こんにちは、ゆうたです。
世界で最も人口密度の高い国の1つであると言われるバングラデシュ。そんなバングラデシュにもサッカーリーグが存在します。
今回はそのバングラデシュ1部リーグ(Bangkadesh Premier League)の2024-25年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
2024-25年シーズンのバングラデシュ1部リーグは全国リーグとなっており、バングラデシュ全土から以下の10クラブが参加しています。
- Dhaka Abahani
- Bangladesh Police FC
- Bashundhara Kings
- Brothers Union
- Chittagong Abahani
- Dhaka Wanderes Club🆕
- Fakirerpool YMC🆕
- Fortis FC
- Mohammedan SC
- Rahmatganj MFS
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Dhaka Wanderes ClubとFakirerpool YMCが2023-24年シーズンバングラデシュ2部リーグからの昇格クラブです。
Sheikh Jamal DCとSheikh Russel KCがリーグから脱退。
外国籍選手枠
2024-25年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠6人(一般外国籍の選手5人+アジア国籍の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア国籍の選手1人)
2022-23年シーズンは、登録枠が5人(一般外国籍の選手4人+アジア枠の選手1人)、出場枠が4人だったので、2023-24年シーズンから新しくできたルールです。
※2017-18年シーズンは、登録枠、出場枠共に3人(一般外国籍の選手3人)でした。
外国籍選手枠の編成
2024-25年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 前期/後期 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Dhaka Abahani | 前期 | – | – | – | – | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | 🇳🇬 | ||||||
Bangladesh Police FC | 前期 | 🇵🇾 | 🇵🇾 | – | – | – | – | |
後期 | 🇵🇾 | 🇧🇷 | 🇨🇴 | 🇺🇿 | ||||
Bashundhara Kings | 前期 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇫🇷 | 🇳🇬 | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | 🇦🇷 | 🇬🇭 | 🇺🇿 | ||||
Brothers Union |
前期 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇸🇳 | 🇸🇳 | 🇯🇵 | |
後期 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | ||||
Chittagong Abahani | 前期 | 🇬🇭 | – | – | – | – | – | |
後期 | 🇬🇭 | 🇨🇮 | 🇬🇳 | 🇵🇾 | ||||
Dhaka Wanderes Club | 前期 | 🇬🇲 | – | – | – | – | – | |
後期 | 🇧🇷 | 🇺🇿 | 🇺🇿 | |||||
Fakirerpool YMC | 前期 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | 🇺🇿 | 🇺🇿 | – | 🇺🇿 | |
後期 | 🇨🇮 | 🇲🇱 | ||||||
Fortis FC | 前期 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇺🇦 | – | 🇺🇿 | |
後期 | 🇳🇬 | |||||||
Mohammedan SC | 前期 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇲🇱 | 🇧🇫 | 🇬🇭 | 🇺🇿 | |
後期 | 🇻🇪 | |||||||
Rahmatganj MFS | 前期 | 🇪🇬 | 🇬🇭 | 🇬🇭 | 🇬🇭 | – | 🇺🇿 | |
後期 | 🇬🇲 |
※退団した選手は怪我やパフォーマンス不足などの理由により途中で退団した選手です。
※後期の空白は前期からプレーした選手が1シーズン通してプレー。
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(11) | 🇺🇿ウズベキスタン(11), |
アフリカ(28) | 🇬🇲ガンビア(8),🇳🇬ナイジェリア(6),🇬🇭ガーナ(6),🇨🇮コートジボワール(2), 🇲🇱マリ(2),🇪🇬エジプト(1),🇸🇳セネガル(1),🇬🇳ギニア(1),🇧🇫ブルキナファソ(1), |
北中米(0) | |
南米(12) | 🇧🇷ブラジル(6),🇵🇾パラグアイ(3),🇨🇴コロンビア(1),🇻🇪ベネズエラ(1), 🇦🇷アルゼンチン(1), |
ヨーロッパ(1) | 🇺🇦ウクライナ(1) |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
※前期のみ
下茂 宏充(シモ ヒロミツ)選手
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※下茂選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1998年3月2日生まれ
経歴:多摩大学目黒高校 – 東京23FC江戸川 – NK Spartak mala subotica(クロアチア) – NK Omladinac novo selo rok(クロアチア) – FC.AWJ – FC Ulaanbaatar(モンゴル) – Brothers Union(バングラデシュ)
Brothers Union所属(前期)。
順位表
2024-25年シーズンのバングラデシュ1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Mohammedan SC | 18 | 13 | 3 | 2 | +30 | 42 | |
2 | Dhaka Abahani Ltd(※①) | 18 | 10 | 5 | 3 | +23 | 35 | 2025-26年シーズンAFCチャレンジリーグの予選への出場権 |
3 | Bashundhara Kings(※①) | 18 | 9 | 5 | 4 | +30 | 32 | |
4 | Rahmatganj MFS | 18 | 9 | 3 | 6 | +14 | 30 | |
5 | Brothers Union | 18 | 7 | 6 | 5 | +10 | 27 | |
6 | Fortis FC | 18 | 6 | 9 | 3 | +9 | 27 | |
7 | Bangladesh Police FC | 18 | 8 | 3 | 7 | -1 | 27 | |
8 | Fakirerpool YMC | 18 | 6 | 1 | 11 | −31 | 19 | |
9 | Dhaka Wanderes Club | 18 | 3 | 1 | 14 | −41 | 10 | 2025-26年シーズンのバングラデシュ2部リーグに降格 |
10 | Chittagong Abahani Ltd | 18 | 1 | 0 | 17 | −43 | 3 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全18試合。
※①:第2位のDhaka Abahani Ltdと第3位のBashundhara Kingsには、2025-26年シーズンAFCチャレンジリーグの予選(プレーオフ)への出場権が与えられます。
→優勝したMohammedan SCがAFCクラブライセンスを取得できなかったため。
※②:第9位のDhaka Wanderes Clubと第10位のChittagong Abahani Ltdは、2025-26年シーズンのバングラデシュ2部リーグに降格しました。
まとめ
今回は2024-25年シーズンのバングラデシュ1部リーグについて解説しました。
2018~2019年シーズンからアジア枠も新設されたバングラデシュリーグ。日本人選手にとってチャンスの多い国の1つだと言えます。
このブログを読んで少しでもバングラデシュのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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