【タイ1部リーグ】2019年シーズンタイリーグ1

こんにちは、ゆうたです。  

近年、力をつけてきている東南アジアのサッカー。日本ではタイ代表でコンサドーレ札幌所属のチャナティップ選手や横浜Fマリノス所属のティーラトン選手などタイ人選手の活躍もありタイリーグを知っている人はいると思います。

今回は、そのタイ1部リーグの2019年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ

2019年シーズンのタイ1部リーグはタイ全土から16クラブが参加しています。


※Thai League Official Facebook Pageより(参加クラブ一覧)

※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。

Chiangmai F.C.とPTT Rayong F.C.とTrat F.C.が2018年シーズンタイ2部リーグからの昇格クラブです。


※WONDER THAI LEAGUE WORLD Official Youtubeより(月間トップ10ゴール)

外国籍選手枠

2019年シーズンのタイ1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠7人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手3人)
出場枠7人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手3人)

2018年シーズンまでは、登録・出場枠共に5人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人+東南アジア枠の選手1人)でしたが、2018年シーズンから新たに東南アジア枠が2枠増設されています。

外国籍選手枠の編成

2019年シーズン終了時のタイ1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ 1 2 3 アジア 東南アジア1 東南アジア2 東南アジア3 退団した選手
Bangkok United F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇸🇻 🇧🇭 🇵🇭     🇯🇵      
Buriram United F.C. 🇳🇱 🇸🇪 🇻🇪 🇯🇵 🇵🇭 🇵🇭   🇧🇷 🇲🇱 🇻🇳 🇵🇭
Chainat Hornbill F.C. 🇧🇷 🇦🇺 🇯🇵 🇯🇵 🇵🇭 🇵🇭 🇱🇦 🇳🇱 🇪🇸    
Chiangmai F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇫       🇧🇷      
Chiangrai United F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷              
Chonburi F.C. 🇧🇷 🇧🇷   🇰🇷 🇲🇲 🇵🇭 🇵🇭 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷 🇲🇲
Muangthong United F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷 🇲🇲 🇻🇳 🇵🇭 🇲🇰      
Nakhon Ratchasima F.C. 🇧🇷 🇨🇮 🇨🇮 🇰🇷 🇵🇭            
Port F.C. 🇧🇷 🇵🇦 🇪🇸 🇰🇷 🇵🇭     🇲🇪 🇪🇸    
PT Prachuap F.C. 🇧🇷 🇫🇷 🇲🇪 🇺🇿       🇧🇷 🇧🇷    
PTT Rayong F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇨🇷 🇰🇷 🇮🇩     🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿      
RatchaburiMitr Phol F.C. 🇨🇮 🇨🇮 🇲🇶 🇰🇷 🇵🇭 🇵🇭 🇵🇭 🇧🇷 🇰🇷 🇲🇲  
Samut Prakan City F.C. 🇧🇷 🇸🇮 🇰🇷 🇰🇷 🇲🇲     🇧🇷 🇰🇷    
Sukhothai F.C. 🇨🇩 🇲🇬 🇸🇻 🇰🇷 🇵🇭 🇵🇭 🇮🇩 🇲🇪 🇲🇾    
Suphanburi F.C. 🇧🇷 🇧🇷 🇮🇱 🇰🇷 🇵🇭 🇵🇭   🇧🇷 🇧🇷 🇵🇭  
Trat F.C. 🇨🇮 🇬🇳 🇳🇬 🇯🇵 🇸🇬     🇲🇾      

※肌色の背景はシーズン途中(開幕後の前期もしくは後期の移籍期間)に加入した選手です。
※薄緑色の背景はシーズン途中に国内移籍(同国リーグの他クラブに移籍)した選手です。

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

タイ1部では、ブラジルが22人で1番多くなっています。東南アジア枠の関係もありフィリピンが17人と2番目に多く、その次が韓国が11人となっています。

日本国籍選手一覧

細貝 萌(ホソガイ ハジメ)選手【MF】、1986年生まれ

 
 
 
 
 
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※細貝選手のInstagramより
Buriram United F.C.所属。元日本代表。高校卒業後、日本のJリーグの浦和レッズで活躍後、ドイツリーグとトルコリーグでプレーし、帰国し柏レイソルに加入しました。2019年シーズンにBuriram United F.C.に移籍し、シーズン終了までプレーしました。

村上一樹(ムラカミ カズキ)選手【DF】、1987年生まれ

Chainat Hornbill F.C.所属。広島大学卒業後、日本のJリーグのFC岐阜で3シーズンプレー後、2013年からタイリーグでプレーしています。2019年シーズンにChainat Hornbill F.C.に移籍し、シーズン終了までプレーしました。

