【香港1部リーグ】2018~2019年シーズン香港プレミアリーグ

こんにちは、ゆうたです。

みなさんも香港の100万ドルの夜景と1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。華やかな街のイメージが強い香港にもサッカーリーグが存在します。

今回はそんな香港1部リーグの2018~2019年シーズンについて解説していきます。

参加クラブ


※Hong Kong premier league official Facebook pageより(2018~2019年シーズンの開幕戦の対戦カード)

2018~2019年シーズンの香港1部リーグは全国リーグとなっており、香港全土から以下の10クラブが参加しています。※英語表記で記載(()内は中国語のクラブ名)しています。

Hoi King SAは、2017~2018年シーズンの香港2部リーグ(First Division)から昇格してきました。 R&Fは、中国スーパーリーグ(1部)に参加しているGuangzhou R&F Football Clubのサテライトチームとして香港1部リーグに参加しています。


※Kitchee SC Official Youtubeより(対Hong Kong Pegasas FC戦のハイライト)

外国籍選手枠

2018~2019年シーズンの香港1部リーグの外国籍選手枠は、以下の通りです。

登録枠6人(一般外国籍の選手5人+アジア枠の選手1人)

出場枠4人(一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人)

*出場枠は4人ですが、外国籍選手同士の交代(しかし、ピッチ上でプレーできるのは一般外国籍の選手3人+アジア枠の選手1人のルール)は可能なので残りの2人もベンチ入りすることができます。

R&Fは国外からの参加クラブで中国国籍の選手も多く在籍し一般外国籍の選手は3人のみの登録と出場が可能です。これに加え、少なくとも8人の香港国籍の選手を登録し、少なくとも3人の香港国籍の選手をピッチ上に起用しないといけないルールになっています。

外国籍選手枠の編成

2018~2019年シーズンの香港1部リーグの外国籍選手枠の編成です。

※あくまで個人的に集めた情報での数字です。

クラブ  1  2  3  4  5 アジア 退団した選手
Dreams FC 🇦🇷 🇧🇷 🇪🇸 🇪🇸 🇪🇸 🇯🇵 🇪🇸 🇰🇷    
Eastern Long Lions Football Team 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇵🇹 🇪🇸 🇪🇸 🇯🇵    
Hoi King SA 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷 🇰🇷    
Hong Kong Pegasus FC 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇬 🇨🇲 🇯🇵 🇧🇷 🇦🇺    
Kitchee SC 🇧🇷 🇧🇷 🇭🇷 🇭🇺 🇺🇸 🇦🇺 🇧🇷 🇲🇱 🇰🇷 🇰🇷
Lee Man FC 🇧🇷 🇫🇷 🇰🇷 🇪🇸 🇺🇦 🇹🇼 🇧🇷 🇧🇷 🇳🇱  
Southern District FC 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇷🇸 🇷🇸 🇵🇰
Tai Po FC 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇦🇺 🇧🇷      
Yuen Long FC 🇧🇷 🇧🇷 🇧🇷 🇹🇼
R&F 🇧🇷 🇭🇷 🇨🇮

※シーズン終了時に在籍していた選手一覧のため、退団した選手は含んでいません。

2018~2019年シーズンの香港リーグはブラジル国籍が25で一番多くなっています。東南アジアのリーグだとブリジル国籍の次にアジア系やアフリカ系の国籍の選手が多くなっていますが、香港ではヨーロッパ系の国籍の選手が多く在籍しているのもこのリーグの特徴と言えます。

日本国籍選手一覧

川瀬 浩太(カワセ コウタ)選手【DF】、1992年生まれ

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※川瀬選手のInstagramより

Dreams FC所属。拓殖大学を卒業後、オーストラリア、フィリピン、マレーシアでプレーし、2019年シーズンの後期からDreams FCに移籍し、シーズン終了までプレーしました。

佐々木 周(ササキ シュウ)選手【FW/MF】、1991年生まれ

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※佐々木選手のInstagramより

Pegasus FC所属。関西大学を卒業後、オーストラリア、フィリピンでプレーし、2017~2018年シーズンの後期からRangers Football Clubに移籍し、2018~2019年シーズンからPegasus FC所属しています。

井川 祐輔(イガワ ユウスケ)選手、【DF】、1982年生まれ

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※井川選手のInstagramより

2019年シーズンの前期のみEastern Sports Clubに在籍。日本のJリーグのガンバ大阪ユースからトップチームに昇格し、その後サンフレッチェ広島、名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレーしました。2017~2018年シーズンの後期からEastern Sports Clubに完全移籍しました。※リーグ終了時まで香港1部リーグでプレーしていないため、外国籍選手枠の編成でカウントしていません。

中村 祐人(ナカムラ ユウト)選手【FW】、1987年生まれ

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※中村選手のInstagramより

Kitchee SC所属。青山学院大学卒業後、香港に渡りハーフシーズンプレー後、ポルトガルリーグで1シーズンプレーしました。その後香港リーグに復帰し、プレーし続けています。2018年10月には香港のパスポートを取得し、香港代表でもプレーしています。※香港国籍で登録されている日本国籍も持つ選手なため外国籍選手枠の編成でカウントしていません。

順位表

2018~2019年シーズンの香港1部リーグの最終順位は以下の通りです。

順位 クラブ 試合 勝ち 引分 負け 得失 勝点 備考欄
1 Tai Po FC(※①) 18 12 5 1 +21 41 2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選2回戦への出場権
2 R&F 18 11 3 4 +25 36
3 Southern District FC 18 9 5 4 +6 32
4 Kitchee SC(※②) 18 9 5 4 +24 32 2020年シーズンAFCカップの予選への出場権
5 Eastern Long Lions Football Team 18 8 7 3 +17 31
6 Hong Kong Pegasus FC 18 6 4 8 +1 22
7 Yuen Long FC 18 4 6 8 −1 18
8 Dreams FC(※③) 18 4 4 10 −24 16 2020シーズンの香港2部リーグに降格
9 Lee Man FC 18 2 5 11 −24 11
10 Hoi King SA(※③) 18 2 2 14 −45 8 2020シーズンの香港2部リーグに降格

※各クラブ、ホーム&アウェイの全18試合。

※①:優勝したTai Po FCには、2020年シーズンAFCチャンピオンズリーグの予選2回戦への出場権(敗退した場合、2020年シーズンAFCカップのグループステージに出場)が与えられます。

※②:第4位のKitchee SCは、2018~2019年シーズンの国内カップ戦(2018~2019 Hong Kong FA Cup)で優勝したため、2020年シーズンAFCカップの予選(プレーオフラウンド)への出場権が与えられます。

※③:第8位のDreams FCと10位のHoi King SAは2020シーズンの香港2部リーグに自動降格しました。Dreams FCは、資金不足のため。

まとめ

今回は2018~2019年シーズンの香港1部リーグについて解説しました。

2012年から3シーズン日本のJリーグの横浜FCが運営権を持つクラブ(現在も香港2部リーグでクラブは存続している)があった影響もあり今まで30人以上の日本国籍選手がプレーしてきた香港リーグ。

このブログを読んで少しでも香港のサッカーに興味を持っていただけると嬉しいです。

【香港1部リーグ】2019~2020年シーズン香港プレミアリーグ

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