【インド1部リーグ】2023-24年シーズンインディアンスーパーリーグ

こんにちは、ゆうたです。

FIFA(国際サッカー連盟)は、原則1国1リーグ制を定めていますが、インドでは2007年から始まった国内初のプロリーグにあたる「Iリーグ」に加え、2014年から新たに「インディアンスーパーリーグ」が発足し、1国に2リーグ存在する形で開催されてきました。

統合の話は毎シーズン検討されていながらなかなか実現しなかったものの、2022~2023年シーズンからインドスーパーリーグが1部、Iリーグが2部、Iリーグ2nd Divisionが3部リーグというフォーマットに変更になり、各リーグの昇降格があるようになりました。

今回はそんな1部リーグに当たる「インディアンスーパーリーグ」の2023-24年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※ISL- Indian Super League Official Facebook Pageより(参加クラブ一覧)

2023-24年シーズンのインド1部リーグは全国リーグとなっており、インド全土から以下の12クラブが参加しています。

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Punjab FCが2022-23年シーズンのインド2部リーグから昇格してきたクラブです。

【インド1部リーグ】2022~2023年シーズンインディアンスーパーリーグ

【インド2部リーグ】2022~2023年シーズンIリーグ

外国籍選手枠

2023-24年シーズンのインド1部リーグの外国籍選手枠の編成は、以下の通りです。

登録枠6人(一般外国籍の選手5人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手4人)

過去には外国籍選手枠のルールとしては珍しい、【少なくとも8人の選手と契約しないといけない】がありました。


※Indian Super League Official Youtubeより(開幕戦の告知)

外国籍選手枠の編成

2023-24年シーズンのインド1部リーグの外国籍選手枠の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 前期/後期 1 2 3 4 5 アジア 退団した選手
ATK Mohun Bagan FC
前期 🇪🇸 🇦🇱 🇫🇷 🇦🇺 🇦🇺 🇦🇺 🇫🇮
後期
Bengaluru FC
前期 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 🇲🇪 🇳🇱 🇪🇸 🇦🇺 🇦🇺
後期 🇩🇰
Chennaiyin FC
前期 🇧🇷 🇮🇹 🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 🇷🇸 🇦🇺
後期
SC East Bengal
前期 🇧🇷 🇪🇸 🇪🇸 🇪🇸 🇪🇸 🇯🇴 🇦🇺
後期 🇨🇷 🇷🇸 🇪🇸
FC Goa
前期 🇲🇦 🇮🇪 🇪🇸 🇪🇸 🇪🇸 🇦🇺 🇪🇸🇸🇾
後期
Hyderabad FC
前期 🇧🇷 🇧🇷 🇨🇷 🇫🇮 🇳🇬 🇦🇺
後期
Jamshedpur FC
前期 🇧🇷 🇳🇬 🇫🇷 🇭🇷 🇷🇸 🇯🇵
後期  🇪🇸
Kerala Blasters FC
前期 🇺🇾 🇭🇷 🇬🇷 🇲🇪 🇬🇭 🇯🇵 🇦🇺
後期 🇱🇹 🇳🇬
Mumbai City FC
前期 🇦🇷 🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿 🇳🇱 🇪🇸 🇪🇸 🇦🇺
後期 🇸🇰 🇸🇾 🇪🇸
NorthEast United FC
前期 🇧🇷 🇲🇦 🇫🇷 🇪🇸 🇪🇸 🇵🇸
後期 🇲🇦 🇦🇺
Odisha FC
前期 🇧🇷 🇲🇦 🇸🇳 🇫🇯 🇪🇸 🇯🇵
後期
Punjab FC
前期 🇨🇴 🇸🇮 🇬🇷 🇫🇷 🇪🇸 🇳🇵
後期

※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。
※後期の空白は前期からプレーした選手が1シーズン通してプレー。

・地域別外国籍選手数

地域
アジア/オセアニア(15) 🇦🇺オーストラリア(8),🇯🇵日本(3),🇫🇯フィジー(1),🇳🇵ネパール(1),🇵🇸ヨルダン(1),🇸🇾シリア(1)
アフリカ(6) 🇲🇦モロッコ(4),🇳🇬ナイジェリア(1),🇸🇳セネガル(1),
北中米(1) 🇨🇷コスタリカ(1)
南米(10) 🇧🇷ブラジル(5),🇺🇾ウルグアイ(1),🇦🇷アルゼンチン(1),🇨🇴コロンビア(1)
ヨーロッパ(35) 🇪🇸スペイン(14),🇫🇷フランス(3),🇷🇸セルビア(3),🇲🇪モンテネグロ(2),🇬🇷ギリシャ(2),
🇳🇱オランダ(1),🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿スコットランド(1),🇫🇮フィンランド(1),🇮🇹イタリア(1),🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランド(1),
🇮🇪アイルランド(1),🇸🇮スロベニア(1),🇦🇱アルバニア(1),🇸🇰スロバキア(1),🇱🇹リトアニア(1),🇩🇰デンマーク(1)

日本国籍選手一覧

立川 玲(タチカワ レイ)選手

※立川選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1998年1月18日生まれ
経歴:ジュビロ磐田U-18 – 大阪体育大学 – Perafita(ポルトガル) – Felgueiras 1932(ポルトガル) – Santa Lucia(マルタ) – Sirens FC(マルタ)- Jamshedpur FC(インド)
Jamshedpur FC所属。

坂井 大将(サカイ ダイスケ)選手

※坂井選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1997年1月18日生まれ
経歴:大分トリニータU-18 – 大分トリニータ – Tubize-Braine(ベルギー) – 大分トリニータ – アルビレックス新潟 – 大分トリニータ – ザスパクサツ群馬 – 大分トリニータ – ガイナーレ鳥取 – 大分トリニータ – Samut Prakan City FC(タイ) – Customs United FC(タイ) – Kerala Blasters FC(インド)
Kerala Blasters FC所属。大分トリニータU-18からトップチーム昇格、その後ベルギー、アルビレックス新潟、ザスパクサツ群馬、ガイナーレ鳥取、タイでプレーし、2023年からインドリーグでプレーしています。U-16,17,18,19,20,21日本代表経験あり。

サイ ゴダード選手

 

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※サイ選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1997年3月7日生まれ
経歴:Tottenham Hotspur U-18(イングランド) – Tottenham Hotspur U-23(イングランド) – Benevento Calcio(イタリア) – Pafos FC(キプロス) – Benevento Calcio(イタリア) – Mumbai City FC(インド) – Central Coast Mariners(オーストラリア) – Detroit City FC(アメリカ) – Odisha FC(インド)
Odisha FC所属。イングランド、イタリア、キプロス、インド、オーストラリア、アメリカでプレーし、2023年からインドリーグに帰ってきました。U-16,17日本代表経験あり。

まとめ

今回は2023-24年シーズンの「インディアンスーパーリーグ』について解説しました。

人口の増加と共に経済の発展も著しいインド。サッカー人気も高く今後も発展していくと思います。

また2021年シーズンのACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場枠拡大に伴い、タジキスタンリーグの優勝クラブはダイレクト(以前までは予選で勝ち上がった場合のみ本戦に出場)で本戦に出場できるようになりました。これもチャンスだと思います。

このブログを読んで少しでもインドのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

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