こんにちは、ゆうたです。
「東南アジア最後の桃源郷」と言われている東南アジアの小国ラオス。そんなラオスにもサッカーリーグが存在します。
今回は、そのラオス1部リーグの2022年シーズンについて解説していきます。
参加クラブ
※Lao League 1 ລາວລີກ 1 Official Facebook Pageより(参加クラブ一覧)
2022年シーズンのラオス1部リーグは全国リーグとなっており、ラオス全土から以下の7クラブが参加しています。
※クラブ名のリンクから各クラブの公式Facebookページに飛ぶことができます。
Master7 FC、Luangprabang FF、FC Champasakが新しく参戦するクラブです。
外国籍選手枠
2022年シーズンのラオス1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。
登録枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)
ラオス1部リーグは、AFC(アジアサッカー協会)の外国籍選手のルールである”3+1”(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)と同じルールです。
※Lao League Official Youtubeより(Master7 VS Young Elephant | HIGHLIGHTS)
外国籍選手枠の編成
2022年シーズンのラオス1部リーグの各クラブの外国籍選手の編成です。
※あくまで個人的に集めた情報での数字です。
クラブ | 1 | 2 | 3 | アジア | 退団した選手 |
---|---|---|---|---|---|
Lao Army FC | |||||
Ezra FC | 🇬🇺(🇯🇵) | 🇯🇵 | |||
Viengchanh FC | 🇳🇬 | 🇸🇱 | 🇨🇲 | ||
Young Elephants FC | 🇧🇷 | 🇲🇲 | 🇯🇵 | 🇯🇵 | 🇯🇵🇯🇵 |
Master7 FC | 🇲🇱 | 🇯🇵 | 🇧🇷🇸🇱🇳🇬 | ||
Luangprabang FF | 🇱🇷 | 🇯🇵 | |||
FC Champasak |
・地域別外国籍選手数
地域 | 国 |
---|---|
アジア(7) | 🇯🇵日本(5),🇲🇲ミャンマー(1),🇬🇺グアム(1) |
アフリカ(5) | 🇳🇬ナイジェリア(1),🇲🇱マリ(1),🇱🇷リベリア(1),🇸🇱シエラレオネ(1),🇨🇲カメルーン(1) |
北中米(0) | |
南米(1) | 🇧🇷ブラジル(1) |
ヨーロッパ(0) |
※退団した選手は含んでいません。
日本国籍選手一覧
渡邉 卓矢(ワタナベ タクヤ)選手
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※渡邊選手のInstagramより
ポジション:MF/DF
生年月日:1988年4月11日
経歴:Estudiantes de la plata(アルゼンチン) – JSC Niigata – Sportiva Tsukuba – HBO Tokyo – CMAC UNITED(カンボジア) – Goyo FC(モンゴル) – Selengepress(モンゴル) – Three Star Club(ネパール) – Selengepress(モンゴル) – Samutprakan FC(タイ) – Athletic 220(モンゴル) – Viengchanh FC(ラオス) – Ezra FC(ラオス)
Ezra FC所属。2020年シーズンからViengchanh FCに加入しました。カンボジア、タイ、モンゴル、ネパールでのプレー経験があります。
柳園 良太(ヤナギゾノ リョウタ)選手
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※柳園選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1996年4月12日生まれ
経歴:西武台高校 – 東京国際大学 – FCViktoria Arnoldsweiler(ドイツ) – SV Rott(ドイツ) – YSCC横浜 – Young Elephants FC(ラオス)
Young Elephants FC所属。
村田 勝利(ムラタ ショウリ)選手
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※村田選手のInstagramより
ポジション:MF
生年月日:1993年9月4日生まれ
経歴:桐光学園高校 -関東学院大学 – HBO東京 – Lao Toyota FC(ラオス) – Athletic 220 FC(モンゴル) – Yangon United FC(ミャンマー) – Persiraja Banda Aceh(インドネシア) – Young Elephants FC(ラオス)
