 8 給料未払い問題によりライセンス未発行

※各クラブ、ホーム&アウェイの全22試合。
※2023年シーズンよりマレーシアリーグの大きな変革により、スーパーリーグのクラブ数を増やすために降格クラブはなしです。

※①:優勝したJohor Darul Ta’zim FCには、2024-25年シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(2022 AFC Champions League)の本戦(グループステージ)からの出場権が与えられています。

※②:第2位のSelangor FCには、2024-25年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2の本戦(グループステージ)への出場権が与えられています。
→本来は国内カップ戦(2022 Malaysia Cup)の優勝クラブに1枠割り振られるルールですが、優勝したJohor Darul Ta’zim FCがカップ戦でも優勝したため第2位のSabah FCに出場権が回ってきました。

※③:第6位のTerengganu FCと第7位のKuala Lumpur City FCには、2024–25年シーズンのアセアンクラブチャンピオンシップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられています。

※④:給料未払い問題により第14位のKelantan FCは、ライセンスが発行されず、2024-25年シーズンのM3リーグに降格しました。

まとめ

今回は2023年シーズンのマレーシアスーパーリーグについて解説しました。

2014年シーズンから8連覇を達成したJohor Darul Ta’zim F.C.。2022年シーズンは連覇を止めることができるクラブが出てくるのか、これから楽しみです。

このブログを読んで少しでもマレーシアのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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