こんにちは、ゆうたです。
2021年現在、多くの韓国出身の選手が日本のJリーグで活躍しています。
その逆に日本人選手も韓国リーグでプレーしています。
今回は、その韓国2部リーグの2021年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※K리그(K LEAGUE) Official Facebook Pageより(開幕戦の対戦カード)
2021年シーズンの韓国2部リーグは韓国全土から10クラブが参加しています。
- Ansan Greeners FC(安山グリナースF)
- FC Anyang(FC安養)
- Bucheon FC 1995(富川FC 199)
- Busan IPark(釜山アイパーク)🆕
- Chungnam Asan FC(忠南牙山FC)
- Daejeon Hana Citizen FC(大田ハナシチズン)
- Gimcheon Sangmu FC(金泉尚武FC)🆕
- Gyeongnam FC(慶南FC)
- Jeonnam Dragons(全南ドラゴンズ)
- Seoul E-Land FC(ソウルイーランドFC)
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Busan IParkとGimcheon Sangmu FCが2020年シーズン韓国1部リーグからの降格クラブです。
外国籍選手枠
2021年シーズンの韓国2部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
出場枠5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南浅アジア枠の選手1人)
2019年シーズンまでは、登録・出場枠共に4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)でしたが、2020年シーズンから新たに東南アジア枠が追加されました。
※K LEAGUE Official Youtubeより(Daejeon vs Seoul E Highlights)
外国籍選手枠の編成
2021年シーズンの韓国2部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | アジア | 東南アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|
Ansan Greeners FC | 🇦🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇮🇩 | |
FC Anyang | 🇧🇷 | 🇨🇷 | 🇬🇭 | 🇯🇵 | ||
Bucheon FC 1995 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | ||||
Busan IPark | 🇭🇷 | 🇵🇹 | 🇨🇾 | 🇦🇺 | ||
Chungnam Asan FC | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | |||
Daejeon Hana Citizen FC | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 | 🇺🇿 | 🇧🇷 | |
Gyeongnam FC | 🇧🇷 | 🇧🇷 | ||||
Jeonnam Dragons | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | ||
Seoul E-Land FC | 🇦🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇯🇵 |
※Gimcheon Sangmu FCはローカル選手のみの構成になっています。
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(9) | 🇯🇵日本(5),🇺🇿ウズベキスタン(2),🇦🇺オーストラリア(1),🇮🇩インドネシア(1) |
アフリカ(2) | 🇬🇭ガーナ(1),🇳🇬ナイジェリア(1) |
北中米(1) | 🇨🇷コスタリカ(1) |
南米(16) | 🇧🇷ブラジル(14),🇦🇷アルゼンチン(2) |
ヨーロッパ(3) | 🇭🇷クロアチア(1),🇨🇾キプロス(1),🇵🇹ポルトガル(1) |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
磐瀬 剛(イワセ ゴウ)選手
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※磐瀬選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1995年6月28日生まれ
経歴:市立船橋高校 – 京都サンガFC – FC岐阜 – 京都サナガFC – FC岐阜 – 京都サンガFC – ザスパクサツ群馬 – Ansan Greeners FC(韓国)
韓国2部リーグAnsan Greeners FC所属。市立船橋高校を卒業後、日本のJリーグの京都サンガFC、FC岐阜、ザスパクサツ群馬でプレーし、2021年シーズンから韓国でプレーしています。U-19日本代表経験あり。
田村 亮介(タムラ リョウスケ)選手
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※田村選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1995年5月8日生まれ
経歴:京都サンガFCU-18 – 京都サンガFC – サガン鳥栖 – 京都サンガFC – 福島ユナイテッドFC – FC Anyang(韓国)