Young Elephants FC所属(後期のみ)。関東学院大学を卒業後、ラオス、モンゴル、ミャンマー、インドネシアでプレーし2022年からラオスに戻ってプレーしています。
石川 令(イシカワ レイ)選手
ポジション:MF
生年月日:1987年2月10日生まれ
経歴:Club Atlético Argentino de Rosario(アルゼンチン) – UD Tegueste(スペイン) – North York Astros(カナダ) – FK Jelgava(ラトビア) – SV Rot-Weiß Hadamar(ドイツ) – Lamphun Warriors FC(タイ) – Kamphaengphet FC(タイ) – Phetchaburi FC(タイ)- Lamphun Warriors FC(タイ) – Nan FC(タイ) – Luang Prabang United(ラオス) – Khaan Khuns-Erchim(モンゴル) – Luang Prabang FC(ラオス)
Luang Prabang FC(後期)所属。
鮎川 幸浩(アユカワ ユキヒロ)選手
ポジション:FW
生年月日:1998年9月18日生まれ
経歴:大宮工業高校 – 東洋大学 – Master7 FC(ラオス)
Master7 FC(後期)所属。
伊藤 匠(イトウ タクミ)選手
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※伊藤選手のInstagramより
ポジション:DF
生年月日:2000年2月3日生まれ
経歴:Rovers FC(グアム) – Islanders FC(グアム) – 市川SC – Ezra FC(ラオス)
Ezra FC所属。
※グアム代表経験があるため、グアム国籍として登録されています。
※以下前期のみ在籍
岩橋 聡志(イワハシ サトシ)選手
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※岩橋選手のInstagramより
ポジション:FW
生年月日:1995年9月2日生まれ
経歴:長崎日大高校 – 城西国際大学 – St.patricks CYFC(アイルランド) – Khangarid FC(モンゴル) – Athletic 220 FC(モンゴル) – Young Elephants FC(ラオス)
Young Elephants FC所属(前期のみ)。城西国際大学を卒業後、アイルランド、モンゴルでプレーし、2022年からラオスでプレーしています。
戸張 雅也(トバリ マサヤ)選手
ポジション:MF
生年月日:1997年9月2日生まれ
経歴:Taiwan Steel FC(台湾) – Khangarid FC(モンゴル)
Young Elephants FC所属(前期のみ)。
順位表
2022年シーズンのラオス1部リーグの最終順位です。
順位 | クラブ | 試合 | 勝ち | 引分 | 負け | 得失 | 勝点 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Young Elephants FC | 18 | 13 | 5 | 0 | +32 | 44 | 2023-24年シーズンAFCカップの予選への出場権 |
2 | Master7 FC | 18 | 9 | 6 | 3 | +14 | 33 | |
3 | Ezra FC | 18 | 8 | 5 | 5 | +4 | 29 | |
4 | Lao Army FC | 18 | 5 | 4 | 9 | -6 | 19 | |
5 | Luangprabang FF | 18 | 5 | 4 | 9 | -4 | 19 | |
6 | Viengchanh FC | 18 | 3 | 6 | 9 | −27 | 15 | |
7 | FC Champasak | 18 | 3 | 4 | 11 | -13 | 13 |
※各クラブ、ホーム&アウェイ1周ともう半周の全18試合。
※①:優勝したYoung Elephants FCは、2023-24年シーズンAFCカップの予選(プレーオフ)への出場権が与えられます。
まとめ
今回は2022年シーズンのラオス1部リーグについて解説しました。
2018年に一度ラオスに訪れたことがありますが、街も人も穏やかで住みやすそうだなーと思っています。笑
毎シーズン日本国籍選手も多くプレーしており、2部リーグも外国籍選手がプレー可能なため、プロ経歴のない選手にはチャンスの多くあるリーグだと個人的には感じています。
このブログを読んで少しでもラオスのサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。
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