こんにちは、ゆうたです。
フィリピンと聞いて”英語留学”や”綺麗な海”を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
そんなフィリピンにもサッカーリーグが存在し、毎シーズン熱い戦いが繰り広げられています。
ぼく自身、今までにトライアウトに参加するためにフィリピンまで行き、現地のサッカーに触れた経験があります。
今回は、そのフィリピン1部リーグの2024-25年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※Philippines Football League Official Facebook Pageより
2024-25年シーズンのフィリピン1部リーグは全国リーグとなっており、フィリピン全土から以下の10クラブが参加しています。
- Davao Aguilas FC
- Dynamic Herb Cebu FC
- Kaya FC-Iloilo
- Loyola FC
- Maharlika Taguig FC
- Manila Digger FC
- Mendiola FC 1991
- One Taguig FC
- Stallion Laguna FC
- PFF Development Club🆕
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
PFF Development Clubは、新しく参加するクラブです。
外国籍選手枠
2024-25年シーズンのフィリピン1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠無制限
出場枠6人(一般外国籍の選手5人+ゴールキーパー1人)
2024年シーズンからの新しいルールとなります。
外国籍選手枠の編成
2024-25年シーズン終了時のフィリピン1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Davao Aguilas FC |
🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇲🇽 | 🇨🇮 | 🇨🇮 | 🇯🇵 |
🇬🇲 | 🇰🇷 | 🇮🇩 | 🇮🇩 | 🇨🇦 | – | – | ||
Dynamic Herb Cebu FC |
🇧🇷 | 🇺🇸 | 🇸🇷 | 🇹🇷 | 🇹🇷 | 🇳🇱 | 🇳🇱 | |
🇸🇳 | 🇨🇮 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | – | – | ||
Kaya FC-Iloilo |
🇸🇳 | 🇬🇭 | 🇲🇱 | 🇪🇸 | 🇰🇷 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | |
🇯🇵 | 🇯🇵 | – | – | – | – | _- | ||
Loyola FC |
🇳🇱 | 🇳🇱 | 🇲🇳 | – | – | – | – | |
Maharlika Taguig FC |
🇨🇲 | – | – | – | – | – | – | |
Manila Digger FC |
🇧🇷 | 🇬🇭 | 🇳🇬 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | |
🇨🇲 | 🇮🇱 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | – | – | – | ||
Mendiola FC 1991 |
🇮🇷 | 🇮🇷 | 🇮🇷 | 🇮🇷 | 🇮🇷 | 🇮🇷 | 🇮🇹 | |
🇧🇪 | 🇨🇦 | 🇨🇦 | – | – | – | – | ||
One Taguig FC |
🇦🇷 | 🇩🇰 | 🇨🇲 | 🇨🇲 | 🇳🇬 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | |
🇯🇵 | 🇯🇵 | |||||||
Stallion Laguna FC |
🇨🇲 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇨🇴 | 🇲🇽 | 🇦🇷 | 🇦🇷 | |
🇺🇸 | 🇺🇸 | 🇺🇸 | 🇺🇸 | 🇦🇺 | 🇧🇧 | 🇮🇹 |
※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。
※後期の空白は前期からプレーした選手が1シーズン通してプレー。
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(25) | 🇯🇵日本(13),🇮🇷イラン(6),🇰🇷韓国(2),🇮🇩インドネシア(2),🇲🇳モンゴル(1),🇦🇺オーストラリア(1), |
アフリカ(21) | 🇬🇲ガンビア(5),🇨🇲カメルーン(5),🇨🇮コートジボワール(3),🇸🇳セネガル(2), 🇳🇬ナイジェリア(2),🇬🇭ガーナ(2),🇲🇱マリ(1),🇸🇷スリナム(1), |
北中米(11) | 🇺🇸アメリカ(5),🇨🇦カナダ(3),🇲🇽メキシコ(2),🇧🇧バルバドス(1), |
南米(12) | 🇧🇷ブラジル(8),🇦🇷アルゼンチン(3),🇨🇴コロンビア(1), |
ヨーロッパ(12) | 🇳🇱オランダ(4),🇹🇷トルコ(2),🇮🇹イタリア(2),🇪🇸スペイン(1), 🇮🇱イスラエル(1),🇧🇪ベルギー(1),🇩🇰デンマーク(1), |
※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。
フィリピンリーグの特徴としてミックス(フィリピン国籍と他の国籍の両親を持つ)の選手が多くプレーしていて、日本国籍(フィリピン国籍も)を持つの選手も数名在籍しています。
日本国籍選手一覧
濱 琳太郎(ハマ リンタロウ)選手
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※濱選手のInstagramより
ポジション:FW(WG)
生年月日:1999年5月18日生まれ
経歴:県立西宮高校 – 高知大学 – Cebu FC(フィリピン)
Cebu FC所属。
冨樫 凌央(トガシ リョオ)選手
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※冨樫選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1997年4月4日生まれ
経歴:東京ヴェルディユース – 桐蔭横浜大学 – ブリオベッカ浦安 – Cebu FC(フィリピン) – Southern District FC(香港) – Cebu FC(フィリピン)
Cebu FC所属。
小林 雅弥(コバヤシ マサシ)選手
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※小林選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1999年10月7日生まれ
経歴:中京大中京高校 – 中京大学 – FC淡路島 – FSV Duisburg(ドイツ) – SC Fortuna Köln U23(ドイツ) – DV Solingen(ドイツ) – Cebu FC(フィリピン)
Cebu FC所属。
斎藤 彰人(サイトウ アキト)選手
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※斎藤選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1999年8月15日生まれ