苅部 隆太郎(カルべ リュウタロウ)選手【MF】、1992年生まれ

 
 
 
 
 
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※苅部選手のInstagramより
Chainat Hornbill F.C.所属。明治大学を卒業後、日本のJリーグのFC岐阜、インドネシアリーグ、ベトナムリーグ、マレーシリーグでのプレー経験があります。2019年シーズンの後期から加入し、シーズン終了までプレーしました。

馬場 悠企(バンバ ユウキ)選手【MF】、1986年生まれ

 
 
 
 
 
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※馬場選手のInstagramより
Trat F.C.所属。京都産業大学を卒業後、当時JFLのSAGAWA SHIGA FCでプレー後、2012年シーズンからタイリーグでプレーしています。2019年シーズンは、後期からTrat F.C.(前期はタイリーグ2部のBG Pathum United Football Clubに所属しプレー)に加入し、シーズン終了までプレーしました。

ハーフナー・マイク選手【FW】、1987年生まれ

 
 
 
 
 
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※ハーフナー選手のInstagramより
2019年シーズンの前期のみBangkok United F.C.に在籍。日本のJリーグの横浜F・マリノス、アビスパ福岡、サガン鳥栖、ヴァンフォーレ甲府で活躍後、オランダリーグ、スペインリーグ、フィンランドリーグでプレーし、日本に帰国しヴィッセル神戸とベガルタ仙台にも在籍しました。2019年シーズンのはじめにBangkok United F.C.に加入し前期のみプレーしました。※リーグ終了時までタイ1部リーグでプレーしていないため、外国籍選手枠の編成でカウントしていません。

佐藤 大介(サトウ ダイスケ)選手【DF】、1994年生まれ

 
 
 
 
 
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※佐藤選手のInstagramより
Muangthong United F.C.所属。2014年に仙台大学からフィリピンリーグのクラブに移籍し、その後ルーマニア、デンマークでプレーし2019年シーズンからMuangthong United F.C.で1シーズンプレーしました。※フィリピン国籍で登録されている日本国籍も持つ選手なため外国籍選手枠の編成でカウントしていません。

順位表

2019年シーズンのタイ1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Chiangrai United F.C.(※①) 30 16 10 4 +25 58 2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの本戦への出場権
2 Buriram United F.C.(※②) 30 16 10 4 +26 58 2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選2回戦への出場権
3 Port F.C.(※②) 30 15 8 7 +19 53
4 Bangkok United F.C. 30 13 11 6 +23 50  
5 Muangthong United F.C. 30 14 4 12 +3 46
6 Samut Prakan City F.C. 30 12 7 11 −6 43
7 Chonburi F.C. 30 11 7 12 −2 40
8 RatchaburiMitr Phol F.C. 30 10 8 12 0 38
9 PT Prachuap F.C. 30 9 10 11 −12 37
10 Trat F.C. 30 9 8 13 0 35
11 PTT Rayong F.C.(※③) 30 9 8 13 −13 35 2019年シーズン終了後にクラブを解散
12 Sukhothai F.C. 30 6 16 8 0 34  
13 Nakhon Ratchasima F.C. 30 9 7 14 −6 34
14 Suphanburi F.C. 30 7 11 12 −15 32
15 Chainat Hornbill F.C.(※④) 30 8 6 16 −19 30 2020シーズンのタイ2部リーグに降格
16 Chiangmai F.C.(※④) 30 7 7 16 −23 28
※各クラブ、ホーム&アウェイの全30試合。

※①:優勝したChiangrai United F.C.には、2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの本戦(グループステージ)への出場権が与えられます。

※②第2位のBuriram United F.Cと第3位のPort F.C.(2019年シーズンの国内カップ戦(Thai FA Cup)で優勝)は、2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選2回戦への出場権が与えられます。

※③:第11位のPTT Rayong F.C.は、2019年シーズン終了後にクラブを解散することを発表しました。

※④:第15位のChainat Hornbill F.C.と第16位のChiangmai F.C.は2020シーズンのタイ2部リーグに自動降格しました。

まとめ

今回は2019年シーズンのタイ1部リーグについて解説しました。

2010年代から急激に挑戦する日本国籍選手が増えたタイリーグですが、近年1部リーグでプレーする選手は減少傾向にあります。それでもタイリーグでの日本国籍選手の需要は高く、2部リーグ以下(3、4部含む)では多くプレーしています。そんなタイリーグから今後も活躍する選手が増えてくると個人的には思っています。

このブログを読んで少しでもタイのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【タイ1部リーグ】2020~2021年シーズンタイリーグ1

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