こんにちは、ゆうたです。
世界で最も人口密度の高い国の1つであると言われるバングラデシュ。そんなバングラデシュにもサッカーリーグが存在します。
今回はそのバングラデシュ1部リーグ(Bangkadesh Premier League)の2018~2019年シーズンについて解説していきます。
もくじ
参加クラブ
※Bangladesh Football Federation Official Facebook Pageより(試合結果)
2018~2019年シーズンのバングラデシュ1部リーグは全国リーグとなっており、バングラデシュ全土から以下の13クラブが参加しています。
- Arambagh KS
- Bashundhara Kings🆕
- Brothers Union
- Chittagong Abahani Limited
- Abahani Limited Dhaka
- Mohammedan Sporting Club Limited Dhaka
- Sheikh Jamal Dhanmondi Club
- Muktijoddha Sangsad KC
- Nofel Sporting Club🆕
- Rahmatganj Muslim Friends Society
- Saif Sporting Club
- Sheikh Russel KC
- Team Bangladesh Jute Mills Corporetion
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。(リンクがないクラブは見つけることができませんでした。)
2017~2018年シーズンは12クラブでしたが、2018~2019年シーズンから13クラブとなっています。
Bashundhara KingsとNofel Sporting Clubがバングラデシュ2部(Bangladesh Championship League)から昇格してきた新しいクラブです。
※Bashundhara Kings Official Youtubeより(対Abahani Limited Dhaka戦のハイライト)
外国籍選手枠
2018~2019年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
2017~2018年シーズンは、登録枠、出場枠共に3人(一般外国籍の選手3人)だったため、2018~2019年シーズンからの新しいルールとなります。
外国籍選手枠の編成
2018~2019年シーズンのバングラデシュ1部リーグの外国籍選手枠の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | アジア | 退団した選手 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Arambagh KS | 🇨🇲 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | 🇺🇿 | 🇳🇬 | |||
Bashundhara Kings | 🇧🇷 | 🇨🇷 | 🇹🇹 | 🇰🇬 | 🇪🇸 | |||
Brothers Union | 🇨🇮 | 🇪🇬 | 🇸🇸 | 🇰🇷 | 🇧🇷 | 🇧🇷 | 🇵🇦 | 🇮🇶 |
Chittagong Abahani Limited | 🇬🇲 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇰🇬 | 🇳🇬 | |||
Abahani Limited Dhaka | 🇧🇷 | 🇭🇹 | 🇳🇬 | 🇦🇫 | 🇰🇷 | |||
Mohammedan Sporting Club Limited Dhaka | 🇨🇲 | 🇳🇬 | 🇲🇱 | 🇯🇵 | 🇬🇲 | 🇳🇬 | ||
Sheikh Jamal Dhanmondi Club | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇬🇲 | 🇰🇬 | 🇦🇷 | 🇬🇲 | ||
Muktijoddha Sangsad KC | 🇬🇳 | 🇨🇮 | 🇹🇹 | 🇯🇵 | ||||
Nofel Sporting Club | 🇨🇲 | 🇬🇳 | 🇳🇬 | |||||
Rahmatganj Muslim Friends Society | 🇨🇩 | 🇬🇲 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | 🇳🇬 | 🇯🇵 | ||
Saif Sporting Club | 🇧🇷 | 🇨🇴 | 🇷🇼 | 🇺🇿 | 🇨🇦 | 🇷🇺 | 🇰🇷 | |
Sheikh Russel KC | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇺🇦 | 🇺🇿 | 🇧🇷 | |||
Team Bangladesh Jute Mills Corporetion | 🇨🇲 | 🇳🇬 | 🇳🇬 | 🇺🇿 | 🇺🇿 |
※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。
アフリカ系の国籍の選手が多く、ナイジェリアが11人と一番多くなっています。次に多いのがウズベキスタンで6人というのもバングラデシュの特徴と言えます。
日本国籍選手一覧
永田 羽竜(ナガタ ウリュウ)選手【MF】、1994年生まれ
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※永田選手のInstagramより