経歴:実践学園高校 – 産業能率大学 – Lernayin Artsakh Goris(アルメニア) – Aizawl FC(インド) – Kaya FC-Iloilo(フィリピン)
Kaya FC-Iloilo所属。産業能率大学を卒業後、アルメニア、インドでプレーし、2023年シーズンからフィリピンでプレーしています。
山﨑 海秀(ヤマザキ カイシュウ)選手
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※山崎選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1997年6月12日生まれ
経歴:柏レイソルU-18 – SV Darmstadt 98 U-19(ドイツ) – いわきFC – アルビレックス新潟シンガポール – Lion City Sailors FC(シンガポール) – Hougang United FC(シンガポール)- Mosta FC(マルタ) – Persikabo 1973(インドネシア) – Kaya FC-Iloilo(フィリピン)
Kaya FC-Iloilo所属。柏レイソルU-18、ドイツ、いわきFC、シンガポール、マルタ、インドネシアでプレー後、2024年からフィリピンでプレーしています。
駒木 秀人(コマキ シュウト)選手
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※駒木選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:2000年5月30日生まれ
経歴:ロアッソ熊本ユース – 九州産業大学 – アルビレックス新潟シンガポール – Kaya FC-Iloilo(フィリピン)
Kaya FC-Iloilo所属。
堀越 大蔵(ホリコシ ダイゾウ)選手
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※堀越選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1996年9月14日生まれ
経歴:多摩大学目黒高校 – 東海大学 – アルビレックス新潟シンガポール – Kaya FC-Iloilo(フィリピン) – Trat FC(タイ) – Kaya FC-Iloilo(フィリピン)
Kaya FC-Iloilo所属。
栗山 優也(クリヤマ ユウヤ)選手
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※栗山選手のInstagramより
ポジション:GK
生年月日:2000年3月29日生まれ
経歴:駿台学園高校 – 静岡産業大学 – Nepal APF Club(ネパール) – Thimphu City FC(ブータン) – Nepal APF Club(ネパール) – Thimphu City FC(ブータン) – Manila Digger FC(フィリピン)
Manila Digger FC所属。
亀 勇斗(カメ ハヤト)選手
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※亀選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1990年7月19日
経歴:産業能率大学 – Kamphaengphet FC(タイ) – NK Radlje(スロベニア) – Southland United(ニュージーランド) – Waitakere City FC(ニュージーランド) – Ipswich Knights SC(オーストラリア) – Souths United FC(オーストラリア) – Mitchelton FC(オーストラリア) – Master7 FC(ラオス) – Khovd FC(モンゴル) – Stallion Laguna FC(フィリピン) – Mendiola FC 1991(フィリピン) – Manila Digger FC(フィリピン)
Manila Digger FC所属。
平石 直人(ヒライシ ナオト)選手
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※平石選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年6月23日生まれ
経歴:帝京高校 – 東洋大学 – FC町田ゼルビア – 藤枝MYFC – ブラウブリッツ秋田 – SC相模原 – おこそやす京都FC – Siam FC(タイ) – 厚木はやぶさFC – One Taguig FC(フィリピン)
One Taguig FC所属。
下村 司(シモムラ ツカサ)選手
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※下村選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1997年9月26日生まれ
経歴:立船橋高校 – 桐蔭横浜大学 – ヴィアティン三重 – 北海道十勝スカイアース – 東京23FC – One Taguig FC(フィリピン)
One Taguig FC所属。
大前 壮(オオマエ ソウ)選手
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※大前選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1995年2月3日生まれ
経歴:京都東山高校 – 迫手門学院大学 – 報国FC – Prime Bangkok FC(タイ) – Muang Loei United(タイ) – Prey Veng FC(カンボジア) – Davao Aguilas FC(フィリピン) – One Taguig FC(フィリピン)
One Taguig FC所属。
佐藤 彰真(サトウ ショウマ)選手
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※佐藤選手のInstagramより
ポジション:DF/MF
生年月日:1999年10月6日生まれ
経歴:柏レイソルU-18 – 関東学院大学 – VfB Homberg(ドイツ) – 1.FC Kleve(ドイツ) – AC Kajaani(フィンランド) – Kultsu FC(フィンランド) – NK KRK(クロアチア) – 品川CC – Davao Aguilas FC(フィリピン) – One Taguig FC(フィリピン)
One Taguig FC所属。
まとめ
今回は2024-25年シーズンのフィリピン1部リーグについて解説しました。
フィリピンリーグは毎シーズン、開催時期や参加クラブがギリギリまで決まらなかったりなど運営面での不安が多くあるのも特徴です。
2021年シーズンのACL(アジアチャンピオンズリーグ)の出場枠拡大に伴い、フィリピンリーグの優勝クラブはダイレクト(以前までは予選で勝ち上がった場合のみ本戦に出場)で本戦に出場できるようになりました。
これにより日本のJリーグを含めたアジアの強豪クラブと対戦できるのも魅力的だと個人的には感じています。
また、個人的にはフィリピンの街も好きでまた行ってみたい国の1つです。笑
このブログを読んで少しでもフィリピンのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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