こんにちは、ゆうたです。
モンゴルと聞いて相撲を思い浮かべる人は多いのでないでしょうか。そんなモンゴルにもサッカーリーグが存在し、多くの日本国籍選手がプレーしています。
今回はそんなモンゴル1部リーグの2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※Mobi Premier League Official Facebook Pageより(参加クラブ一覧)
2022年シーズンのモンゴル1部リーグは全国リーグとなっており、モンゴル全土から以下の10クラブが参加しています。
- Athletic 220 FC
- BCH Lions
- Deren FC
- Khaan Khuns – Erchim FC
- Khovd FC🆕
- SP Falcons
- Khangarid FC
- FC Ulaanbaatar
- Tuv Buganuud FC🆕
- Ulaanbaatar City FC
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。(リンクがないクラブは見つけることができませんでした。)
Tuv Buganuud FCとKhovd FCが2021年シーズンのモンゴル2部リーグからの昇格クラブです。
外国籍選手枠
2022年シーズンのモンゴル1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
2018年シーズンは、登録枠・出場枠共にアジア枠はなく一般外国籍の選手3人でした。
外国籍選手枠の編成
2022年シーズン終了時のモンゴル1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※情報を見つけることができませんでした。
日本国籍選手一覧
2022年シーズンは、以下の日本国籍選手が在籍していました。
※情報が見つけられなかった選手もいます。
三谷 翼(ミタニ ツバサ)選手
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※三谷選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1992年10月23日生まれ
経歴:京都産業大学 – Atlético Racing Córdoba(アルゼンチン)三菱自動車京都 – 京都紫光クラブ – FSC Stara Rise(チェコ) – 京都紫光クラブ – FK Panevezys(リトアニア) – Kabin United(タイ) – Asis Euro United(カンボジア) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)- National Police Commissary FC(カンボジア) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)
Khaan Khuns-Erchim FC所属。京都産業大学在学中にアルゼンチンへ渡り、その後日本の地域リーグでプレーしふた食べ海外へ。チェコ、リトアニア、タイ、モンゴル、カンボジアでプレーし、2022年からモンゴルに戻ってきました。
三島 勇太(ミシマ ユウタ)選手
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※三島選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1994年5月10日生まれ
経歴:アビスパ福岡U-18 – アビスパ福岡 – テゲバジャーロ宮崎 – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)
Khaan Khuns-Erchim FC所属。アビスパ福岡U-18からトップ昇格し、JFL所属のテゲバジャーロ宮崎に移籍し、2022年からモンゴルでプレーしています。
市村 陸(イチムラ リク)選手
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※市村選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:2001年12月19日生まれ
経歴:東海大翔洋高校 – SC相模原リザーブス – OFK Grbalj(モンテネグロ) – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)
Khaan Khuns-Erchim FC所属。
新田 佑介(ニッタ ユウスケ)選手
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※新田選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1994年9月21日生まれ
経歴:成立学園高校 – 大阪学院大学 – スペリオ城北 – HBO東京 – Khaan Khuns-Erchim FC(モンゴル)
Khaan Khuns-Erchim FC所属。
鈴木 章弘(スズキ アキヒロ)選手
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※鈴木選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1994年12月14日生まれ
経歴:逗子開成高校 – 明治学院大学 – 横浜GSFCコブラ – AFA Olaine(ラトビア) – Rezeknes FA(ラトビア) – FC Ulaanbaatar(モンゴル)
FC Ulaanbaatar所属。
古川 龍星(フルカワ リュウセイ)選手
ポジション:FW
生年月日:2000年12月6日生まれ
経歴:東海大学附属福岡高校 – Parramatta FC(オーストラリア) – Bankstown City FC(オーストラリア) – FK Minija Kretinga(リトアニア) – Khangarid FC(モンゴル) – FC Ulaanbaatar(モンゴル)
FC Ulaanbaatar所属。
山上 雄大(ヤマガミ ユウタ)選手
ポジション:DF
生年月日:1992年10月9日生まれ
経歴:恵庭北高校 – 国際武道大学 – つくばFCネクスト – アイデンティみらい – エスペランサSC – カナーレ小樽 – SP Falcons(モンゴル)
SP Falcons所属。
菱田 拓(ヒシダ タク)選手
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※菱田選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1993年8月14日生まれ