Mohammedan Sporting Club Limited Dhaka所属。上武大学を卒業後、オーストラリアで3シーズンプレーし、2018~2019年シーズンからMohammedan Sporting Club Limited Dhakaに移籍、シーズン終了までプレーしました。
加藤 友介(カトウ ユウスケ)選手【MF,FW】、1986年生まれ
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※加藤選手のInstagramより
Muktijoddha Sangsad KC所属。高校卒業後、単身でアルゼンチンに渡り、現地のユースチーム(20歳以下)に所属し2006年にトップチームに昇格(当時アルゼンチン2部リーグ)し、クラブの1部リーグの昇格に貢献し、1部リーグでもプレーしました。その後帰国し、JFLのMIOびわこ草津に移籍、2012年から再び海外に出てインド、タイ、香港、インドネシア、モンゴルでプレーし、2018~2019年シーズンからMuktijoddha Sangsad KCに移籍し、シーズン終了までプレーしました。
米澤 淳司(ヨネザワ アツシ)選手【FW】、1985年生まれ
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※米澤選手のInstagramより
Rahmatganj Muslim Friends Societyに前期のみ所属。中央大学卒業して数年後に、インド、インドネシア、ミャンマー、再びインドでプレーし、2018~2019年シーズンからRahmatganj Muslim Friends Societyに移籍し、前期のみプレーしました。※リーグ終了時までバングラデシュ1部リーグでプレーしていないため、外国籍選手枠の編成でカウントしていません。
順位表
2018~2019年シーズンのバングラデシュ1部リーグの最終順位は以下の通りです。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Bashundhara Kings(※①) | 24 | 20 | 3 | 1 | +40 | 63 | 2020年シーズンAFCカップの本戦への出場権 |
2 | Abahani Limited Dhaka(※②) | 24 | 19 | 1 | 4 | +32 | 58 | 2020年シーズンAFCカップの予選への出場権 |
3 | Sheikh Russel KC | 24 | 16 | 4 | 4 | +23 | 52 | |
4 | Saif Sporting Club | 24 | 14 | 5 | 5 | +16 | 47 | |
5 | Arambagh KS | 24 | 10 | 3 | 11 | +1 | 33 | |
6 | Sheikh Jamal Dhanmondi Club | 24 | 7 | 7 | 10 | −6 | 28 | |
7 | Muktijoddha Sangsad KC | 24 | 6 | 8 | 10 | −12 | 26 | |
8 | Chittagong Abahani Limited | 24 | 5 | 10 | 9 | −4 | 25 | |
9 | Mohammedan Sporting Club Limited Dhaka | 24 | 6 | 7 | 11 | −9 | 25 | |
10 | Rahmatganj Muslim Friends Society | 24 | 4 | 10 | 10 | −19 | 22 | |
11 | Brothers Union | 24 | 5 | 6 | 13 | −21 | 21 | |
12 | Nofel Sporting Club(※③) | 24 | 5 | 5 | 14 | −19 | 20 | 2019~2020シーズンのバングラデシュ2部リーグに降格 |
13 | Team Bangladesh Jute Mills Corporetion (※③) | 24 | 2 | 5 | 17 | −22 | 11 |
※各クラブ、ホーム&アウェイの全24試合。
※①:優勝したBashundhara Kingsには、2020年シーズンAFCカップの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。
※②:第2位のAbahani Limited Dhakaは、2018年シーズンの国内カップ戦(2018 Bangladesh Federation Cup)で優勝したため、2020年シーズンAFCカップの予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。
※③:第12位と13位のNofel Sporting ClubとTeam Bangladesh Jute Mills Corporetionは2019~2020シーズンのバングラデシュ2部リーグに自動降格しました。
まとめ
今回は2018~2019年シーズンのバングラデシュ1部リーグについて解説しました。
アジア枠も新設されたバングラデシュリーグ。日本人選手にとってチャンスの多い国の1つだと言えます。
このブログを読んで少しでもバングラデシュのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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