韓国2部リーグのFC Anyang所属。京都サンガFCU-18でプレー後、トップチームに昇格し、サガン鳥栖、福島ユナイテッドFCでプレーし、2021年シーズンから韓国でプレーしています。
室伏 航(ムロフシ ワタル)選手
ポジション:MF
生年月日:1995年6月13日生まれ
経歴:市立船橋高校 – 順天堂大学 – アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール) – York United FC(カナダ) – Bucheon FC 1995(韓国)
韓国2部リーグBucheon FC 1995所属。順天堂大学を卒業後、シンガポール、カナダでプレーし、2021年シーズンから韓国でプレーしています。
石田 雅俊(イシダ マサトシ)選手
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※石田選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1995年5月4日生まれ
経歴:市立船橋高校 – 京都サンガFC – SC相模原 – 京都サンガFC – ザスパクサツ群馬 – 京都サンガFC – アスルクラロ沼津 – 京都サンガFC – Ansan Greeners FC(韓国) – Suwon FC(韓国) – Gangwon FC(韓国) – Daejeon Hana Citizen FC(韓国)
韓国2部リーグDaejeon Hana Citizen FC所属。市立船橋高校を卒業後、日本のJリーグの京都、相模原、群馬、沼津でプレーし、2019年シーズンから韓国でプレーしています。U-18日本代表経験あり。
小林 祐希(コバヤシ ユウキ)選手
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※小林選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年4月24日生まれ
経歴:東京ヴェルディユース – 東京ヴェルディ – ジュビロ磐田 – 東京ヴェルディ – ジュビロ磐田 – SC Heerenveen(オランダ) – Waasland-Beveren(ベルギー) – Al-Khor SC(カタール) – Seoul E-Land FC(韓国)
Seoul E-Land FC所属。東京ベルディユースでプレー後、日本のJリーグの東京ベルディ、ジュビロ磐田、オランダ、ベルギー、カタールでプレーし、2021年韓国に移籍してきました。U-16,17,19日本代表経験あり。日本代表。
※退団した選手
道渕 諒平(ミチブチ リョウヘイ)選手
ポジション:MF
生年月日:1994年6月16日生まれ
経歴:ベガルタ仙台ユース – 明治大学 – ヴァンフォーレ甲府 – ベガルタ仙台 – Chungnam Asan FC(韓国)
韓国2部リーグのChungnam Asan FC所属。明治大学を卒業後、ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台でプレーし、2021年シーズンから韓国でプレーしています。
順位表
2021年シーズンの韓国2部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Gimcheon Sangmu FC(※①) | 36 | 20 | 11 | 5 | +26 | 71 | 2022年シーズン韓国1部リーグに自動昇格 |
2 | FC Anyang(※②) | 36 | 17 | 11 | 8 | +14 | 62 | 入れ替え戦へ |
3 | Daejeon Hana Citizen FC(※②) | 36 | 17 | 7 | 12 | +5 | 58 | |
4 | Jeonnam Dragons(※②③) | 36 | 13 | 13 | 10 | +5 | 52 | |
5 | Busan IPark | 36 | 12 | 9 | 15 | −10 | 45 | |
6 | Gyeongnam FC | 36 | 11 | 10 | 15 | −5 | 43 | |
7 | Ansan Greeners FC | 36 | 11 | 10 | 15 | −12 | 43 | |
8 | Chungnam Asan FC | 36 | 11 | 8 | 17 | −3 | 41 | |
9 | Seoul E-Land FC | 36 | 8 | 13 | 15 | +1 | 37 | |
10 | Bucheon FC 1995 | 36 | 9 | 10 | 17 | −21 | 37 |
※各クラブ、ホーム&アウェーを2周の全36試合
※①:優勝したGimcheon Sangmu FCは、2022年シーズン韓国1部リーグに自動昇格しました。
※②:第2位のFC Anyang、第3位のDaejeon Hana Citizen FC、第4位のJeonnam Dragonsには、2022年シーズン韓国1部リーグへの昇格をかけた入れ替え戦(プレーオフ)に進出しました。
※③:Jeonnam Dragonsには、2021年シーズンのカップ戦(2021 Korean FA Cup)で優勝したため、2022年シーズンAFCチャンピオンズリーグの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
まとめ
今回は2021年シーズンの韓国2部リーグについて解説しました。
韓国リーグのクラブは、AFCチャンピオンズリーグでも日本のJクラブと対戦することもあり、注目している方も多くいるのではないでしょうか。
このブログを読んで少しでも韓国のサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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