経歴:拓殖大学 – Preussen Eberswalde(ドイツ) – SP Falcons(モンゴル) – NK Varteks(クロアチア) – Rezeknes FA(ラトビア) – SP Falcons(モンゴル)
SP Falcons所属。
麻生 健太(アソウ ケンタ)選手
麻生選手のInstagram
ポジション:FW
生年月日:2000年5月7日生まれ
経歴:Balvu SC(ラトビア) – 名古屋SC – SP Falcons(モンゴル)
SP Falcons所属。
渡邉 宰(ワタナベ ツカサ)選手
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※渡邉選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1999年5月5日生まれ
経歴:埼玉栄高校 – 拓殖大学 – Vientiane FT(ラオス) – Khoromkhon FC(モンゴル) -Deren FC(モンゴル)
Deren FC所属。
岩橋 聡志(イワハシ サトシ)選手
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※岩橋選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1995年9月2日生まれ
経歴:長崎日大高校 – 城西国際大学 – St.patricks CYFC(アイルランド) – Khangarid FC(モンゴル) – Athletic 220 FC(モンゴル) – Young Elephant FC(ラオス) – Tuv Buganuud FC(モンゴル)
Tuv Buganuud FC所属。
栗山 優也(クリヤマ ユウヤ)選手
ポジション:DF
生年月日:1996年6月15日生まれ
経歴:FC大阪 – Ulaanbaatar City FC(モンゴル) – Asia Euro United(カンボジア) – Ulaanbaatar City FC(モンゴル)
Ulaanbaatar City FC所属。
田代 主水(タシロ チカラ)選手
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※田代選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1987年11月26日生まれ
経歴:埼玉栄高校 – Club Atlético Barracas Central U20(アルゼンチン) – アルテ高崎 – 奈良クラブ – バンディオンセ加古川 – 京都紫光クラブ – Riga FC(ラトビア) – アローレ八王子 – Kalasin FC(タイ) – Athletic 220(モンゴル) – Master 7 FC(ラオス) – Maejo United(タイ) – Sea Hawks SC(スリランカ) – Ulaanbaatar City FC(モンゴル)
Ulaanbaatar City FC所属。
田村 寧央(タムラ ネオ)選手
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※田村選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1987年11月26日生まれ
経歴:東京国際大学 – SC相模原U-21 – Ulaanbaatar City FC(モンゴル)
Ulaanbaatar City FC所属。
長谷川 務(ハセガワ ツトム)選手
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※長谷川選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1986年7月1日生まれ
経歴:三好高校 – 岐阜経済大学 – FC岐阜SECOND – アルテ高崎 – FC岐阜SECOND – サウルコス福井 – レイジェンド滋賀FC – Khoromkhon FC(モンゴル) – Lao TOYOTA FC(ラオス) – Asia Euro United(カンボジア) – Athletic 220 FC(モンゴル)
Athletic 220 FC所属。
村山 健(ムラヤマ ケン)選手
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※村山選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1998年7月18日生まれ
経歴:神戸弘陵高校 – 常葉大学 – UE Sabadell Nord(スペイン) – Athletic 220 FC(モンゴル)
Athletic 220 FC所属。
山本 柱充(ヤマモト ヨシミツ)選手
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※山本選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1996年8月2日生まれ
経歴:尼崎小田高校 – びわこ成蹊スポーツ大学 – Holland Hurricanes(カナダ)- University of Wollongong(オーストラリア)-ヤンマー尼崎サッカー部 – せとうち備後FC – Athletic 220 FC(モンゴル)
Athletic 220 FC所属。
岡村 晏登(オカムラ アント)選手
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※岡村選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1997年7月31日生まれ
経歴:八千代高校 – 市川SC – Chamchuri United(タイ) – Xaghra United FC(マルタ) – Swieqi United FC(マルタ) – Athletic 220 FC(モンゴル)
Athletic 220 FC所属。
柳舘 知(ヤナギダテ カズ)選手
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※柳舘選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1993年3月23日
経歴:HBO東京 – National Defense Ministry(カンボジア) – CMAC UNITED(カンボジア) – G.C. National Police FC(カンボジア) – Kuda Henveiru United(モルディブ) – Anduud City(モンゴル) – SP Falcons(モンゴル) – Viengchanh FC(ラオス) – FC Chanthabouly(ラオス) – Khangarid FC(モンゴル)
Khangarid FC所属。
西脇 惇平(ニシワキ ジュンペイ)選手
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※西脇選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1997年5月1日生まれ
経歴:ヴィッセル神戸U18 – 大阪経済大学 – Woonona sharks FC(オーストラリア) – Chiangrai Lanna FC(タイ) – Khangarid FC(モンゴル)
Khangarid FC所属。
佐々木 瑞穂(ササキ ミズホ)選手
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※佐々木選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1986年6月6日生まれ
経歴:東京都立久留米高校 – セントラル中国(現デッツォーラ島根) – カマタマーレ讃岐 – FC町田ゼルビア(セカンドチーム)- コバルトーレ女川 – スペリオ城北 – TFC – FC Ulaanbaatar(モンゴル) – Selenge Press(モンゴル) – Deren FC(モンゴル) – BCH Lions(モンゴル) – FC Ulaanbaatar(モンゴル) – BCH Lions(モンゴル)
BCH Lions所属。
宮嶋 祐槻(ミヤジマ ユズキ)選手
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※宮嶋選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:2001年9月13日生まれ
経歴:アルビレックス新潟U-18 – アイデンティみらい – BCH Lions(モンゴル)
BCH Lions所属。
今井 海那都(イマイ カナト)選手
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※今井選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:2000年1月15日生まれ
経歴:興国高校 – AC Middle range – ISI Dangkor Senchey FC(カンボジア) – Respecta FC→ – BCH Lions(モンゴル)
BCH Lions所属。
西村 侑馬(ニシムラ ユウマ)選手
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※西村選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1996年6月12日生まれ
経歴:高知高校 – 東海学園大学 – FC徳島 – Khovd FC(モンゴル)
Khovd FC所属。
菅澤 孝也(スガサワ タカヤ)選手
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※菅澤選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1987年11月15日生まれ
経歴:千葉敬愛高校 – 千葉SC – JSC FC – アルビレックス新潟シンガポール – JSC FC – Nakhon Phanom FC(タイ)- Singburi Bangrajun FC(タイ)- Master 7 FC(ラオス)- Viengchanh FC(ラオス)- Khovd FC(モンゴル)
Khovd FC所属。
庭山 裕大(ニワヤマ ユウタ)選手
ポジション:DMF/DF
生年月日:1999年7月8日生まれ
経歴:佐野日大高校 – 城西大学 – Khovd FC(モンゴル)
Khovd FC所属。
向山 裕麻(ムコウヤマ ユウマ)選手
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※向山選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:1999年12月7日生まれ
経歴:鹿島学園高校 – 仙台大学 – Khovd FC(モンゴル)
Khovd FC所属。
順位表
2022年シーズンのモンゴル1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Erchim FC | 18 | 14 | 2 | 2 | +48 | 44 | 2023-24年シーズンのAFCカップ予選への出場権 |
2 | FC Ulaanbaatar | 18 | 13 | 2 | 3 | +38 | 31 | |
3 | Ulaanbaatar City FC | 18 | 10 | 3 | 5 | +23 | 33 | |
4 | Deren FC | 18 | 10 | 2 | 6 | +16 | 32 | |
5 | Tuv Buganuud FC | 18 | 9 | 3 | 6 | +5 | 30 | |
6 | SP Falcons | 18 | 9 | 2 | 7 | +6 | 29 | |
7 | Athletic 220 FC | 18 | 3 | 5 | 10 | -13 | 14 | |
8 | Khangarid FC | 18 | 3 | 3 | 12 | -25 | 12 | |
9 | Khovd FC | 18 | 3 | 2 | 13 | -44 | 11 | |
10 | BCH Lions | 18 | 2 | 4 | 12 | -54 | 10 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全18試合。
※①:優勝したErchim FCは、2023-24年シーズンのAFCカップ予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。
※降格クラブはなしです。
まとめ
今回は2022年シーズンのモンゴル1部リーグについて解説しました。
個人的には、プロ経歴のない選手のファーストステップとしてはモンゴルリーグは狙い目(多くの日本国籍選手がプレーしており需要も高い)なのかなと感じています。もちろん簡単に契約できるわけではないですし、契約できたとしても簡単に活躍できるとは言えません。
このブログを読んで少しでもモンゴルのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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